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ネパールの様子(助さんからの報告⑥)

カトマンズの南、古都パダンの被災地を訪ね被災した知り合い家族を訪ね話を伺う。
市内から30分程の道のりだが、途中には1メートル近い断層のずれ込みがあり、渋滞する。

 
パダンでは、パキスタン軍の支援チームが残り活動中、14~17世紀に建てられた見事な建造物に被害があり、観光客の姿は無い。


古い街並みダルバール広場の奥に暮らしていた方々に聞くと「崩れかけた家から荷物を出すのも倒壊しそうで怖く、何も出せていない…雑魚寝暮らしで夜は蚊に悩ませられる…」と不安顔。

 

 
政府から家を無くした方々や遺族に支援金が出されるというがいつになるのだろうか…と少し寄付を手渡し街を離れた…

カトマンズ街中の避難所へ…
多くの団体が郊外への支援に走る中、街中の被災地の現状を伺いに避難所を歩いた。やはり、地方へ帰る家も無く、仕事はカトマンズで離れることが出来ず、行く場所も無く、この避難所へ残っている方がいる。

仕事場へ行って、テントを留守にすると取られてしまうという不安もあり、先が見えないという。一応、炊き出しは宗教団体が先日まで一日1回だったが、2回となり、何も無くてもなんとか暮らせるという。
「出来れば、レンガや瓦礫に埋もれた場所から大切なものを掘り出したいと思うけど、誰に頼んでいいの・・・」と悲しそう。

こちらは、カトマンズより40キロ程のシンドゥパルチョーク県の小さな集落を支援する予定で準備しているが、この依頼のあった集落手前に7つの集落があり、何も支援物資配布せずに通ることはできないこともあり、急遽その世帯や人口、被災現状を調べてもらった。

 

その結果、明日出発予定だった部隊の対象世帯が約400戸となり、追加物資の調達や小分け作業の準備が必要となり、今日もお米などの仕入れに向かう。
●30キロ(1400ルピー)と5キロ袋の合計を約8トン、他に砂糖や塩、ダル(豆)、石けん、シートなど

週末には、この被災エリアに医療班と共に入り、13日頃よりゴルカ地区の3000mエリアに避難している2500人の支援で入ります。こちらは、バスで8時間、歩いて2日間という場所へ大型トラックの物資をどのように運び上げるのか大変そうだ・・・(標高差1600m)

助さんのfacebookから転記

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子供たちの笑顔が絶えませんように…。
天気が不安定になる季節ですので少し心配です。(G)

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