OPEN JAPAN ブログ - 日々の活動などなど

10月18日 台風26号から2日目の宮城県・網地島より

 

10月18日 台風26号から2日目、宮城県の網地島にいる、ひーさーからの現地報告です。

 

【網地島・10月18日夜現在 新規ニーズ3件、完了2件、継続1件】

 

仲間が伊豆大島へ向かう、との事にて、一人、東日本大震災、震源地に一番近い網地島へむかいました。

 

今朝は、朝一番に小野区長さんとニーズのあったご自宅へむかいました。

 

作業内容は、折れた煙突の直しや、瓦の剥がれの修復、雨樋の修復、風で、隣の家に掛かってしまった竹林の切り出し、などです。


なんといっても、網地島は、平均年齢74?才の、高齢化率が50%を越えている離島。

おばあちゃん一人では、屋根の上に登るのも大変です。

作業していると近所の方々から、「実は、うちもお願いしたい」、と声が掛かります。

コンビニもホームセンターもない離島では、材料見つけも大事な作業です。

トタンを探していたり、瓦を探している島民さんがいたりします。

スコップや簡単な道具は、自分で用意出来ているが、
お手伝い入ったご自宅に、何の道具があるかを、確認させてもらいながら、次の現場へ。

釘やら、大工道具やら、借りたり、貰ったりしながら活動しています。

それでもなんとかなるもので、屋根の瓦の角を探してた、おじちゃんも近所で確保できたりと、無いなりに、あるものや工夫でなんとかなるものだなぁ、と感じながら、今日の作業は、終了。その後、区長さんの所へ報告へ。

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伊豆大島では、スコップを学校から借りてきたり、婦人会が、炊き出ししていたり、救援活動中とのことです。
最低限、自分の道具を持ち、寝場所を考え自己完結で向かうべきでしょう。

伊豆大島の作業ニーズは、軒数40から50件位か、との情報もあります。

伊豆大島台風26号被災状況マップ

台風26号の影響で、千葉県だけでも165棟の床上浸水情報や、我孫子市では、500棟以上、茂原市でも数百棟の浸水被害があった模様です。

 

今年の自然災害では、報道される地域と、されない地域との活動に集まる人数の格差が、京都新聞やその他のメディアでも取り上げられてました。
ネット時代の昨今、それぞれが情報を集めて、出来る事を自分たちなりに調べて動けれは、もっとたくさんの地域に支援が、広がるんじゃないかな、とおもいます。

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OPEN JAPANの緊急支援プロジェクトへのご支援を、よろしくお願いします!

郵便振替口座 02250-5-126661
口座名 一般社団法人 OPEN JAPAN
●他の金融機関から
店名 二二九(ニニキユウ)店 当座 0126661

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10月10日 OJ Cafe 高尾 開催のお知らせ

【OJ(OPEN JAPAN)Cafe 高尾 を開催します!】

東京での二度目のOJ Cafeを、高尾のいまここcafe杜丸さんで開催します。

OPEN JAPANから『3月10日』制作室を担当している清野和彦が参加します。

被災地の今のことを知りたい方
被災地や日本の未来のために動きたい方
OPEN JAPANを応援している方もそうでない方も
お茶しましょう。
語りましょう。
そして、動きましょう。ぜひご参加ください!

【日時】

10月10日(木) 18:00~

【開場】

いまここcafe杜丸

http://page.freett.com/imacocomorimaru/

(東京都八王子市廿里町21-4・JR中央線・京王線高尾駅北口を出て直進。信号二つ目の角。徒歩3分)

【チャージ】

600円+ワンオーダー

※参加費の一部はOPEN JAPANの活動資金として使わせていただきます。

当日はRYOくんのお料理をご用意しております!

【お問合せ】

清野(『3月10日』制作室 )
info@20110310.org

または いまここcafe杜丸 0426-73-2739
「OJ Cafe」 とは・・

東日本大震災発生当初から石巻を中心に活動をしているOPEN JAPAN(旧ボランティア支援ベース絆)では、カーシェアリングの雛形を被災地から発信する「日本カーシェアリング協会」、築80年のこの古民家を再生し、牡鹿半島の復興拠点づくりに取組む「古民家再生IBUKIプロジェクト」、自分史を書きのこす文化を福島からひろめていく「『3月10日』制作室」など、被災地から新しい社会の姿を発信する活動に取り組んでいます。
2013年の春からは
いままでOPEN JAPANをご支援・ご協力いただいた方、被災地の現状を知りたい方、被災地や日本の未来の為に何か出来ないか模索している方々に、
石巻や福島県内で取り組んでいる事、体験した事、目指している事を
伝えていく場を設けていく事にしました。
それが、OPEN JAPAN CAFE 略して『OJ Cafe』です。

一方的な報告ではなく、テーブルを囲んで、ドリンクを片手に
気軽に、率直に、そして時には真剣に語り合い、
そのテーブルの上から新しい動きが生まれる、そんな場にしたいと思い
Cafeスタイルで実施しています。

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岩手県雫石町・9月1日ボランティアセンター終了・現在残りのニーズに対応中

8月9日の大雨によって被害をうけた岩手県雫市町の現場で活動をつづけているひーさーからの続報です!

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雫石町のボランティアセンターは9月1日をもちまして閉じられました。

雫石町社会福士協議会Webサイト http://www.shisha.or.jp/pg65.html

残るニーズは2件ほどで、ボランティアによる復旧活動は収束にむかっています。

本日9月2日は、残っているボランティアで残るニーズの泥だし作業を行いました。

写真は農家さんからボランティアの依頼があったビニールハウスの現場です。

ボランティアセンターも閉じられ、復旧に向けての長い道のりが始まりです。

家屋や小屋の対応は出来ましたが、

畑、田んぼ、ビニールハウスなどはこれからです。

行政による河川工事なども含めて、復旧へとむかっていくものとおもわれます。

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8月22日 雫石町 西安庭地区 土砂崩れで大きな被害を受けた家屋

[8月23日現在 ニーズ数13件 ボランティア数 82名]

毎日100名ボランティア募集です!

雫石町 西安庭地区(8月22日ひーさー撮影)

他の集落から離れた山間の集落では、写真のように著しく倒壊した家屋もあります。

家屋に大量の土砂と流木がはいりこんでいます。

雷が落ちたような音がして振り返ったら、土砂と流木が、屋内に入って来ていたといいます。

お住まいのおじいちゃん、おばあちゃんは、この対応を自分たちですべてやらなくてはいけない、と思い、ボランティアの方になんとかしてほしい、とお願いされてきたそうです。

この地区は危険地区指定されていて、家屋の屋根もすでに半分落ちている状況。

今後どうしたらいいかについて、相談、説明などもボランティアの方が担っている現場もあります。

また、悪質な業者が、被害家屋の取り壊しなどを安価でやりますよ、と訪問してくるようなことも起こり始めているようです。

以上、現場で活動中のひーさーからの報告を元に投稿させていただきました。

 

 

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8月22日(木)朝・雫石町ボランティアセンターの様子

22日18時現在 ニーズ数19件 ボランティア数49名

全国からボランティアの人が駆けつけてきてくださっていますが、まだ人手が足りません!

 

雫石町ボランティアセンターの風景

ボランティア向けの宿泊情報所の割引措置や入浴施設の開放など、はじまっています!

ボランティアセンター横の芝生にテントをはることができます。

8:45からボランティア受付

9:00からラジオ体操実施

その後、全体オリエンテーションを経て。各現場ごとにわかれていきます。

新たにニーズが出てきた家屋の床を剥がしての泥出しの作業が続いています。

雫石町ボランティアセンターのサイト http://www.shisha.or.jp/pg65.html

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