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熊本地震からの報告⑪ 4月25日 吉村誠司  草島進一

熊本地震の現場より。
4月25日(月)

吉村誠司

昨夜は、南阿蘇村で住民からの依頼で車両引き出ししている重機隊とーると打ち合わせ。吉村 誠司さんの写真

南阿蘇村立野地区は、地震と土砂崩れ被害でかなり大変とのこと。
早朝、長野の知人からの応援要請があり、西原村へ向かう。
応急危険度判定士が要注意の黄色紙を張った為、ボランティアセンターからの派遣されないから大変です!と作業手伝い。
今、小雨が降り出した熊本県益城町木山で作業開始!

仏壇と思い出を掘り出し依頼です…

吉村 誠司さんの写真

益城町寺迫の文化会館駐車場ベース近くで車中避難して大変そうな家族や母子家庭の方々にコールマン社から寄贈されたテント(マットも含む)をお渡しして、引越し作業中。(3人で寝ている車内は、荷物で一杯)

おばあちゃんも「これで荷物も入れられて、足を伸ばせられます…」と笑顔。
山形県から駆けつけたスターン草島、ヒアリングで駆け回っています…

吉村 誠司さんの写真
吉村 誠司さんの写真
吉村 誠司さんの写真

午前中の作業は、やはり仏壇とアルバム、貴重品掘り出し作業、午後は、隣家が倒壊して車二台が出られなくなった通路を依頼され開ける作業。

「倒壊した家主さんは、行政に撤去お願いしていますが、いつになるか判からなかったので助かります…」

一歩づつ…

吉村 誠司さんの写真
吉村 誠司さんの写真
吉村 誠司さんの写真

吉村 誠司さんの写真


草島進一の報告。

早朝5時。益城町総合体育館。1200名を超える避難者。体育館の中、人が雑魚寝で溢れている。
毛布の下に発砲スチロールの板がはいっているところは進化か。ほとんど仕切りも無い中で暮らされている。
赤ちゃんに乳をあげる母親、お年寄りなど、プライバシーの確保されていない大空間に眠っている。
その外には多数の車が止めてあり、全てではないが車中泊の方の数も多い。

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総合グラウンドには野口健さんらが昨日に張ったテント100〜150位並んでいました。まあ、これはこれでよし。
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激震地である益城町文化会館 周辺を連日その場所で車や貴重品救出作戦を展開している吉村氏より周辺の倒壊家屋の現状と課題を伺いながらニーズをひろっていく。

 

 

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熊本県益城町 激震地のがれきの中、吉村誠司君や黒澤さんらの倒壊家屋から住民の大事なものを掘り出す作業が続いています。なんとかしてほしいと依頼があった中で、ずっと車中泊という方がおられ、その方々にテントに移っていただき、お休みいただきました。

赤ちゃんとお子さんと3人で狭い車中で10日間暮らしておられたというお母さん。山形の鶴岡から来たということをお伝えすると実家が東根ということでビックリ。早速テントを建て、荷物も移動させ、テントへ。子供達は満面の笑顔。これでやっとゆっくり眠れます。と喜んでいただきました。

草島 進一さんの写真
草島 進一さんの写真
草島 進一さんの写真
草島 進一さんの写真
草島 進一さんの写真

同じディスカウント店の軽ワゴンに娘さんと車中泊を続けておられた88歳おばあさん。地震があった後借りていた軽ワゴンでこの10日間あまりをお過ごしになっておられ、本日までよくご無事でという感じでしたが、テントに移られて「これでやっとよく眠れます」と
安堵されておられました。

草島 進一さんの写真
草島 進一さんの写真
草島 進一さんの写真
草島 進一さんの写真

熊本県益城町 このご夫婦も震災来、犬が心配で倒壊家屋のとなりに泊めた軽ワゴンで過ごしておられました。テントに移って「足が伸ばせて眠れる〜と満面の笑顔。大変喜んでいただきました。途中、西原村から緊急依頼を受け20張りテントをとどけました。

草島 進一さんの写真
草島 進一さんの写真
草島 進一さんの写真
草島 進一さんの写真
草島 進一さんの写真
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皆様のおかげさまでOpenjapanテントプロジェクト、10熊本市内、益城町 重機での貴重品救出との協働で4、取りに来てくれた1、緊急要請の西原村20 合計35張りのテントが手渡され、エコノミークラス症候群や、プライバシーのないストレスから被災者を救うことができました。
特に重機、貴重品救出と協働の、赤ちゃんと幼児と車中泊していたお母さん、88歳のお母さんと同居の娘さん、また、車中泊から解放された老夫婦のなんともいえない喜んだお顔に思わず涙でした。
ありがとうございました。
今後、私たちが集めたテントはさらに益城町の貴重品救出と連動、南阿蘇村、避難所外避難者など現地ニーズに合わせて張っていきます。お陰様でまずまずの大成功。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
お陰様でまずまずの大成功。100張り!のテントをご提供いただいたコールマン社をはじめ、現地ハンドリングにご協力いただいたAVN 滝川さん 長さん、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
テントニーズはまだまだあります。改めて募集もしていきたいと思います。

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〈画期的!マッチングペイがはじまりました!〉この度、オープンジャパンの活動を支援して下さっている企業の1つであるKEENが、熊本地震でのオープンジャパンの支援活動への寄付に対し「マッチング・ペイ」を開始しました。マッチングペイとは、みなさまがオープンジャパンにご寄付頂いた金額と同額をKEENがさらに寄付するという仕組みです。ぜひ皆様の気持ち、倍にして被災地へお届けさせて下さい。

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