カテゴリー: 炊き出しサポートプロジェクト

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3月10日 1日限りの復活、「みなと食堂」

1日限りの復活「みなと食堂」

3.11を前に、炊き出しをしていた湊中学校武道場にてみなと食堂を一日だけオープンしました。事前告知もぎりぎりでしたので、どれくらいの人が来るのかまったく予測できませんでした。たった一人の人しか来なかったとしても、その人が穏やかな気持ちで暖かい食べ物とお茶を飲みながらしばし時間を過ごせるといいな、との思いでした。

あの時と同じレイアウトで

前と同じようにカフェコーナー、ディッシュリユースコーナー(セルフの食器洗い場)を設置し、花を飾ったテーブルに椅子、そして音楽を準備しま す。マッサージコーナー、似顔絵コーナーもあります。今回のメニューは大鍋による山形風の芋煮とたい焼きです。11時オープンと同時に人がぱらぱ らと入ってきます。いつの間にか用意した60席は満席になっていました。「なつかしい。前とまったく同じようになっていて驚いた。テーブルもコー ヒーの場所も、あのときと同じだね。」「電話もらって、来たんだよ。会えて嬉しいよ。」「仮設にいても誰とも会わないんだけれど、連絡もらって久しぶりにみんなで会えたら、話ができてとてもよかった。またみんなで会いたいと思った。」「あの時の楽しかったときのこと思い出す。また一緒に野菜切りたいね。」

佐勇水産さんの気持ちをThis is a Penとともに

「いまから ここから」今年も桜が咲きそうです。

校庭に出ると、校舎に大きな垂れ幕がかかっているのが見えました。そこには「いまからここから」「感謝」という言葉が書いてありました。一体誰なんだろう。大掛かりだから、個人じゃないよなぁ、と不思議に思っていると、ここによく食べに来ていた湊地区にある佐勇水産の奥さんが、校長先生に許可をとってかけてくれたと教えてくれました。「もう工場の再開は無理だと思っていたけれど、ここでぽつりとその話をしたあと、たくさん のボランティアさんが工場の泥だしをしてくれて、再開することができました。」と奥さんは話します。「あのときがあるから今がある。校長先生から一日だけ炊き出しをしに来ると聞いて、みんなに思いを伝えたくてかけさせてもらったの。」 味付けはIBUKIプロジェクトの味の要、 愛媛SOHSOHから来たわーちゃんが腕をふるい、たいやきははっちゃん、たくさんのボランティアさんたちもかけつけてくれ、用意していた150 食はあっという間に完食、たいやきは400匹という大盛況なみなと食堂でした。あのときと同じように片付け、車に荷物を積み入れて南境生活セン ターに戻ります。と同時に明日の炊き出しの準備、一息つく暇もありません。まるでかつての炊き出し班のときのようです。

炊き出しの仕込み風景

南境生活センターでの準備風景

明日で震災から丸2年、3月11日オープンジャパンはタケちゃんこと吉澤武彦が新代表となります。これまで代表としてみんなを引っ張って来てくれ た助さんこと吉村誠司氏と木村とーる氏の代表としてのおつとめラストナイト、「明日から普通のおじさんに戻ります。」とみんなを笑わせてくれる助さん、普通のおじさんに戻らせないための思考を練って、みんなで感謝を伝える夜となりました。

普通のおじさんには戻れません

よし子

はからめのWebサイト(www.hacarame.com)より

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3月9日 湊中学校武道場のそうじ

最初は掃き掃除

その後、モップがけも

集まってきたボランティアさんの得意技を生かして、今日も石巻ボランティアベースは動いています。明日復活する湊中学校武道場のみなと食堂の準備 に向かいます。一年以上そのままになっていた空間はほこりだらけ、あのときから時が止まったままでした。まずは大掃除です。どこから手をつけていいのか途方に暮れそうになりましたが、10名のお掃除隊のおかげできれいになりました。「わたしここが泥だらけのときにも泥だししたんだよね。」「縁ありますね。」「彼はここが母校なんだよ。」時の経過とともに移り変わる町並みを肌で感じ、町の復興と時の止まったままの状況とを行ったり来 たりしながら、かつての作業場と同じ環境で時を過ごしました。

明日の炊き出しの仕込み

今日は風が強く、道路の両脇に何も無くなった吹きっさらしの土地にはコンパネが飛ん だり、電車が止まって踏切で車が立ち往生していました。明日は穏やかな日になりますよう、みなと食堂で暖かいお鍋を作って、心を寄せる人たちをお待ちしたいと思います。

よし子

はからめのWebサイト(www.hacarame.com)より

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玄米餅付きプロジェクト in 雄勝森林公園

本日、

つよし流自然農のつよしさんが主催で雄勝森林公園の集会所で玄米餅付きを開催しました。

 

前日の牡鹿での玄米餅付きも大好評だったみたいですね。

 

さて、本日は雄勝の森林公園の集会所です。

 

11時ごろからお餅を付きはじめました。

  

地元のおじいちゃんに杵の持ち方・こね方・付き方を一からご指導してもらいました。

つよしさんと地元おじいちゃんのコンビネーションは抜群で。

 

かなり盛り上がってましたね~。

付いたお餅はおばあちゃんたちの手でしる餅・あんこ・きなこの3種類になりました。

  

 

いつの間にか,かなりのおじいちゃん・おばあちゃんがお集まりになって、大盛況でした。

お餅にお漬物、果物とかなり美味しかったです。

さらにお餅のあとのコーヒーも頂いて、お腹いっぱいですわ。

 

 

みなさん、玄米の餅を食べたのは初めてで、とても美味しかったって言っていました。

おじいちゃん・おばあちゃんは本当に明るくて、元気でしたね。

 

次回、玄米餅付きプロジェクト

12月11日11時~餅付き開始

場所は絆ベースですよ。

 

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食の支援

梅干ありがとうございます。

梅干ありがとうございます。

これまで食の支援として夕食サポートをしていた中央公民館避難所も待機所へとかわり、夕食サポートも終了いたしました。市からは11月10日まではお弁当などの食事が配布されるということですが、自宅や仮設に移られた方への食のケアはその後どうなっていくのか、気になるところです。これまでご縁あってコミュニケーションをとってきた方々とは、自宅や仮設に引っ越したあとでもときどき連絡をとるようにしています。支援していただいている食材をお届けして、コミュニケーションをとっています。

ベーグルありがとうございます。

ベーグルありがとうございます。

手作りの梅干、お味噌、おいしいベーグル、みなさんのお気持ちが笑顔と喜びにつながっています。あたたかいご支援どうもありがとうございます。

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ミミズ、倉庫整理、そしてボランティア募集!

みなと広場にて

みなと広場にて

「今日の朝一番の仕事はミミズのえさやりでした。ベースの皆さんはミミズのために野菜や果物の皮を小さくちぎってあげたりして愛情を注いでいるので、きっとこれからどんどん大きく育ってくれると思います。

みなと広場は現在模様替え中です。みなさんがもっと気軽にお茶したりお話ししたりして過ごせる場所になるよう、考えながら倉庫を片づけ中。

それから今日は愛媛から”IBUKIプロジェクト”の方々がいらっしゃいました。 愛媛の人気レストラン『SOHSOH』を宮城に義援出店する募金を募り、集まった募金でお店をOPENさせ、軌道に乗った後地元の方にプレゼントするという計画です。今日はその『SOHSOH』のシェフにお昼と晩ごはんを作っていただきました。とーっても美味しかったです。石巻にお店ができたらぜひ通いたいです。」

以上、オープンしたてのみなと広場の看板娘ふみえちゃんからのレポートでした。みなと広場のカフェでは、毎週水曜日のランチタイムにカフェのキッチンを開放することにしました。理由は、半壊、全壊した家でキッチンも使えず、自炊に困っている人がいるということ、食事を作って食べたいという人がいるということがわかってきたからです。そして、11名となった湊中学校避難所の方々の夕食サポートを毎週木曜日にはじめようと思っています。これも避難所の方と話しをしているうちに必要性を感じたからです。炊き出しが終了したみなと食堂ではありますが、必要な方々への支援は継続して行なっていきたいと思っています。ですので、みなと広場でボランティアをしてくれる笑顔の素敵な方を募集します。できれば普通免許のある方、お片づけが得意な方、カフェが好きな方がよろしいです。9時から16時まで、週休2日(日、月)、自由時間たくさんあり。とってもやりがいがあり、楽しいボランティア活動です。ご希望者は、はからめのWebサイトより、はからめ鈴木よし子までコンタクトしてください。みなと食堂経験者優遇します。 (よ)
はからめのWebサイトより引用)

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