OPEN JAPAN ブログ - 日々の活動などなど

まなみ組 あんばいの一日(サンライス元気村6/19 Part1)

 

石巻は3月以来に来ました。

 

OPEN JAPANさんのベースにお世話になるのは初めてでした。

木製の机が並んで、木の匂いが暖かく感じました。

元々は病院だった建物です。

ミーティングをするじゅうたんスペースは広く、

入口からも近くて人が入ってきたのがすぐわかるような作りです。

皆さんがこれまで繋いできた活動が、目に見えて感じられる壁紙。

 

台風が迫っているという情報の中、

サンライスの活動に参加させて頂きました。

 

入居者の情報を確認して、一軒一軒訪問しました。

 

病気を抱えている方。通院なさっている方。

病状や手術の日程や検査のつらさを、話して下さいました。

 

冷凍庫からアイスを引っ張り出して

ごちそうしてくれた誕生日が先週の91歳の方。

身内がまだ見つかっていない方。

団地のことをよくわかっていて、住んでいる方のお世話を

明るく勤めてくださる方。

お米が本当に助かると言って下さった方。

少し団地内での交流が少ない方。

 

2日間活動に参加させて頂きました。

初めてだったので、

団地ごとの印象とか、状態に関して、

何も自分は言う事や感じることはできないけれど。

 

ベースに戻ると、それぞれ訪問した方の状態を報告します。

その報告が、来月訪問する際に気にすべきこととして、

リスト化されます。

備品の数や状態もチェックして、次活動する方に繋ぎます。

 

ベースで迎えてくれるスタッフさん、長期ボランティアの皆さんは、

活動から戻ると必ず声をかけて下さったり、お茶やお菓子を下さったり、

訪問の際のアドバイスを下さった。

毎朝、津波の注意についても説明して下さる。

本当に感謝です。

訪問の際中に、大きい地震があったら、

皆さんをしっかり誘導しないといけない状況になるかもしれない。

 

仮設住宅の中には、当然、

今まで生きてきた中で初めて会う方が一人一人それぞれいました。

また会うことができても、もしかしたらそうでなくても、

住んでいる方の新しい感情や新しい笑顔の時間に、

そのキッカケのどこかに、

訪問やお米やお手紙や不在票が、

貢献できていれば、

いいなぁと思わせて頂きました。

 

たむたむさんが言っていたらしい、

「仮設の人をどれだけ笑わせられるか。」。

 

”みんなで繋いで”継続すること、とても必要だと感じました。

 

あんばい

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