大雪が残る中、伝統的な御神木祭が行われた大原浜を訪ね神事に出席した。
この御神木を載せるヤグラは、津波で一度は海上に流されたが、奇跡的に港の岸壁に引っ掛かり住民とボランティア(神奈川建機チーム)達が重機を活用し引き揚げて修理したものだ!
そして、太鼓や法被、装飾の幕などは日本財団から寄贈されて伝統行事が続いている。
寄付集めしつつ進行中の「古民家修復IBUKIプロジェクトが完成すれば、宴席でも使えるね…」と期待の声も聞こえる。
御神木と獅子舞やお囃子が載ったヤグラが仮設住宅を訪ねると嬉しそうな高齢の方々が餅撒きを受け取っていた。
高台移転はまだ先になっている現状、震災から二年11ヶ月の月命日に様々なことを感じた。(吉村の助さん)