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継続した支援する気持ち

7月某日
古民家再生IBUKIプロジェクトにたくさんの支援をしてくださっているT.T.C株式会社の豊田社長さまと鹿島建設の古川部長さまがIBUKIの建物を見に来てくださいました。

豊田社長は何度も大原浜まで足を運んでくださっていて、IBUKIの応援をしてくださっています。

『だいぶ進んでるじゃないですか~^^』と豊田社長。
実際に観て、支援してくださっているからこそわかること。
鹿島建設の方も『こんな天窓は珍しい。良い明かりが入るなぁ。』と仰っていました。

また、頭上の壁に貼られた“東日本大震災津波到達点”の張り紙を見て絶句しておられましたが
『IBUKIは津波を被っているけれど、津波の恐ろしさを引きずって食事してほしくないんです。
楽しく、美味しい食事を楽しんでもらいたい。だからここには絵を描く予定です。
津波がここまで来たっていうのは消えない事実だけれど、ここは笑顔を生み出す場所にしたいんです!』とIBUKIスタッフ堀越。みなさんの顔の緊張が緩んだ瞬間でした。

支援して、また見に来て、被災地の“今”を知る。
そして『もうちょっと支援が必要だな~。でも、もうちょっとなんで、頑張りましょうね^^』と言ってくださいました。

出来上がったデッキから見える海。
ただ、海沿いには高い防潮堤が出来るのが決まっていて今見えているきれいな景色に壁ができ、海が見える面積がかなり少なくなってしまいます。
『人々の安全が一番。だけど、この景色が隠れてしまうなんてもったいないですね』と話しながら町の復興状況なども詳しく聞いておられました。

『完成したらこのデッキでみんなで美味しいビール飲みましょう!』とうれしいお言葉をいただき、
支援する側と支援していただき実行する側がひとつになった気がしました。

支援すること。
そして継続すること。

実際に目で見てもらうことはやはり大切だと感じました。

T.T.C株式会社 豊田社長、鹿島建設のみなさま、ありがとうございました!

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