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【OPEN JAPAN の仲間たち】OPEN JAPAN BOOMERANG vol.5

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OPEN JAPAN BOOMERANG vol.5 【OPEN JAPANの仲間たち】2016年1月5日
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明けましておめでとうございます。
OPEN JAPANのタケです。
昨年は、緊急支援ではネパール地震、関東東北豪雨があり、カーシェアリング
では復興住宅で自然エネルギーを活用した取り組みがありと激動の一年では
ありましたが、様々な方々の協力の元、取り組みを推進していくことができました。
心より御礼申し上げます。
今年は、昨年から続く取り組みを進めながら、ついにIBUKIがOPENに
向けて取り組みを進めてまいります。

実に1年半ぶりとなってしまったメールニュースですが、各プロジェクト
の近況を各担当者からお知らせしたいと思います。

長文となりますが、最後にご案内したいこともありますのでどうか
ご一読くださいますようよろしくお願いします。

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<古民家再生IBUKI プロジェクト:Bubb(對馬達)>

今春のオープンを目指して工事は進んでいます。
年末には建屋にサッシや扉も取り付けられ、内部の壁も漆喰の下塗りが終わり、
年明けから仕上げに入ります。

ただ、母屋を津波の引き波から守った蔵は、なんとか残そうと検討を
続けてきたのですが、安全性などを慎重に考え解体することになりました。

牡鹿半島に人の流れを作る古民家再生IBUKIプロジェクトOPENに向けて
あと一歩のところまで来ています。
それには、まだ少しご支援が必要な状況です。

引き続き皆さんのご支援とご協力をお願いいたします。

<子ども保養キャンプ・緊急支援:助(吉村誠司)>

◆子ども保養キャンプ
昨年は、福島県からの保養キャンプを行っている「SEEDS OF HOPE」
青山さん(災害時では重機ボラ)と連携して、春休みは子ども達を沖縄県へ6日間、
秋には助さんの地元野尻湖畔に30名近い親子を招待し、湖水浴やカヌー、ヨット、
そしてハイキングのキャンプ!
石巻からの子ども達も7回目のキャンプを夏休みに行いました!思いっきり、
外で遊べる一時をまた今年も行います!!

◆ネパール大震災支援!
2015年4月25日に発生したネパール大震災では、直後より吉村が
多くの方々と連携して食料やシートなどの救援物資を山岳被災地へ届け、
3回の訪問では、物資支援の他に鍵盤ハーモニカ演奏や寄贈、折り紙や
お絵かきなど、子どもトラウマケア活動なども行っています!
また、副代表の肥田(ひーさん)は長期支援として現地に3ヶ月近く滞在し、
山岳被災地での長期支援やカトマンズ周辺の被災地でコミュニティセンター
やエコトイレ作りなど、旅人や地元ボラと連携しての村おこし活動を
行っています!長期支援へ、どうぞご協力よろしくお願いいたします!

◆台風18号豪雨災害~栃木県編
今回の豪雨災害では、オープンジャパンでは、3箇所に分かれて、代表の吉澤や
カヌークラブ阿部は宮城県の大崎市周辺へ、吉村助さんは鹿沼市へ、肥田は常総市
で支援活動を開始。吉村は、ダンプに重機を載せて、子ども達の天然アイススケート場
田んぼを埋め尽くした土砂崩れ現場での支援や住宅地に流れ込んだ土砂撤去活動を担当。

常総市では、肥田が鬼怒川決壊箇所近くの自治会と連携して、エリアを担当させて
いただき数千人のボラコーディネーター・・・、詳しくは、肥田にバトンタッチです! 

<緊急支援:ひーさー(肥田浩)>

助さんからの報告にあった通り、ネパールでは約3ヵ月滞在する中で
支援物資、学校建設、ボランティアバスの運営といった日本からの支援と
現場との橋渡しを行いました。
また、支援のための情報共有スペース作りや『子ども環境クラブ』の
立ち上げや『エコ公衆トイレ』といった環境に配慮した社会で
再建するための様々なプロジェクトを山岳のラプラックと
都市近郊のブンガマティの2つの村で現地の方々と取り組みました。

ネパール帰国後はすぐに鬼怒川決壊現場の常総市にて活動を開始し
上三坂地区、沖三坂地区、若宮戸地区の3か所でボランティアセンター
サテライトの立ち上げと運営を行い、集まるボランティアの方々と
現場とのコーディネートを行いながら泥出しや床や壁剥がしの対応や支援物資を
届ける等の活動を行いました。

また、被災ゴミが街にあふれ大きな問題となった常総市でゴミ回収プロジェクトや
後回しにされて手つかずの状態の続いた田畑復旧のための田んぼクリーン
プロジェクトを様々な協働の下、展開しながら、常総市市長をはじめとする
地元行政へ各種提言を行い、現場と行政の間の調整等も行いました。

今後は、地元NPOの運営サポートや地元ボランティアの育成コーディネート
を行いながら、地元の方々が継続した活動を行うためのサポートをもう少しの間
常総市にて行い、その後、状況をみて再度ネパールに向かうことができればと
思っております。

昨年は、次々と現場が重なり、報告会などをしっかり行えませんでした。
今年は、私が経験したこと感じたこと等伝えることもしていきたいと思っております。
お声をかけてくだされば、日本中どこでもお話しに伺いたいと思っています。

<カーシェアリング・『3月10日』制作室・8.6 One Night:タケ(吉澤武彦)>

◆カーシェアリング
昨年6月に吉野町復興公営住宅に太陽光発電で電気自動車を
充電するシステムを導入し、産官学民連携で石巻発の
『コミュニティ・カーシェアリング』モデル化に向けて
取り組む事業に取りかかりました。

詳しい近況についてはコチラ
http://japan-csa.seesaa.net/article/432002466.html

関東東北豪雨の際には、被災翌日に駆けつけ古川市・大和町・
栗原市ではのべ25世帯に無料で車を貸出し涙ながらに喜ばれました。
常総市では地元NPOのコモンズを通して8台の車を貸出し、
カーシェアリングや外出支援、その他災害支援活動のための活動車
として活用いただきました。

その時の詳しくは状況はコチラ
http://japan-csa.seesaa.net/article/426172473.html

今年は、このモデル化を進めつつ、生活再建や地域コミュニティ
の活動のための車の貸出し、石巻へ移住される方々等のサポート
等にも力を入れ、更に車を活用した地域貢献を追求していきます。

活動に使用する軽自動車と7人乗り以上の大型車募集中です。

◆『3月10日』制作室
双葉町の営みを自分史で残していく『3月10日』制作室では3名の方の
自分史が完成しました。時間と労力のかかるプロジェクト故、
時間がかかりますが、ご本人にとっても、ご家族にとっても、そして、
歴史的な資料としても貴重なものとなる故に、できる限り取り組んで
いきたいと思います。

◆8.6 One Pi:ce
被爆証言を福岡県星野村にある『原爆の火』を灯しながら若い人達の
手で記録編集し、伝え残していくプロジェクト。今年は石巻の専修大学(舛井ゼミ)
と川崎の専修大(福富ゼミ)の学生達が利府町(宮城県)と横浜で取り組んで
くれました。DVDは完成し、地元の平和教育への活用に向けて現在進めています。

** 最後に **

1年前の今日、OPEN JAPANの創設者であり、我々の師でもある
バウさん(山田和尚氏)が旅立たれました。

バウさんから遺言で預かった最後に伝えたかったことをまとめた冊子
「バウの道中記 ~『チベットの死者の書』49日間の物語~」
様々なご協力の元、発行から約1ヶ月で完売したのですが、
本日、若干の修正を加え増刷致します。

ぜひ下記よりお申込みいただき手に取っていただければと思います。
http://openjapan.net/more/bowbook
※死後4日目の内容までサンプルでご確認いただけます。
※お届けは、1月中旬以降になる予定です。

ダライ・ラマ法王にメッセージをいただくために有志の方々にご協力
いただき完成した英訳版も公開しました。
http://openjapan.net/wp-content/uploads/473b7fd2852c0a4191f828239101ae3b.pdf

年末にバウさんの資料を整理していた時、OPEN JAPANとして活動を
始めたころの資料が出てきました。
最後にそこの冒頭に書かれていたバウさんからのメッセージを、
このメールを読むOPEN JAPANの仲間たちに捧げます。

**

OPEN JAPANの仲間たち

阪神大震災から5年を超える歳月が過ぎました。
私たちは、たくさんのプロジェクトを展開していくなかで
感性という同じアンテナを持ち合わせた、多くの『仲間たち』を
見つけ出しました。
そこには、数限りない人たちの愛すべき姿がありました

何かを求めつつ、答えを得ることができなかった人たちが、
社会通念、常識と呼ばれる大きな壁と、週間、価値観と呼ばれる
固い殻を自らの力で破り、その先に現れた『人を助けるという生き方』
に目覚め、激動する時代の中で、かぞえきれないほどの感動のドラマを
創りながら、進化の階段を登り始めたのです。
そして今、私たちは大きな踊り場にたどり着きました。
たどり着いた踊り場には、驚きがありました。
そこには、ひと目みただけで目覚めた仲間とわかる人たちが、
目を輝かせ、次の世界をつくろうと集まり始めていたのです。
いろんな方向から、いろんな方法で、いろんな思いをこめて、
自分で組み立てた手作りの階段を、登りつめてきた人たちばかりです。
そして、そこに集まる人たちが、思いをひとつに言い出しました。
「この星が いとおしくてたまらない」
こうしてOPEN JAPANのプロジェクトが動きはじめました。

(中略)

OPEN JAPAN の概念の特徴は、日本の地を世界の雛形として『こころ』と
『ビジョン』の共有をはかり、増幅と具現化をさせようとするプロジェクトです。
これから日本各地に生まれる参画者が、それぞれの分野で分科会を立ち上げ、
幼児から有識者までの、広範囲なビジョンを集めて、新しい自分たちを、
新しい日本を、新しい世界を、新しい未来を作るシンポジウムを始めます。

(中略)

未来をつくるビジョンは、あなたの生活の中から生まれます。私たちは今、
進化という踊り場に立ちました。そして、また新たなる方向へ階段をのぼり
始めようとしています。OPEN JAPAN の概念に、参画、連携して、行動力
溢れる分科会を立ち上げてくださるようお願いいたします。

山田和尚

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今年も共に動きましょう。

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<会計報告(平成26年度)>

http://openjapan.net/wp-content/uploads/99aefe39d8e0d62afe9bc9b049dc5f24.pdf

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<OPEN JAPANへのご支援のお願い>

お振込みいただいた後、支援を希望する活動をメールにて
ご一報いただくか通信欄に記載いただけるとその活動に
活用させていただきます。
特にご指定のない場合はOPEN JAPAN事務局の運営費として
活用させていただきます。

・古民家再生IBUKIプロジェクト
・子ども保養キャンプ
・国内外災害緊急支援
・『3月10日』制作室
・日本カーシェアリング協会
・8.6 One Night

郵便振替口座 02250-5-126661
口座名 一般社団法人 OPEN JAPAN

●他の金融機関から 
店名 二二九(ニニキユウ)店 当座 0126661

<各プロジェクトの支援方法>

ご支援のお願い

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一般社団法人OPEN JAPAN(旧ボランティア支援ベース絆)
配信責任者 吉澤武彦
シ・マムタにおいで(http://www.40010.net)
URL http://openjapan.net/
Email boomerang@openjapan.net
facebook http://www.facebook.com/hirakenippon
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転送・転載・大歓迎です。
ご意見・ご投稿、ダブって送信された場合、配信停止・開始する場合は:
(boomerang@openjapan.net)までご一報ください。
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