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熊本支援情報 7月24日〜27日 阿蘇ボランティア支援ベースより

OPENJAPANが現地支援の拠点にしております、
阿蘇ボランティア支援ベースの状況をお知らせいたします。

7月27日(水) No.① 晴れ

【人数】
総勢38名

【活動内容】
地獄温泉の復興作業
◎床下の泥だし
◎荷物の搬出
◎重機による屋外土砂撤去
◎水路の復旧と雨水対策
◎下屋解体前の瓦下ろし

今日はみんなで地獄温泉の復興作業をしました。
昔から南阿蘇の方たちの湯治場として栄えた温泉です。
(以下 清風荘のホームページより引用)
阿蘇五岳の一つ、鳥帽子岳に湧く地獄温泉。
古くから湯治場として栄え、二百年以上を経た今も人々に愛され続けて参りました。
江戸時代には、熊本藩士のみに入浴が許されたという格式もあり、傷ついた体を癒す秘湯として名高い温泉でございます。
地獄温泉 清風荘では、湯船の底から源泉が湧き出す「すずめの湯」をはじめ、「元湯」「新湯」「露天岩風呂」「仇討の湯」5つの湯を堪能していただけます。
それぞれ泉質が少しずつ異なるため、体の具合に合わせてお楽しみください。
また、当宿はあえて改築をせず、明治時代からの佇まいを大切にしております。
古い宿ではありますが、それも歴史を物語る一つの味として、趣きを感じていただけたら幸いでございます。
昔ながらの伝統が息づく落ち着いた空間で、ゆっくりと心身の疲れを癒してくださいませ。

そんな歴史ある清風荘さんが6月の豪雨により土砂災害に遭われました。
床下・床上に土砂が流れ込み、長靴が埋まるほどの土砂が流れ込んだ場所もあります。

これはたくさんの人の力が必要だ!!

ということで声をかけさせていただいて、今日は総勢38名の方に来ていただきました。
今回参加していただいた団体は…
DRT-JAPAN
SEEDS OF HOPE
よいしょ金太郎
よみがえり
BIG UP石巻
災害支援信濃町連絡会
南浜ひまわりプロジェクト
It’s Not Just Mud
YMCA
の方々です。
さらに従業員の方々も来ていただきました。

こちらで今日から3日間、作業をさせていただきます。
しかし3日間では終わりません。
まだまだ時間がかかります。

でも清風荘の方は前を向かれています。
「今回の被害は大変だけど、もう止めようとは思わない」
「頭の中は希望やこうやりたいという思いがいっぱいで、マイナスなことを考える余地がない」
とおっしゃっていました。
それと目標は
「お客様にまた温泉に入っていただき、気持ちいいと笑顔になってもらいたい」
「お手伝いに来てくれるボランティアさんにケガがないこと」
そんな清風荘さんの気持ちに応えられるよう、明日からも安全第一で作業したいと思います。

阿蘇ボランティア支援ベースさんの写真
阿蘇ボランティア支援ベースさんの写真
阿蘇ボランティア支援ベースさんの写真

7月26日(火) 晴れ

【人数】
26名

【活動内容】
◎貴重品取りだし
◎瓦下ろし
◎床下・家周りの土砂撤去

天気予報では、夕方から雨が降るという予報でした。
みんなそれを頭に入れて作業をしていました。
しかし、空が暗くはなったけど雨は降らず…
大丈夫かと思ったら、車で20分ほどのとこで買い出ししてた人から
「こっちはどしゃ降り」
と連絡がありました。
南阿蘇の天気は山と風の気分次第ですね。

◎瓦下ろし
今回もシューターを設置しました。
アパートの屋根でけっこう高いので、今回は中継を入れる作戦。
それぞれが連動してスムーズに下ろすことができました。

阿蘇ボランティア支援ベースさんの写真
阿蘇ボランティア支援ベースさんの写真
阿蘇ボランティア支援ベースさんの写真
阿蘇ボランティア支援ベースさんの写真

7月25日(月) 晴れのち夕立ち

【人数】
15名+南阿蘇ボランティアセンター23名

【活動内容】
◎瓦下ろしの準備
◎土砂の撤去
◎床下の泥出し
◎ごみの分別・運搬

今日はそこまで暑くなく、比較的過ごしやすい一日でした。
ただ夕方に急に空が暗くなり、強い夕立ちが降りました。
夏になりゲリラ豪雨も発生しやすくなってきたので、注意して作業していきたいと思います。

◎床下の泥出し
家の裏から流れてきた土砂の撤去と同時に、床下に流れた泥の撤去も行いました。
この赤瀬地区の土砂撤去や床下の泥出しは被害が大きく、まだまだしばらく続きそうです。
ですが日に日にお父さんの笑顔、そしてどうしていきたいという願望が見えてきて嬉しいです。

阿蘇ボランティア支援ベースさんの写真
阿蘇ボランティア支援ベースさんの写真
阿蘇ボランティア支援ベースさんの写真
阿蘇ボランティア支援ベースさんの写真

7月24日(日)No.1 晴れ

【人数】
18名+南阿蘇ボランティアセンター約70名

【活動内容】
◎仮設訪問
◎瓦下ろしの準備
◎土砂撤去
◎ごみの分別・撤去
◎冷蔵庫の運搬・搬入
◎法面のブルーシート貼り直し
◎引越しに伴うゴミの分別、運搬

本日も夏真っ盛りの南阿蘇でした。
そんな真っ盛りの中集まっていただいたボランティアさんはなんと70名近く!
ただ現場が離れ離れだったので実は100名ほどいらっしゃていたのでは、、、と思うほどでした。
本当すごい事ですよね。

◎仮設訪問
さて本日は阿蘇ボランティアベース初の仮設訪問に行ってきました。
南阿蘇長陽運動公園仮設団地に社協の局長、次長、竹田社協の2人とともに訪問して、石巻から届いたさんまの昆布巻きと牡蠣カレー、ヘッドライトと阿蘇ボランティアベースの自己紹介のチラシを入れたセットをお渡ししました。
56世帯に訪問し25世帯の方にお会い出来ました。
実際に仮設へ行ってお話をしてみると、ボランティアの依頼を考えている事や、現在の悩み、ボランティアさんへの感謝などたくさんの声を聞く事ができました。
今後もこの訪問活動を継続していこうと思います。

◎赤瀬地区の土砂撤去
地震の被災後、大雨により土砂災害も重なった赤瀬地区。
家主さん曰く
『踏んだり、蹴ったりの上に殴られた気分だ。』
本当にその通りだと思います。
地震の被害だけでも本当に辛い状態の中で起きてしまった二次被害。
愕然とし、どこにどう頼めばいいのかすらわからなかったと家主さんはおっしゃられていました。
そんな中でもまず声をかけてみて、現場段取り、安全確認をし、天気を見つつやっと昨日から本格的に現場に入る事ができました。
土曜に40人、日曜に60人入りましたそれでもまだまだ終わりそうもないのが現状です。
一人一人の力はとてつもないものだし、実際にすごい量の土砂の撤去ができましたがまだまだ土が残っているのが現状です。
それでも絶対に折れるわけがないし、やってみせます。
むしろそのくらい強い意志を持ってやらないと家主さんに顔向けできないし、何より笑顔を見たいのでですね。

辛くて、困ってる方がいれば手を差し出してみて一緒に歩いてみる。
で、その方が一人で歩けるようになったら手を離す。そして一人で歩いてもらう。
ただ忘れちゃいけないのが後ろから見守っていくこと。
いつも近くいることはできない。
だけどいつも気にしているよ、あなたのことを見ているよ。
そんな支援を心がけていけたらなと思います。

阿蘇ボランティア支援ベースさんの写真
阿蘇ボランティア支援ベースさんの写真
阿蘇ボランティア支援ベースさんの写真
阿蘇ボランティア支援ベースさんの写真


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