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OPEN JAPAN ブログ - 日々の活動などなど

【OPEN JAPAN の仲間たち】OPEN JAPAN BOOMERANG vol.5

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OPEN JAPAN BOOMERANG vol.5 【OPEN JAPANの仲間たち】2016年1月5日
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明けましておめでとうございます。
OPEN JAPANのタケです。
昨年は、緊急支援ではネパール地震、関東東北豪雨があり、カーシェアリング
では復興住宅で自然エネルギーを活用した取り組みがありと激動の一年では
ありましたが、様々な方々の協力の元、取り組みを推進していくことができました。
心より御礼申し上げます。
今年は、昨年から続く取り組みを進めながら、ついにIBUKIがOPENに
向けて取り組みを進めてまいります。

実に1年半ぶりとなってしまったメールニュースですが、各プロジェクト
の近況を各担当者からお知らせしたいと思います。

長文となりますが、最後にご案内したいこともありますのでどうか
ご一読くださいますようよろしくお願いします。

****    ****    ****    ****

<古民家再生IBUKI プロジェクト:Bubb(對馬達)>

今春のオープンを目指して工事は進んでいます。
年末には建屋にサッシや扉も取り付けられ、内部の壁も漆喰の下塗りが終わり、
年明けから仕上げに入ります。

ただ、母屋を津波の引き波から守った蔵は、なんとか残そうと検討を
続けてきたのですが、安全性などを慎重に考え解体することになりました。

牡鹿半島に人の流れを作る古民家再生IBUKIプロジェクトOPENに向けて
あと一歩のところまで来ています。
それには、まだ少しご支援が必要な状況です。

引き続き皆さんのご支援とご協力をお願いいたします。

<子ども保養キャンプ・緊急支援:助(吉村誠司)>

◆子ども保養キャンプ
昨年は、福島県からの保養キャンプを行っている「SEEDS OF HOPE」
青山さん(災害時では重機ボラ)と連携して、春休みは子ども達を沖縄県へ6日間、
秋には助さんの地元野尻湖畔に30名近い親子を招待し、湖水浴やカヌー、ヨット、
そしてハイキングのキャンプ!
石巻からの子ども達も7回目のキャンプを夏休みに行いました!思いっきり、
外で遊べる一時をまた今年も行います!!

◆ネパール大震災支援!
2015年4月25日に発生したネパール大震災では、直後より吉村が
多くの方々と連携して食料やシートなどの救援物資を山岳被災地へ届け、
3回の訪問では、物資支援の他に鍵盤ハーモニカ演奏や寄贈、折り紙や
お絵かきなど、子どもトラウマケア活動なども行っています!
また、副代表の肥田(ひーさん)は長期支援として現地に3ヶ月近く滞在し、
山岳被災地での長期支援やカトマンズ周辺の被災地でコミュニティセンター
やエコトイレ作りなど、旅人や地元ボラと連携しての村おこし活動を
行っています!長期支援へ、どうぞご協力よろしくお願いいたします!

◆台風18号豪雨災害~栃木県編
今回の豪雨災害では、オープンジャパンでは、3箇所に分かれて、代表の吉澤や
カヌークラブ阿部は宮城県の大崎市周辺へ、吉村助さんは鹿沼市へ、肥田は常総市
で支援活動を開始。吉村は、ダンプに重機を載せて、子ども達の天然アイススケート場
田んぼを埋め尽くした土砂崩れ現場での支援や住宅地に流れ込んだ土砂撤去活動を担当。

常総市では、肥田が鬼怒川決壊箇所近くの自治会と連携して、エリアを担当させて
いただき数千人のボラコーディネーター・・・、詳しくは、肥田にバトンタッチです! 

<緊急支援:ひーさー(肥田浩)>

助さんからの報告にあった通り、ネパールでは約3ヵ月滞在する中で
支援物資、学校建設、ボランティアバスの運営といった日本からの支援と
現場との橋渡しを行いました。
また、支援のための情報共有スペース作りや『子ども環境クラブ』の
立ち上げや『エコ公衆トイレ』といった環境に配慮した社会で
再建するための様々なプロジェクトを山岳のラプラックと
都市近郊のブンガマティの2つの村で現地の方々と取り組みました。

ネパール帰国後はすぐに鬼怒川決壊現場の常総市にて活動を開始し
上三坂地区、沖三坂地区、若宮戸地区の3か所でボランティアセンター
サテライトの立ち上げと運営を行い、集まるボランティアの方々と
現場とのコーディネートを行いながら泥出しや床や壁剥がしの対応や支援物資を
届ける等の活動を行いました。

また、被災ゴミが街にあふれ大きな問題となった常総市でゴミ回収プロジェクトや
後回しにされて手つかずの状態の続いた田畑復旧のための田んぼクリーン
プロジェクトを様々な協働の下、展開しながら、常総市市長をはじめとする
地元行政へ各種提言を行い、現場と行政の間の調整等も行いました。

今後は、地元NPOの運営サポートや地元ボランティアの育成コーディネート
を行いながら、地元の方々が継続した活動を行うためのサポートをもう少しの間
常総市にて行い、その後、状況をみて再度ネパールに向かうことができればと
思っております。

昨年は、次々と現場が重なり、報告会などをしっかり行えませんでした。
今年は、私が経験したこと感じたこと等伝えることもしていきたいと思っております。
お声をかけてくだされば、日本中どこでもお話しに伺いたいと思っています。

<カーシェアリング・『3月10日』制作室・8.6 One Night:タケ(吉澤武彦)>

◆カーシェアリング
昨年6月に吉野町復興公営住宅に太陽光発電で電気自動車を
充電するシステムを導入し、産官学民連携で石巻発の
『コミュニティ・カーシェアリング』モデル化に向けて
取り組む事業に取りかかりました。

詳しい近況についてはコチラ
http://japan-csa.seesaa.net/article/432002466.html

関東東北豪雨の際には、被災翌日に駆けつけ古川市・大和町・
栗原市ではのべ25世帯に無料で車を貸出し涙ながらに喜ばれました。
常総市では地元NPOのコモンズを通して8台の車を貸出し、
カーシェアリングや外出支援、その他災害支援活動のための活動車
として活用いただきました。

その時の詳しくは状況はコチラ
http://japan-csa.seesaa.net/article/426172473.html

今年は、このモデル化を進めつつ、生活再建や地域コミュニティ
の活動のための車の貸出し、石巻へ移住される方々等のサポート
等にも力を入れ、更に車を活用した地域貢献を追求していきます。

活動に使用する軽自動車と7人乗り以上の大型車募集中です。

◆『3月10日』制作室
双葉町の営みを自分史で残していく『3月10日』制作室では3名の方の
自分史が完成しました。時間と労力のかかるプロジェクト故、
時間がかかりますが、ご本人にとっても、ご家族にとっても、そして、
歴史的な資料としても貴重なものとなる故に、できる限り取り組んで
いきたいと思います。

◆8.6 One Pi:ce
被爆証言を福岡県星野村にある『原爆の火』を灯しながら若い人達の
手で記録編集し、伝え残していくプロジェクト。今年は石巻の専修大学(舛井ゼミ)
と川崎の専修大(福富ゼミ)の学生達が利府町(宮城県)と横浜で取り組んで
くれました。DVDは完成し、地元の平和教育への活用に向けて現在進めています。

** 最後に **

1年前の今日、OPEN JAPANの創設者であり、我々の師でもある
バウさん(山田和尚氏)が旅立たれました。

バウさんから遺言で預かった最後に伝えたかったことをまとめた冊子
「バウの道中記 ~『チベットの死者の書』49日間の物語~」
様々なご協力の元、発行から約1ヶ月で完売したのですが、
本日、若干の修正を加え増刷致します。

ぜひ下記よりお申込みいただき手に取っていただければと思います。
http://openjapan.net/more/bowbook
※死後4日目の内容までサンプルでご確認いただけます。
※お届けは、1月中旬以降になる予定です。

ダライ・ラマ法王にメッセージをいただくために有志の方々にご協力
いただき完成した英訳版も公開しました。
http://openjapan.net/wp-content/uploads/473b7fd2852c0a4191f828239101ae3b.pdf

年末にバウさんの資料を整理していた時、OPEN JAPANとして活動を
始めたころの資料が出てきました。
最後にそこの冒頭に書かれていたバウさんからのメッセージを、
このメールを読むOPEN JAPANの仲間たちに捧げます。

**

OPEN JAPANの仲間たち

阪神大震災から5年を超える歳月が過ぎました。
私たちは、たくさんのプロジェクトを展開していくなかで
感性という同じアンテナを持ち合わせた、多くの『仲間たち』を
見つけ出しました。
そこには、数限りない人たちの愛すべき姿がありました

何かを求めつつ、答えを得ることができなかった人たちが、
社会通念、常識と呼ばれる大きな壁と、週間、価値観と呼ばれる
固い殻を自らの力で破り、その先に現れた『人を助けるという生き方』
に目覚め、激動する時代の中で、かぞえきれないほどの感動のドラマを
創りながら、進化の階段を登り始めたのです。
そして今、私たちは大きな踊り場にたどり着きました。
たどり着いた踊り場には、驚きがありました。
そこには、ひと目みただけで目覚めた仲間とわかる人たちが、
目を輝かせ、次の世界をつくろうと集まり始めていたのです。
いろんな方向から、いろんな方法で、いろんな思いをこめて、
自分で組み立てた手作りの階段を、登りつめてきた人たちばかりです。
そして、そこに集まる人たちが、思いをひとつに言い出しました。
「この星が いとおしくてたまらない」
こうしてOPEN JAPANのプロジェクトが動きはじめました。

(中略)

OPEN JAPAN の概念の特徴は、日本の地を世界の雛形として『こころ』と
『ビジョン』の共有をはかり、増幅と具現化をさせようとするプロジェクトです。
これから日本各地に生まれる参画者が、それぞれの分野で分科会を立ち上げ、
幼児から有識者までの、広範囲なビジョンを集めて、新しい自分たちを、
新しい日本を、新しい世界を、新しい未来を作るシンポジウムを始めます。

(中略)

未来をつくるビジョンは、あなたの生活の中から生まれます。私たちは今、
進化という踊り場に立ちました。そして、また新たなる方向へ階段をのぼり
始めようとしています。OPEN JAPAN の概念に、参画、連携して、行動力
溢れる分科会を立ち上げてくださるようお願いいたします。

山田和尚

**

今年も共に動きましょう。

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<会計報告(平成26年度)>

http://openjapan.net/wp-content/uploads/99aefe39d8e0d62afe9bc9b049dc5f24.pdf

——————————–
<OPEN JAPANへのご支援のお願い>

お振込みいただいた後、支援を希望する活動をメールにて
ご一報いただくか通信欄に記載いただけるとその活動に
活用させていただきます。
特にご指定のない場合はOPEN JAPAN事務局の運営費として
活用させていただきます。

・古民家再生IBUKIプロジェクト
・子ども保養キャンプ
・国内外災害緊急支援
・『3月10日』制作室
・日本カーシェアリング協会
・8.6 One Night

郵便振替口座 02250-5-126661
口座名 一般社団法人 OPEN JAPAN

●他の金融機関から 
店名 二二九(ニニキユウ)店 当座 0126661

<各プロジェクトの支援方法>

ご支援のお願い

——————————–
一般社団法人OPEN JAPAN(旧ボランティア支援ベース絆)
配信責任者 吉澤武彦
シ・マムタにおいで(http://www.40010.net)
URL http://openjapan.net/
Email boomerang@openjapan.net
facebook http://www.facebook.com/hirakenippon
——————————–
転送・転載・大歓迎です。
ご意見・ご投稿、ダブって送信された場合、配信停止・開始する場合は:
(boomerang@openjapan.net)までご一報ください。
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謹賀新年 2014

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OPEN JAPAN BOOMERANG vol.4 【謹賀新年 2014】
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新年あけましておめでとうございます。

OPEN JAPANの吉澤武彦(タケ)です。

伊豆大島から戻ったばかりのひーさんに石巻を任せて今朝高速バスで
姫路の実家に戻ってまいりました。日頃心配ばかりかけている両親に
顔だけ出してとんぼ返りで石巻に戻る予定です。

さて、昨日ひーさんは、杉さん(愛知)と一緒に渡波地区の明神社の
整理を地元の方々とやっていました。昨年のひーさんは地域密着で
こつこつと活動を続けつつ、雫石や伊豆大島といった大きな災害を
受けた地域に駆けつけ現地コーディネートを行っていきました。

【まつりびとひーさんのブログ】
http://ameblo.jp/matsuribitohi-san/

つい先ほどフィリピンから帰国した助さんから帰国の連絡がありました。
「支援の入っている場所とそうでない場所がはっきりしてきた・・・」
と現地の状況の報告をいただきました。
竹を組み立てて避難所を作ったり、簡易の橋を建設したり、
シェアリングするための漁船を寄贈したりと奮闘されており
今月22日から再びフィリピンに向かうとの事です。
石巻では三井住友銀行さんや徳恩寺さんと共に三遊亭京楽さんの落語会
を仮設で開催したり、重機を使った支援活動を地道にされています。

【吉村誠司の地球日記】
http://williamseiji.wordpress.com/

年末に古民家再生IBUKIプロジェクトのバブさんから1月10日から
工事再開の連絡がありました。資金を集めながら、工事を中断したり
しながらも一歩ずつ前に進めています。なんとかGWか夏前までの
OPEN目指して資金集めも含めて取り組んでいくとの事です。
IBUKIの看板娘の千世ちゃんは明日の大原浜の獅子舞の準備を浜の人たち
と一緒にしています。

つい3日前の29日、福島を自分史で書き残すプロジェクト
『3月10日』制作室の清野と一緒に最後の避難所『騎西高校』が
あった埼玉県加須市を訪れました。
避難所はなくなったのですが、まだ500名程の双葉町の方々が加須市の
借り上げアパート等に住んでいらっしゃいます。避難所時代の自治会長
を含む5名の双葉町の方々が自分史制作を現在進めています。
加須の地元方々が双葉町の方々のための交流スペースとして始めた
『加須ふれあいセンター』を訪ね、ここを加須の自分史制作の拠点と
して使わせていただく事になりました。
この日出会った双葉町の方々も自分達が体験した事や故郷の営みを
後世に残したいという気持ちをやはり持っていらっしゃいました。

【『3月10日』制作室】
http://20110310.seesaa.net/

私が担当しているカーシェアリングは11月にレンタカー免許を取得しました。
本格的にカーシェアリングを展開していくための一歩として、また
車検を目前とする車の車検代を捻出する一つの方法として
レンタカー事業を始めることにしました。
OPEN JAPANと縁ある皆様にこれを機にぜひもう一度石巻に来ていただき
カーシェアリングの車で東北を巡っていただきたいと思っています。
ご紹介もいただけるととってもありがたいです。

【日本カーシェアリング協会のレンタカーの概要及び詳しい経緯】
http://www.japan-csa.org/rent.html

私達の仲間であり応援している地元NPOスマイルシードの富士子ちゃん
は最近もっぱら【森づくり】を軸に地域の景観再生と次世代育成の環境
コミュニケーションキャンプなど網地島の島起こしに奮闘しています。
富士子ちゃんのお母さんはなんと網地島の方だったのです。
ガッテンさんやひーさんやオザザさんもそれに協力し網地島で
子どもキャンプやお祭り、物産展等実施されました。

【スマイルシード】
http://smile-seed.org/

カーシェアリング協会としても網地島へ一台車を貸し出し、
『島カーシェアリング』を実践しているのですが、その車検代を
捻出するための企画を展開しています。
2000円から応援できる企画です。以下のサイトからご協力お願いします。。。

【石巻のカーシェアリングを応援しよう第3弾(網地島編)】
https://readyfor.jp/projects/carsharing3

といった感じでOPEN JAPANは2014年も『動き』をどんどん加速していきます。

応援と参画をよろしくお願いします!

※Facebookで活動を発信してます!
https://www.facebook.com/hirakenippon

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<OPEN JAPANへのご支援のお願い>

お振込みいただいた後、支援を希望する活動をメールにて
ご一報いただくとその活動に活用させていただきます。
特にご指定のない場合はOPEN JAPAN事務局の運営費として
活用させていただきます。

・フィリピン支援(ヒューマンシールド神戸)
・古民家再生IBUKIプロジェクト
・『3月10日』制作室
・スマイルシード
・日本カーシェアリング協会

郵便振替口座 02250-5-126661
口座名 一般社団法人 OPEN JAPAN

●他の金融機関から
店名 二二九(ニニキユウ)店 当座 0126661

<各プロジェクト毎の支援方法>
http://openjapan.net/shien

——————————–

一般社団法人OPEN JAPAN(旧ボランティア支援ベース絆)
配信責任者 吉澤武彦

URL http://openjapan.net/
Email boomerang@openjapan.net
facebook http://www.facebook.com/hirakenippon
——————————–
転送・転載・大歓迎です。
ご意見・ご投稿、ダブって送信された場合、配信停止・開始する場合は:
(boomerang@openjapan.net)までご一報ください。
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BOOMERANG vol.3 【6台の電気自動車】

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  OPEN JAPAN BOOMERANG vol.3 【6台の電気自動車】
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石巻からこんにちは。

OPEN JAPANの吉澤武彦(タケ)です。

私が担当しているカーシェアリングのプロジェクトで一つの節目が
ございましたので、ご報告させていただきます。

本日発行した『日本カーシェリング協会メールニュース』の内容を
そのままご紹介させていただきます。

【日本カーシェアリング協会】
http://www.japan-csa.org/

◆◇

8月8日、私達が活動を最初に始めた場所、「仮設万石浦団地」で
ある新しい取り組みをスタートさせました。

『電気自動車カーシェアリング』です。

この度三菱自動車工業(株)様から6台の電気自動車『i-MiEV』の
無償貸与を受け、仮設万石浦団地、仮設大橋団地、仮設開成団地、
カーシェアリングコミュニティサポートセンターの4箇所にて
電気自動車カーシェアリングが行われることとなったのです。

そして、それを記念して、三菱自動車工業様、笹野石巻副市長、
利用者の方々を招いて記念式典を仮設万石浦団地で行いました。

式典の様子は以下の各新聞・TV局のウェブサイトでご覧いただけます。

【NHK:カーシェアリングに電気自動車】
http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20130808/3307841.html

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130809t15034.htm
http://www.mmt-tv.co.jp/news/news3.html?date=20130808
http://ox-tv.jp/SuperNews/p/archive.aspx ※8月8日(夜)を選択
http://skip.tbc-sendai.co.jp/01news_2/fr.html?20130808_19061.htm

私達のキャラクター「Su:ton & Ro:ly」(「石」と「巻」で「石巻」)
でラッピングされたこの6台の電気自動車は、高騰するガソリン代を
尻目に、思う存分で送迎などの助け合いに活用されます。

そうした、コミュニティ作りや経済性の他に、3つの新しい動きが
ここから始まろうとしています。

1つ目は、『防災』です。

電気自動車は、非常用の電源にもなります。
このi-MiEVは付属のPower Boxを使用すると約1日分の家庭用
の電源を取り出すことができるのです。

9月から防災月間が始まります。今回この電気自動車を活用する
3つの仮設自治会は防災訓練でこの車の活用を始めるのです。

非常時に、スムーズに電気自動車から電源を取り出し、
そしてそれを何に使用するか

そういうシュミレーションが、電気のない辛い時期を過ごされた
経験を持つ被災地の防災訓練の現場で行われるのです。

あと、石巻市の防災計画にも貢献できたらと思ってます。
例えば、市からカーシェアリングコミュニティサポートセンターの
方に連絡があれば、6台の電気自動車を電気を必要とする場所に
集結させて給電するといった連携もこれから簡単にできるように
なります。

2つ目は『インフラ』です。

電気自動車が快適に活用されるための最大の課題が『急速充電設備
の普及』です。私達は電気自動車を活用する利用者の方々と共に
石巻市内の各方面に具体的な要請をしていく予定です。

私達が式典を行ったその日、宮城県が電気自動車充電器設置の計画を
発表しました。

平成26年までになんと18基の設置が計画されているのです。

【NHK:電気自動車普及に充電器設置】
http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20130808/3616721.html

「どこにどういう形で設置するのか」情報を追いかけながら、
また利用者の立場として提案を行いながら、電気自動車を持っている
人達が、一度は訪れたくなるような町づくり(インフラ整備)を
この取り組みから、生み出すことができればと思っています。

3つ目は『自然エネルギー』です。

私達は、自然エネルギーで充電できる環境づくりをまずは
1箇所作るという新たな目標を掲げました。

私達が目指すところは、持続可能で心通いあう町をこの
カーシェアリングを通して後世に残したいということです。

これ以上『後世に負担をかける』ということを、もう止めたい
のです。

私たち自身、全くの素人で知識や経験もなくあるのは『夢』だけです。
今、専門家の方々へ相談を行いながら、実現に向けて動きを始めて
いきました。広く意見や情報を集めています。
実現に向けて、参画いただければ嬉しいです。

私達は、復興住宅でどのようなカーシェアリングを展開するか
ということに照準を定めています。

9月から石巻市では、市民の方々に希望する復興住宅を募り
はじめます。予め、それぞれの復興住宅に住む人たちが決まり
そこで、その人たちの意見を反映した環境づくりを始めて
いきます。

住民の方々の話し合いの場で、電気自動車カーシェアリングに
ついて声が挙がり、具体的に設備の面で反映されるような
環境が作れたらと思っています。

それに向けて、一歩ずつ、石巻の人々と共に歩んでいきたいと
思います。

◆◇カーシェアリング協会からご協力のお願い◆◇

私達は、以前提供する車の初期経費に充てさせていただく
『くるま募金』を募集させていただき、多くの方々に協力
いただき、車を提供してまいりました。
お蔭様で、多くの台数分の募金が集まりましたので、しばらく
募集を行っておりませんでした。
しかし先日の71台目の車を提供にて、お預かりした募金を
を全て充てさせていただきました。
今、南境第七団地と気仙沼にてテストを行っている車両及び
今後の提供の分を捻出するため、『くるま募金』の募集を
再開しました。

以下の『くるま募金のご案内』をご参照いただきよろしければ
ご協力よろしくお願いします。

【くるま募金のご案内】

仮設住宅や被災地域を調査し、被災された方々の声を聞いた結果、
共用車両にかかる初期経費約15万円(保険料、登録費用、運搬
費用 )を被災された方々にご負担いただくのは非常に厳しいこと
であると実感しました。そこで私たちは、その費用を全国の皆様
から応援していただく「くるま基金」を募集しております。
1口1,000円の応援を1台あたり150口集めて、利用者の方々に費用
を負担していただくことなく車を使い始めて頂きます。
仮設住宅や在宅避難地域にお住まいの方々が少しでも快適に生活
できるよう、皆様ご協力のほどよろしくお願いいたします。なお、
車両を50口以上サポートいただける方は、車両にサポーター様の
お名前を入れさせていただきます。

※軽自動車の場合は100口集めております。
※一度使用した車を再提供する場合は120口(軽は80口)集めています。

くるま基金チラシダウンロード
http://www.japan-csa.org/くるま基金チラシ.pdf

◆『くるま募金』の支援方法

口座にお振込みいただいた後、メールにてお知らせください。

ゆうちょ銀行:記号14330 番号17947751
(店名 四三八 店番438 普通 1794775)
口座名:「一般社団法人日本カーシェアリング協会」

メールアドレス:car@japan-csa.org
(件名:くるま基金、本文:お名前・口数)

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

先月末、石巻専修大学の講座『復興ボランティア学』で吉澤が
1時間程度の講義をさせていただきその様子がアップされます。
私達以外にも石巻で活動を行う14の支援団体が講義を行っており
それぞれの様子も紹介されてます。
もしよかったらご覧ください。

【石巻専修大学 復興ボランティア学】
http://www.ustream.tv/recorded/36625475

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

8月6日、OPEN JAPAN石巻ベース2F『LIFE STUDIO』にて
『8.6 One Night 石巻』を開催しました。

仙台在住の被爆者の方をお招きし、福岡県星野村に灯る『原爆の残り火』を
灯しながら証言を語っていただき、その証言内容を記録するという試みです。

記録した内容をNPOメディアージの大矢中子さんの協力で
アップして頂きました。もしよかったらご覧ください。
http://www.ustream.tv/recorded/36931857

NHKで放送された様子も以下で確認できます。
http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20130806/3312981.html

8.6 One Night
http://86onenight.seesaa.net/

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OPEN JAPAN及び各プロジェクトへのご支援のよろしくお願いします。

<OPEN JAPAN事務局>

郵便振替口座 02250-5-126661
口座名 一般社団法人 OPEN JAPAN

●他の金融機関から 
店名 二二九(ニニキユウ)店 当座 0126661

<各プロジェクト毎の支援方法>
http://openjapan.net/shien

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一般社団法人OPEN JAPAN(旧ボランティア支援ベース絆)
配信責任者 吉澤武彦

URL http://openjapan.net/
Email boomerang@openjapan.net
facebook http://www.facebook.com/hirakenippon
——————————–
転送・転載・大歓迎です。
ご意見・ご投稿、ダブって送信された場合、配信停止・開始する場合は:
(boomerang@openjapan.net)までご一報ください。
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BOOMERANG vol.2 【自分史を書き残そう】

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OPEN JAPAN BOOMERANG vol.2 【自分史を書き残そう】
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石巻からこんにちは。

OPEN JAPANの清野和彦(キヨ)です。

この4月から、OPEN JAPANの事務局スタッフをさせていただいています。

私は、OPEN JAPANの新しいプロジェクト、自分史で福島を書きのこす
「『3月10日』制作室」を担当しています。
今回のBOOMERANGでは、『3月10日』制作室とはどんなプロジェクトか
お伝えさせていただきます。

〇「3月10日、あなたは何をしていましたか?」
福島第一原発事故による放射能汚染の影響で、福島県内では、事故前に
住んでいた故郷に戻ることが出来ず避難生活を余儀なくされている方々が
たくさんいらっしやいます。

『3月10日』制作室は、避難を与儀なくされている方のお一人お一人の
人生を「自分史=いのちの物語」として一冊の本にして、次の世代に伝え
遺す活動に取組んでいます。

自分史を編んでいく扉を開く「鍵」として、
「震災の前日、3月10日にあなたは何をしていましたか?」
という質問をさせていただいています。この質問通じて、その方の震災前の
日常の姿が見えてきます。

「あなたが生きた時代はどんな時代でしたか?」
「あなたの夢はなんでしたか?」
「あなたが子や孫に伝え残したいことはなんですか?」

数か月間のやり取りを通じて、一緒に自分史を編んでいきます。

〇自分史で福島をかきのこそう
『3月10日』制作室では、震災の経験だけではなく、その方の人生を
通じた自分史を作成します。

「生まれた場所はどんな場所でしたか?」
「子供の頃はどんな遊びをしましたか?」
「楽しかったことはなんですか?」
「大変だったことはなんですか?」

たくさんの方の自分史を編むことで、いまは人が住むことができ
なくなってしまった故郷の日常の風景や人々の営みを伝え残そうと
しています。その歴史は、特定の立場からの一方的な歴史ではなく、
それぞれの方の人生に起点をおいた歴史になるはずです。
それは多様な動植物で成り立つ自然の森のような歴史でしょう。

〇誠実な歴史をのこす文化を日本につくる
古代から人類は「歴史を書きのこす」ということに取組んできました。
壁画や粘土板、パピルス、木簡や竹簡などをつかって、歴史や教訓
をかきのこすことに取組んできました。

歴史の編纂は、共同体の政治を司る者にとっての一大事業でした。
なぜなら歴史を編纂するという事は「自分たちが何者であるか?」
について、「その時何が起こったか?」について大きな力を持つこと
だからです。福島第一原発事故も、後世になれば権力をもった人の
視点で歴史として編纂されていくでしょう。

『3月10日』制作室は、権力を持った人側からではなく、一人一人の
いのちの側に立った、誠実な歴史を書きのこす文化を日本につくること
を目指しています。

現代、私たちには、パソコンやインターネットがあります。「人々の記録を、
人々が編む」ということが技術的に可能になっているのです。

〇お墓参りの文化を変える!
仏教のお墓参りにいくと、墓標には血のつながった家族の戒名が
書かれています。祖父母くらいまでは、どんな人だったかわかる
かもしれません、それでは曾祖父母や曾曾祖父母はどうでしょうか。
振り返ってみれば、祖父母や両親でさえ、どんな人生を歩んできたか、
ちゃんとは知らないこともあるでしょう。

『3月10日』制作室では、書いていただいた自分史を縁のある
お寺に保管してもらうことも目指しています。お墓参りにいくと、
お寺には曾祖父母の自分史さらにさかのぼったご先祖様の自分史
が保管されています。ご先祖様と自分史を通じて出会い、どのような
人生を歩み、何を決断してきたかがわかるようになるのです。

命あるうちに自分史を書きのこし、後世に伝えていきましょう。
このことは、未来を生きる子孫に大きな宝物を手渡すことになるはずです。

〇「自分史の紬手」募集! 一緒に活動しませんか?
現在は、『3月10日』制作室では、福島県南相馬の方対象に自分史
制作活動中です。
この秋からは、さらに双葉町、大熊町の方とも一緒に自分史を編み
出そうと計画しています。

8、9月の予定
◆8月17日~27日 福島県南相馬市・埼玉県加須市騎西(双葉町避難先)
・福島県会津若松市(大熊町避難先)にて活動予定

現地での活動だけではなく、遠隔地でも活動に参加できます。
音声の文章化、記録された文章を本にしていくための構成、写真撮影、
イラストや写真の加工など、本を作り上げていくための作業をネット
を通じて分担してすすめていきます。自分史制作を通じて、あたたかい
人と人とのつながりをつくっていきたいのです。

『3月10日』制作室の活動を一緒に進めていきたい、と思われる方は、
ぜひご一報ください!活動資金へのご協力もよろしくお願いします!

<『3月10日』制作室 口座>
ゆうちょ銀行:記号18130 番号24550271
ゆうちょ以外:ゆうちょ銀行店名 八一八(ハチイチハチ)店番818
口座番号2455027 口座名 『3月10日』制作室

『3月10日』制作室ブログ http://20110310.seesaa.net/
facebookページ https://www.facebook.com/20110310seisakushitu

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

☆石巻の『川開き』においでよ!!

8月1日、石巻で一番大きなお祭り『川開き祭り』が開催されます。
※7月31日は前夜祭として灯篭流しが行われます。

第90回石巻川開き祭り

http://www.ishinomakikawabiraki.jp/

日本カーシェアリング協会では、不定期で利用者の会員の方々
と一緒にいろんな催しを行っているのですが、この度OPEN JAPAN
の屋上で『花火鑑賞会』を行う事になりました。

OPEN JAPAN 石巻ベースの屋上は、花火の打ち上げられる中瀬の
真正面。スペシャルな特等席なんです。

この際、カーシェアの会員の方々だけでなく、関わる様々な方々と
花火の美しさを一緒に感動できればと思ってます。

ぜひこの機会に石巻を訪れていただければと思います。

久々に石巻を訪れる機会として
地元の方々と交流する機会として
懐かしい仲間と再会する機会として

参加ご希望の方は、飲み物とお菓子を事前に用意するため、7月30日
までに以下にご連絡ください。

info☆japan-csa.org
※☆を@に変更して下さい。
※件名を「川開き」でお名前ご連絡先をお知らせ下さい。
※メールでの申し込みが難しい場合お電話にてご連絡下さい。
TEL0225-22-1453

みなさまのご来石を石巻でお待ちしております。

<以下概要です>

日時:8月1日 19:00~
参加費:1,000円(ドリンク2本+お菓子)
※収益は活動費に充てさせていただきます。
場所:OPEN JAPAN 屋上  (宮城県石巻市住吉町1-1-2)
主催:日本カーシェアリング協会(OPEN JAPAN)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

石巻専修大学において毎週火曜日に開催されている「復興ボランティア学」。
今週は吉澤が石巻でのカーシェアリングの取り組みを講義で紹介します。
学生だけでなく,市民の方も参加できます。ユースト配信もされるので
ご都合よければご覧ください。

日時:7月30日(火曜日)16:50〜18:20
場所:石巻専修大学4号館4101教室
テーマ:「石巻で社会の雛形を作る」
ユーストURL:http://goo.gl/s439Q

——————————–

OPEN JAPAN及び各プロジェクトへのご支援のよろしくお願いします。

<OPEN JAPAN事務局>

郵便振替口座 02250-5-126661
口座名 一般社団法人 OPEN JAPAN

●他の金融機関から
店名 二二九(ニニキユウ)店 当座 0126661

<各プロジェクト毎の支援方法>
http://openjapan.net/shien

——————————–

一般社団法人OPEN JAPAN(旧ボランティア支援ベース絆)
配信責任者 吉澤武彦

URL http://openjapan.net/
Email boomerangopen☆japan.net ※☆を@に変更
facebook http://www.facebook.com/hirakenippon
——————————–
転送・転載・大歓迎です。
ご意見・ご投稿、ダブって送信された場合、配信停止・開始する場合は:
(boomerang☆openjapan.net)までご一報ください。※☆を@に変更
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BOOMERANG vol.1

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【日本カーシェリング協会メールニュースvol.6】2013年6月22日
◆BOOMERANG vol.1◆
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前回のご案内(3つの種)から約半年が経ちました。

年度も変わり、ちょうど1週間前私どもも総会を終え、車を利用
する会員の皆様と共に今後のことを語り、決めてまいりました。
(総会の様子は、後日ブログにてご報告致します)

この半年の間、年末に植えた種がムクムクと育ち、土から芽が
出始めてきました。それらのことについても、改めてご報告させて
頂きますね。

さて、本日ご案内させていたのは、一つのメールニュースが
始まった事をお知らせしたかったのです。

私共日本カーシェアリング協会はOPEN JAPANのプロジェクトとして
推進しています。

OPEN JAPANは社会的なプロジェクトを生み出し、そして縁の下から
そのプロジェクトを支えていく活動です。

元々神戸元気村の支援活動以外の社会的な活動をOPEN JAPANとして
山田バウさんが行ってきました。

その後、石巻に元神戸元気村のスタッフらで「ボランティア支援
ベース絆」を立ち上げ、2012年3月に、活動を終えたバウさんの
意志を引き継ぎ、「OPEN JAPAN」として活動を新たにしたのです。

今年の3月11日、私がOPEN JAPANを引き継ぐことになり、カーシェアリング
以外の様々なプロジェクトも生み出し、育む活動を行っているのです。

そのOPEN JAPANのメールニュース「BOOMERANG」では当然カーシェアリング
についての情報もそこで発信してまいります。

もしよければそちらの方も一つの情報源として選んでいただければと思います。
様々なプロジェクトの現場の声をお届けできると思ます。

購読ご希望される方は boomerang@openjapan.net までご一報ください。
※件名に「購読希望」と入れていただけると助かります。

今回の「BOOMERANG」で「OJ Cafe」という神戸での報告会の事が紹介されてます。
私が久々に関西に戻りまして、報告を行う予定です。
カーシェアリングの報告ももちろん行います。

関西方面にお住いの方、直前のご案内ですが、お時間ある方はぜひ
お越しください。

では、以下OPEN JAPAN BOOMERANG vol.1をご覧ください。

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OPEN JAPAN BOOMERANG vol.1 【OJ Cafe】
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石巻からこんにちは。

OPEN JAPANの吉澤武彦です。(カーシェアのタケです)

私が石巻を訪れてちょうど約2年になりました。

それ以前の震災直後にベースにお越しいただいた方は、初めましての
方もいらっしゃると思います。

突然のメール、お許しください。

先ほど仮設で落語による笑顔の支援を継続的にされている三遊亭京楽さん
が助さんの案内で来られました。屋上をご案内したのですがそこから
見える風景を見て、

「この街も変わりましたね~。」と呟かれました。

私は、「はい」と答えました。

月日と共に街の様子は変わっていきました。
人の心も変わっていきました。
そして、私たち自身も変わっていきました。

2011年3月19日、南境生活センターを拠点に活動を始め、様々な緊急支援の
プロジェクトが生まれ、取り組んでまいりました。
被災地の状況に合わせてプロジェクトの内容も変化し、目の前の事から
遠い未来を見越した活動に変化していきました。

支援活動の枠を超え、街づくり、社会づくり、そして文化度を高める
活動をめざし2012年3月、「OPEN JAPAN」と名称を変更し、1年後の
2013年3月11日にベース立ち上げ、運営していた助さんととーるさんから
私がこの活動を引き継ぎました。

(助さんととーるさんは顧問として、今もそれぞれのプロジェクトを
推進されています。)

今まで多くの方々に関わっていただきプロジェクトを進めてまいりました。
そんな方々に関わったプロジェクトがどのように変化して、今どんな活動を
しているのか、お伝えできたらと思い、先月からOJ Cafeという対話型の
報告会をスタートさせました。

この度は、今までOPEN JAPAN(旧ボランティア支援ベース絆)で
記入いただいた宿帳、あとボランティア申込みいただいた際に
メールアドレスを記入いただいた方々に、そのご案内の為に一斉に
ご連絡させていただきました。

まず、早速明日神戸で報告会を行います。

そこには、四万十塾のとーるさんをはじめ、写真プロジェクト
のユキオ君、整体チームの津田さん、サンライス元気村のつっくん等
が集まり、報告をしてくれることになりました。(カーシェアリング
は当然私の方で行います)

飛び入りで報告する側になっていただいてもも結構です。

お友達をお誘いあわせの上、ぜひぜひご参加ください。

<OJ Cafe@神戸概要>

日時:6月23日(日曜日)19:00~
参加費:1,000円 ※500円をOPEN JAPANの活動費に充てさせていただきます
場所:健康道場Sala Santi
神戸市灘区八幡町3-6-19 クレアール六甲2F
http://www.npo.co.jp/santi/info/ss_info.html

今回はSala Santiの清水さんが主宰を引き受けてくださり、神戸で報告会
を開催できる運びになりました。私達も今後様々な地域でこうした報告会
を開催していきたいと思います。

主催・協力いただける方いらっしゃいましたら、ぜひお声掛けをいただければ
と思います。

ブログや、こうしたメール等を通して情報を案内させていただきますので
皆さんと再会できる日を楽しみにしています。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

さて、もしよかったらこれを機に、私達の今取り組んでいること、
現場で見たこと、感じたこと、発信したいことなど現場でプロジェクトを推進
する一人一人がライターとなって、不定期で送らせていただければと思っています。

あの時、自分の胸の中にある愛にしたがって、具体的な行動を起こした
皆様にできたらもう一度参画いただきたいと思っているのです。

知っていただきたい。

そして、『動く』事で日本の扉を開いていきたい。

このメールニュースを『BOOMERANG(ブーメラン)』と名付けました。

私達の取り組みのルーツは『神戸元気村』にあります。
助さんも、とーるさんも神戸元気村のスタッフです。

その神戸元気村代表の山田バウさんがかつて発行していたメールニュースが
『OPEN JAPAN BOOMERANG』だったのです。

受け継いだ意志を一通一通のメールに込めて

『ブーメラン』のように日本全国に広がり、

必要な人の心に届くように願いを込めて。

もし今後メールが必要のない方は、boomerang@openjapan.netまで
ご一報くださいませ。。。。

——————————–
OPEN JAPAN及び各プロジェクトへのご支援のよろしくお願いします。

<OPEN JAPAN事務局>

郵便振替口座 02250-5-126661
口座名 一般社団法人 OPEN JAPAN

●他の金融機関から
店名 二二九(ニニキユウ)店 当座 0126661

<各プロジェクト毎の支援方法>
http://openjapan.net/shien

——————————–
一般社団法人OPEN JAPAN(旧ボランティア支援ベース絆)
配信責任者 吉澤武彦

URL http://openjapan.net/
Email boomerang@openjapan.net
facebook http://www.facebook.com/hirakenippon
——————————–
転送・転載・大歓迎です。
ご意見・ご投稿、ダブって送信された場合、配信停止・開始する場合は:
(boomerang@openjapan.net)までご一報ください。
————————————————

(BOOERANGはここまで)

────────────────────────────
◆編集後記
────────────────────────────
前回の配信でもご案内しましたが、私達の最大の課題は人手
不足です。滞在場所はOPEN JAPAN石巻ベースがあります。
長期で現地で活動できる方、ぜひ力を貸して頂きたいと思います。

────────────────────────────
◆ご協力のお願い
────────────────────────────

【保険募金のご案内】

2年目の保険料は利用者の皆さんに負担していただく事になって
おりましたが、割高な保険料と復興状況を検討した結果、
皆様からの支援を募り、その保険料の一部をサポートすることにいたしました。
年間の保険料の約半分となる3万円(軽自動車は2万円)の寄付を
集め、充てさせていただいております。あと、約50万円程サポートに
費用が必要です。
ご協力よろしくお願い致します。

<申し込み方法>
口座へお振込いただいた後、メールにてお名前・口数をご連絡下さい。

ゆうちょ銀行:記号 18150 番号 36867661
(店名 八一八 店番 818 普通 3686766)
口座名「一般社団法人日本カーシェアリング協会」

メールアドレス:car@japan-csa.org
※件名「保険募金」でお願いします。

※寄付いただいた方全員のお名前をリストにし、それぞれの車両の利用者の方に
リストをお渡しいたします。
※お名前をブログでご紹介させていただきます。
※名前掲載及びメールを希望されない場合はその旨ご記入ください。

【運営費ご協力のお願い】

私達は自立的な運営を目指して一歩ずつ前に進んでおりますが、
現時点ではまだまだ支援が必要です。
円滑な事務局運営のためのご協力をよろしくお願い致します。

口座へお振込いただいた後、メールにてお名前・口数をご連絡下さい。

ゆうちょ銀行:記号14370 番号11142661
(店名 四三八 店番 438 普通 1114266)
口座名:「一般社団法人日本カーシェアリング協会」

メールアドレス:info@japan-csa.org
※件名「カーシェアサポーター」でお願いします。
※管理のため上記保険募金と異なる口座としております。ご注意ください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇日本カーシェアリング協会メールニュースの登録・停止◆

登録:件名に「メールニュース購読希望」と明記し、お名前・配信を希
望するアドレスを記載の上mail@japan-csa.orgまでご連絡ください。

停止:件名に「メールニュース配信停止希望」と明記し、お名前・配信
を希望するアドレスを記載の上mail@japan-csa.orgまでご連絡ください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆◇発行元◆◇

一般社団法人日本カーシェアリング協会
〒 986-0005
石巻市大瓜字鷲の巣45-1仮設大瓜団地集会所内
TEL/FAX 0225-22-1453
E-mail:mail@japan-csa.org
ホームページ:http://japan-csa.org/
Blog:http://japan-csa.seesaa.net/
Twitter:http://twitter.com/#!/JapanCarSharing
Facebook:http://www.facebook.com/japancsa

日本カーシェアリング協会のブログより転載)

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