カテゴリー: 漁業支援プロジェクト

OPEN JAPAN ブログ - 日々の活動などなど

灯篭流し in 牡鹿半島、小渕浜

漁船から灯篭を流す

漁船から灯篭を流す

カヌーデイや他ボランティア活動で支援ベース絆の仲間も良く出入りをしている小渕浜漁港。そこで本日、地元の方々が約250個の灯篭流しを行なった。灯篭を流す時間が満潮のため普段歩ける漁港内がひざの上まで水に浸かってしまう。そこで昨日準備した橋が役に立った。
自分達の手で作った灯篭を自分達の手で、まずひとつひとつ漁船へと運び込んだ後、少し沖まで静かに船を出し、陸のみんなから見えるようにゆっくりと灯篭を水の上に浮かべる。僕は写真担当ちーちゃんをカヌーに乗せて水辺から灯篭流しをサポート。静かな時間の流れを水の上で感じていた。遠くで花火が上がっているのを見て、東松島かなと漁師さんが話す。少し離れた2隻の漁船から水に浮かべられた灯篭は、それぞれ1列になってゆっくりと沖の方向へと流れていく。少し経つとその2列がだんだんと近づいて1つとなり、みんな一緒に1つの方へと向っていった。暗くて深くて全てを包み込む海へ向っていく灯篭を小渕浜の方々はどんな思いで陸から見守っていたのだろう。漁船の上から灯篭を水の上に置く、その手から灯篭が離れる瞬間、何を感じていたのだろう。(匠)
はからめのWebサイトより引用)

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灯篭流しの準備 in小渕浜

橋げたを作っている様子

橋げたを作っている様子

明日灯篭流しが行なわれる小渕浜で橋を作った。灯篭を流す時間帯が満潮にあたり地盤沈下した漁港全体が水没してしまう。そのため、灯篭を流すため海まで歩けるようにと、あらかじめ土盛りしてある場所以外の部分に橋を架ける作業を行なった。先日の石巻市の川開きで使用した材料をお借りして再利用。材もできるだけ切らずに使用できるように工夫をして部品部品を作った。組み立てる場所が道路であるため本日設置ができない。ので明日、昼過ぎに一気に組み立て、その夜本番となる。明日は、ボランティアとして今まで関わってきた小渕浜で静かな夜を過ごせたらと思っている。 (匠)
はからめのWebサイトより引用)

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カヌーデイin石巻 鮎川編

カタマラン(カヌーを2艇繋げたもの)に瓦礫を乗せる。

カタマラン(カヌーを2艇繋げたもの)に瓦礫を乗せる。

カヌーデイin石巻、鮎川編初日。今回のカヌーデイは、鮎川という牡鹿半島先端の町での作業。地元の漁師さんの漁船と僕たちのカヌーとが一緒に作業する形となった。浜に打ち上がった瓦礫をカヌーに積み、それを漁船で引いてもう。緩やかなスロープのようになっている浜では、漁船を陸まで着けることができない。そのため、まずカヌーに瓦礫を積み込み、そこから更に漁船に積み込んだり、瓦礫山積みのカヌーをそのまま引いて行ったり。今までのカヌーデイと違うのはやはり漁船があるか無いかといったところかな。作業場となる浜に行くのも漁船で連れて行ってもらわなければいけないので、簡単に帰って来ることができないってところが面白かったり。 予定していた2つの浜のうち、1つの浜はほぼ完了。もう1つの浜は途中までで、明日一気に仕上げてしまおうといった勢いだ。途中カヌーの上から海にジャボンとなった漁師さんも・・・地元の漁師さんと一緒の作業は、笑いがありなかなか面白い。
翌18日は朝の大雨で、鮎川の漁師さんが中止を決定。漁船ありきの作業なので僕たちも中止にせざるをえなかった。約90名の全国から集まってくれたボランティアは朝、予定変更で各団体、個人、色々な場所での作業となった。 (匠)
はからめのWebサイトより引用)

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2011年8月1日

本日は川開き祭本番。
街ではボランティア団体総出で頑張っている中、漁師さんの作業は変らずあるので、いつものように小渕浜にて牡蛎養殖作業手伝い。
今回は絆ベースだけで、いつもより少ない21名で作業。

牡蛎の稚魚の挟み込み作業プラス、海からべーリング船で引き上げた漁具の山から重機を使って、使えるロープを引き出す作業も行いました。
今はこのロープも新たに買えない状態で、できるだけ使えるものを取り出して使いたいのです。

この日はみんなが人数の少ない中でも頑張ってくれて、作業自体もはかどりました。
いつもの大人数でなかったせいもあって、漁師さんたちとの交流も深まったようでした。

最近はこの地区でも徐々に避難所から仮設住宅への移動が始まり、お子さんたちも帰って来て、作業場にも遊びに来てくれます。
やっぱり子供が居ると雰囲気が和みます…。

そして作業終了後に一度本部に帰り、そこから自転車に乗り換え、いざ祭会場へ。


震災後初めて見るくらいの人出で、建物はまだまだ壊れていても、ライブや花火、縁日などみんなに活気もあり、特に目についたのがここでも子供と若い少年少女でした。
今までは出掛ける場所も少なかっただろうし、色とりどりの浴衣姿も多く、「ひとまずはここまでこれた…」という喜びが込み上げました…。

まだまだ元通りとはいかない中でも、人々の笑顔や活気のエネルギーが新しい素敵な石巻の町づくりの原動力になればと思う一日でした。
George

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2011年7月31日

本日はハードスケジュール。
前半は小渕浜の牡蛎養殖作業手伝い。
今回は横浜の「創学館高校」の先生と生徒さんたち40名が手伝ってくれました。
最初はぎこちなかった高校生のみんなも、徐々に慣れて来て、後半はよく動いてくれました。
この経験や漁師さんたちとのお話で、一人でも何かを感じて帰ってもらえたらいいなと思いました。

そして夕方からは「川開き祭」の一万個の慰霊灯籠流しのお手伝い。


石巻に入っている全団体総出によるもの。
漁師さんたちも漁船で応援舞台を編成してくれて、陸上ではボランティアと市民の協力によるバケツリレーにての灯籠を運ぶ作業。

そしてこの日は『新月』。
厳かな景観になんとも言えない雰囲気が漂いました。

灯籠流し作業中に、ダンボールに入った、まだ目も見えない6匹の子猫の救出劇もあり、とても意
味のある活動になりました。


新たな復興の活力にこのイベントが役立てばいいなと思った一日でした。

George

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