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金華山ご支援を続けています

震災の混乱がほんの少しだけ治まったように思った5月の連休明け、牡鹿半島の先にある離島金華山へ行きました。先遣隊として行ったのは、リーダーの助さん、祭りプロジェクトからひーさとひぐっちゃん、そして事務局のナカコです。

金華山2011年5月21日撮影

金華山というのは、黄金山神社と国定公園からなる小さな島で、恐山・出羽三山と並び東北三大修験に数えられる神秘の島。震災前は毎年7万人の参拝客が訪れる神社(島)でした。

この度の震災では、震源に最も近い有人島ということで、津波はもちろんのこと地震の被害が甚大で、境内のいたるところで崩れた灯ろうや石垣等がそのままに取り残されていました。有人島とはいえ、住民登録がないこの島へのあらゆる支援が後回しになってしまうのは、この非常事態において誰も責めることは出来ません。私たち絆ベースとしてもいつか必ずご支援に入りたいと思ってはいたものの、半島でも市街地でもまだまだ人手不足で、なかなか離島まで行くことができなかったのです。

狛犬を人力で元の位置へ

そして5月の参拝から3ヶ月の時を経て、8月20〜22日の2泊3日、32名で金華山へのご奉仕をさせて頂くことが出来ました。
参照:吉村誠司の地球日記 Seiji Yoshimura’s Diary
金華山神社の復旧支援その1
金華山神社の支援活動その2
金華山神社の支援作業その3
心を金華山へ

小渕浜など色々な場所で見かける石碑の中には金華山が祀られており、石巻牡鹿半島の方々から格別の信仰を寄せられる神社です。『心の復興を』と言われる中で、この信仰の地でも支援活動させて頂くこともまた意義のあることだと信じています。

震災から半年になる9月11日、金華山で『復興祈願祭』が執り行われることになりました。わたしたち絆ベースからもこの祈願祭に参列させて頂き、翌12日から2日間支援活動を致します。

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