OPEN JAPAN ブログ - 日々の活動などなど

イタリアからのお客さん

こんにちは。 今回のカーシェアブログはスタッフの山川がお送りします。
4月4日 助成いただいているジャパン・プラットフォーム様の紹介で大瓜のカーシェア事務所にイタリア人の綺麗な女性が来られました。 この方(フランチェスカさん)は、ALNAPという世界中の災害の起こった地域の復興について研究を行っているイギリスに本部を置く機関の研究者で、私たちの石巻でのカーシェアリングにインタビューにわざわざ来てくださりました。
ALNAP(Active Learning Network for Accountability and Performance in Humanitarian Action) http://www.alnap.org/
インタビューは主に日本カーシェアリング協会の設立時の状況と、現在状況、そして今後どうしていきたいかという内容を行っていきました。
震災を機に車集めから始まったカーシェアリング。 最初の1台目の車両の登録に2ヵ月以上かかった事。 最初は苦労しながら、実績を重ねていくにつれて、利用者も利用頻度も増えていった事。 車からコミュニティが育まれていった事。 時間の経過とともに被災者の方々の心境の変化し、カーシェアリングも徐々に受け入れられていった事。
今までの事を説明していき、これからの展望を説明していきました。
石巻でできたモデルをこれから他の被災地へも転用していくこと。 より自立した運営を具体的にすすめていくこと。 保険と税金などカーシェアリングを巡る環境作りについてアクションを起こしていきたいこと。 そのためにまず海外の取り組みから色々と学びたいこと。
利用者でもある千葉さんと松山さんは、一利用者としてカーシェアリングについて語ってくださいました。
フランチェスコさんはとても興味深く聞いてくださり、最終的には「Congratulation!」と言ってくださいました。
話の中でイタリアでのカーシェアリングの話も聞くことが出来ました!
話を聞いてみると・・・ カーシェアの保険をチップのようなカードを使って行うとの事。また日常的にカーシェアリングが利用されているとの事。海外から色々学ぶ事があるなと感じました。
まだまだ発展途上な石巻でのカーシェアリングは、もっと海外の事例など学ばなければいけないことがたくさんあるんだなと、改めて実感させられました。
フランチェスカさんからイタリアのカーシェアリング事業者の情報を後日いただける事になりました。言葉の壁はありますが、気合と情熱で乗り越えて海外の取り組みからこれから色々と学ぶ事ができればと思ってます。

一番左側の方がイタリア人のフランチェスカさんです♪(タイトルはイタリアからのと書いてますが、実際にはイギリスに住んでいらっしゃり、イギリスから来られました) そして、一番右側の方がファシリテーションしてくださった中村教授で、そのお隣の方がジャパン・プラットフォームの明城さんです!あと、写真を撮ってくださったので写ってませんが、石井正子先生が通訳などしてくださり、今回のインタビュー実現に色々とご尽力いただきました。 皆さん、ありがとうございました。 ジャパン・プラットフォーム様、貴重な機会をいつもありがとうございます!

日本カーシェアリング協会ブログhttp://japan-csa.seesaa.net/より。

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