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九州北部豪雨災害 現地より報告 7月29日

現地入りしているOPEN JAPANのメンバー&仲間たちがFacebookなどを通して個々に発信している内容を1日毎にまとめて報告させて頂きます。


こちらの写真はクリックすると高解像度になります。(昨日のミズミチプロジェクトに参加された方、ぜひダウンロードどうぞ。)

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現状と重機ニーズ調査も兼ねて、急遽秋田県豪雨被災地廻りへ…秋田県は数年前の北秋田、阿仁川氾濫災害支援活動以来だった…


九州北部豪雨と違って、長時間での大雨での越堤冠水で床上浸水150センチでも泥量は場所にもよるが1~3センチ程で水田の流木も少ない。

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1階の家具や電化製品の運び出し、回収の重機が動き、大きな屋敷では4トンパッカー車二台、4トンダンプ三台が直接庭先から廃棄物を積み込む姿があり、各地で重機が動きスピードを感じる。

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泥量が少ない為か家によって、床板をはがさずに済ませたい世帯もあるとボラセンのスタッフはつぶやく…
ちょうど、私たちが関わった岩手県岩泉町や雫石町の社会福祉協議会の方々も応援で来ており、復旧~復興への経験を伝えるという。

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常総市や岩泉町で活動を供にした仲間と再会し「濡れた壁中の断熱材などがどうなっていくのかも現状壁を開けて見せてゆきたい」という。重機ニーズより、浸水した各世帯の個別ニーズが多く(ニーズを挙げない方々いると思います)、床下対応ボラの方々が必要と痛感する!
さて、再び果てしない土砂の九州北部に戻ります… しかし遠いなぁ。

(以上助さんのFacebookより転載)

以下、月とカヌーのWEBサイトより転載

東峰村二日目。
土砂が堆積して水が通らず、住民さん方の力だけではどうにもできないと諦めかけていたところにボランティアの力を注ぎます。東峰村小石原地区の住民の生活用水&排水の道を通すプロジェクト、名付けて「みずみちプロジェクト」。100名以上のボランティアさんを受け入れて作業をするため、昨日の夕方地元住民の方々と現場の下見と打ち合わせをして入念に準備をして今日を迎えました。

ボランティアセンターの朝ミーティング前に直接現場に直行します。奈良から来ているオープンジャパンのテクニカルボランティアの西岡さんに早朝に重機でできるところの作業をしてもらいます。


狭い水路で100名以上の一般ボランティアが作業をするため、安全上重機作業は早朝のみで終了。あとはひたすら人力で堆積した土砂を出す作業です。

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灼熱の太陽のもと、住民さん、ボランティアさん、社会福祉協議会の職員さんが一緒になって汗だくになりながら、無理かもしれないとあきらめかけていたことが、みんなの力で成し遂げられるという気持ちを味わえた活動現場でした。

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ハードな現場にもかかわらず、みなさん笑顔で無事に終了。現場の近くの消防署ではボランティアさんのために消防車を移動して車庫の中の日影ズペースを提供してくれ、ご近所さんはガレージやトイレをかしてくれました。

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作業が終わって最後にみんなでおつかれさまでしたの挨拶をしようとしていたとき、一緒に作業をしていた地域の方々が「今日皆さんが土砂を取り除いてくれた通してくれた水路に水が流れている姿を見てもらいたい」とまだ開ける予定ではなかった取水口の扉を開けてくれました。
自分たちが奇麗にした水路沿いに立つボランティアの皆さんは流れてきた水に拍手拍手。みんなの心の中に達成感を感じさせてくれた地元の方々からのプレゼントのようでした。

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地域の方々と一緒に地域の復興のためにエネルギーを注ぐ、その気持ちがみんなに伝わりみんなのエネルギーになりました。最後に地元の方々から感謝の言葉をいただいたボランティアさんたちも嬉しそうでした。人と人が助け合うきっかけはいろいろ なところにあるのだと感じた瞬間でした。

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オープンジャパンのベースでは朝食夕食を自炊しています。日中は全員現場に出て行くので昼食をつくる時間はありません。お弁当を注文したり、カップラーメンだったりカロリーメイトだったするとのことですが、食べなかった、という声聞いたので毎日おにぎりをつくっています。コンビニの無い 村は素晴らしいのですが、 食事を作る余裕の無い長期ボランティアにとっては調達物の入手が困難です。気力体力精神力が必要な災害ボランティア現場です。 (よ)

以上、月とカヌーのWEBサイトより転載

 

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自分が現場調整をしているお宅に来る 社協登録 ボランティア
その何割かの人は作業中 作業後に
大変だった
作業に支障がある物を取り除いてくれなかった
なぜ 作業がしやすいように〇〇を撤去しないのか
等々 好き勝手な事を言って帰ります
今日もそうでした。

いつもなら聞き流しますが 今日は一言ご進言を
被災したお宅での作業
本当は何一つも壊したく有りません
もし どうしても撤去せざるを得ない時も最小限に留めています
ボランティアさんの作業性は考えに入れていません
壊せばそれで終わりですが
残しておけば のちに 残しておいて良かった
と 気付けるから
発災直後は何でも捨てて良いです
と 多くの被災者さんが言います やり易いように変えてもらっていいです と
でも 落ち着いてきてに家の中を見て あれを捨てずに
残しておけば良かった
勿体無い事 した
と悔やむ方を何度もみてきました
被災者さんに選択肢を出来るだけ残しておきたい
そう考えています。

本当に必要で無ければ ゆっくり片付けていけばいい
そこはわれわれが決める事ではない
なので 床板1枚剥がすのも 考えてしまいます
だから 大変だ なんですけども…
(以上ジョッキーのFacebookより転載)

 

現在OPEN JAPANでは、九州北部豪雨災害の支援活動を行っております。現地で活動する仲間、後方支援する仲間、それらを支えてくれる仲間・・・・。これらの活動に対する支援金を募っております。皆様の気持ち、エネルギーを、私達OPEN JAPANを通して現地へ直接届ける活動を行ってまいります。どうぞご支援のほどよろしくお願いいたします。

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