OPEN JAPAN ブログ - 日々の活動などなど

3月29日~4月3日 藤谷 純澄佳さん

今回初めて石巻へやってきた大学生。全国より集まり6人で参加。
その一人、藤谷純澄佳さんから感想が届きました

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石巻に行って感じたことです。

 3.11。あれから2年経ちました。今東北のことが心の隅で気になってる人はいっぱいいると思います。考えるよりとりあえず行ってみてください。もしくは、行ったことある人にその気持ちを言ってみてください。何にも難しいこと考える必要は無くて、ただ、ちょっと気になって何か出来るんだろうかと思ったら、まず動くことが一番です。
 私は今回石巻に行ってそう感じました。

 体験を語ってくれたみなさんは、2年もたつと、すでに整理されたようでした。笑いを交えて壮絶な体験を語ってくれた方もいます。話を聞くたびに、壮大な映画を見終えたような気分になりました。一人一人に、それぞれの立場故のドラマがありました。

  今何をするのが復興になるか。それは、みんなの心をまず元気にすることなのです。たった一角でもよくて、そこに花が咲き、こどもたちが遊びまわる明るい場所になると、みんなの元気がでる。その町の人々自身が刺激を受け、「自分たちもやろう!」と思うことが、一番いいのです。明神社の植樹活動も、NPOスマイルシードの黄本さんのその想いが叶うように始まりました。黄本さんは、「弱い老人をケアする場ではなく、子どもたちの場が第一」といいきります。石巻に来た大学生の私たちの心意気を存分に褒めてくださいました。子どもと若い世代がこれからをつくっていくのだと。私たちが植樹をしている際、地元の3人の子どもたちが自ら「何か手伝えることはありませんか?」とぎこちなく聞いてきてくれたときは本当に感動しました。土地のゴミ拾い、土肥やし、瓦礫除去、個人宅の庭づくり、様々な活動は、すべて未来を見ていました。

 今回ボランティア活動をしたというより、離れた場所に住んでいる人間と人間の関係を築いた、そんな6日間でした。被災者とボランティア、そんな関係はもはやありません。被災地の方も、自ら活動をし始めている。私たちもお互い様、石巻の方からたくさん勉強になったことがあります。それはまさにお互いに協力し合う人間の関係です。その関係は、いくらでも続き、遅いも何もありません。今出来ることというのは、いくらでもあります。

 ボランティア活動を継続することが大切という考えではなく、ただ単に「あの人どうなっているのかな。あの街どうなってるのかな。」という気持ちでまた会いに行き、そこの活動を一緒にして、気持ちを共有しに行きたいです。

 私が行きたいって言っただけですべてを手配してくれて、さらにいろんな悩みを聞いてくれたりアドバイスをくれたこうちゃん!一緒に行動したゆっけ、みらい、はるか、ゆりこちゃん!ともちゃん、すえさん、えりさん、なまらさん。イクさんがいなければこんな体験できなかった!OPENJAPANのみなさん。新しいつながりで新しいプロジェクトに誘ってくださった、NPOスマイルシードのふじこさん。はるばる新潟から団体で一緒に活動したみなさん。仙台や東京などからいらっしゃった団体三越伊勢丹のみなさん。石巻で出会ったみんなみーーんなに感謝です!感動ありがとうございました!

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