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まなみ組 アサイの一日(サンライス元気村6/24 Part2)

季節外れの台風一過。6月末日。

初めて「サンライス元気村」の活動に参加させてもらいました。

 

 

「サンライス元気村」は、毎月3キロのお米とメッセージカードを、

日本全国の支援してくれた方々の気持ちとともに、

仮設住宅のお年寄り(お父さん、お母さん)に、届けるというものです。

僕が「サンライス元気村」に参加した理由は、お米を支援してくれた人達と同じで、

「自分にもできることがあれが、何かしたい。」という気持ちからでした。

 

その日は、仮設住宅のイベントもあり、留守の方も多かったのですが、

何人かの方に会うことができました。

 

中でも印象的だったのは、自分の身の上話をしてくれたお母さんでした。

 

お母さんは、静かに話してくれました。

 

震災にあう前に最愛の夫と娘を亡くしたこと。

震災で、唯一の肉親である息子さんが買ってくれた自宅が流されてしまったこと。

震災で、人が死んでいくのを目の当たりにしたこと。

震災で、見ず知らずの人と助け合って生き残ったこと。

 

そして、助かったことに感謝していると。

 

仮設住宅では花や植物を育てている方も多く、

僕が訪れた仮設住宅は、少し不便な場所にあり、

お母さんは、「週に1度病院に行くついでに買い物をするから不便はないけれど」

と言いながら、それでも、手軽に収穫できるからと言って、

トマトやキュウリを育てていました。

 

一緒にまわってくれたナンナンさんが、花の種を渡すと、

「また、プランターを買わなきゃね」と嬉しそうに受け取っていました。

 

初めて来た石巻。

へんりぃさんが気を利かせてくれて、ベースに帰るとき、海側に連れて行ってくれました。

 

東京に帰った今でも、気持ちの整理があまりついていないというのが正直なところで、

 

仮設住宅で会った方々が、

大変だけれど、一歩一歩、強く歩いているのを見て、僕も励まされ、

やっぱり、「石巻の人たちのために何かしていきたい」と思いました。

 

東京から車で6時間。

 

金曜日の夜出発し、土曜日の朝に着き、そのまま「笑顔」でボランティア。

当然、フカフカのベットもなく、足りないものだらけの中、

率先して活動しているボランティアメンバーの皆さんと石巻の人たちとの交流を見て、

 

僕には、石巻に「笑顔」が咲き始めているように見えました。

 

アサイ

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