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備える

もうすぐ梅雨の時期を迎える和歌山県那智勝浦です。

台風水害後発足した那智谷を守る会のみなさんと、井関区住民のみなさん、ボランティアが協力し整備している避難路。

共に活動しているボランティアベース和のメンバーがこつこつと作業を進めています。

急かな?と思われる場所に手すりが付きました。

お年寄りや子供が上がれるようにとの配慮です。

この手すりに使われている木は、廃材や、頂いて来た物。

この後、製材所で頂いて来た板で手すりの壁も作る予定です。

 

 

その避難路、元は段々畑の階段だったそうで、

今は使われていないその畑をお借りして、

石巻ベースから送って頂いた馬鈴薯の種イモ40kgを植えました。

シカやイノシシの被害を防ぐため、防御策も設置し、立派な畑の完成です。

こちら、め組JAPANさんから頂いた「SEED OF HOOP」もここで芽を出しています。

使われていない場所を再利用し、じゃばらを植え、ジャガイモを植え、次は果実を植える予定です。

 

こちらは昨日の作業の様子。

大きな雨が降る度にお家の上の土地から水が溢れ出て床上浸水が心配で仕方ないとお困りだったお宅。

先日も通気口ギリギリまで水が来て夜通し眠れなかったそうです。

台風被害から10カ月、未だ雨が降る度眠れない方がいらっしゃいます。

これから来る梅雨に向け、洪水対策も急がれています。

京都や愛知、和歌山市内、地元那智勝浦。。。各方面から集まるボランティアの皆さん。

お家の方もお隣さんもみんな一緒に作業です。

側溝を掘り、土納を積み作業終了。

これでしばらくは大きな雨でも安心して眠れますね。

ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました。

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