昨日に引き続きゆうこりんです。
今日も朝から快晴の阿蘇。
トムさんは今日も6時すぎに出発!
朝ご飯は昨日のお鍋の残りをスープにして頂き、豪華な内容でした。
(私は青空整体をお一人させて頂き、朝食前のセルフお灸もお一人でした。)
今日は南阿蘇組と別れ、まずは阿蘇のボラセンへ。
ボラセンになっている役犬原(やくいんばる)小学校。
阿蘇市のボラセンはすごく大規模です!
本日一緒に活動するグループへ、トムさんとひーさんからも説明があり、
資材を積んで、阿蘇市の坂梨地区に出発。
この道が、雨が降ると、一面の河になってしまうそうです。
山肌が大きく崩れており、土砂が流れてきてしまうのです。
(この写真の手前側の下が、道路枠の側溝です。
山裾から道路までは少し平地が広がっています)
坂梨は今日の活動中に避難勧告が解除された地区。
今まではボラセンから人を派遣できなかったのですが、これまでの活動の積み重ねで、初めて18名の方が入り、ひーさんを中心にコーディネートする形になったのでした。
まずはじめは、このところ和助さんが入っていたお宅の今後のために、
アッキーさんがリーダーとなって、70袋の土嚢づくり。
和助さんはその後、このおうちのお片付け指揮のあと、軽トラック7杯の廃棄物の運搬。
その向かいのお宅は、アッキーさんリーダーで床下の泥だし。
ひーさんとトオルさんは、まずは必要な場所の視察。
「家の中は大丈夫だと思っていたけれど、昨日畳を上げたみたら泥がたっぷり入っていた。
ボラセンに言ったけれどまだいつになるか判らないと言われた」と、一人で床板を剥していたお父さん。
泥は液状で、家中の床下にタプタプしています。かなりの量です。
「明日か、それが無理でも明後日には入りましょう。
いや、今日も何人かお手伝いが入りましょうか」
――ひーさんの言葉でどんどん話が進み、
その後いいところを通りかかったトムさんと即座に打ち合わせ。
即座に資材が届いて作業が進み、
なんと午後には、今日は複数の現場統括役だったはずのトオルさんが床下に入って泥出しまで進んでいました。
お父さんは感激して、「お前たちの仲間に入っていいか! ボランティアをしたい。全国に行く時ユニックが必要だったら走っていくから!」とおっしゃっていたそう。
他にも、「ここは細かい片付けで、人数は多くない方がいいから、これから女の子を一人連れてきますよ」
「ここは午後から人数増やしましょう」
「ここの家の人はもうお休みを取らないと限界だから、本格的な作業は明後日からにしましょう」など、
地域を面で捉えたフレキシブルな対応と、
トムさんのスピーディーな作業が、とてもよく生かされていたのではないかと思います。
私は視察に同行させて頂いたあと、今日はわりと切れ目なく、いくつかのお宅を回って整体させて頂きました。
すでに2週間が経過してかなりお疲れが溜まっており、「今日病院で点滴を受けてきたんです」という方がお二人。
中にはずっと泥出しをされていた80歳のおばあちゃんもいらっしゃいました。
ボラセンに戻って報告を上げて作業終了。
ボランティアが入るのが一日早いかどうかでも、ずいぶん色々なことが違うのだろうとしみじみ思った今日でした。
今日の夜には再び雨…。
ベースキャンプの方はパラパラ降った程度だったのですが、
坂梨はまた水が溢れて大変だったようです。
今後の台風シーズンなども、心配ですね。。
ちなみに今日のお昼は、土嚢作業のお宅からお弁当の差し入れを頂きました。
夕飯は、南阿蘇組で現場のリーダーを努めた花ちゃんが、今日も美味しく作って下さいました。
ありがとうございました。
こちらはオザザさんが夜に帰路に向かわれ、
現在はひーさん、トムさん、トオルさん、和助さん、アッキーさん、花ちゃん、私の7名です。
和気藹々としつつ、それぞれが持ち味を生かしあっている感じがします。
オープンジャパンにご縁がおありで、合流希望!という方は、ひーさんの携帯(080-3303-7831)にご連絡下さい。
※新着情報※
今日、ランタンが入りましたので、照明も持参しなくて大丈夫です!
(ちなみに、昨日は新幹線と飛行機のことを書きましたが、青春18切符で到着したツワモノもいらっしゃいますので、ご参考まで…)