月別アーカイブ: 2014年 11月

OPEN JAPAN ブログ - 日々の活動などなど

白馬村の様子(助さんからの報告⑤)

今、残り調査出発前の打ち合わせを日本財団や新潟災害ボランティアネットワーク、支援Pと自治会区長、社会福祉協議会、建築組合と行っている。
仲間のイサミ看板屋より「がんばろう!白馬」マグネットステッカー到着。
ありがとう

白馬村役場の担当や消防団長、区長、建築業組合と技術系ボランティアとの連携が認められて、早速の作業開始。

地元の大型重機2台のサポートで2階より荷物の運び出しです…

日本財団クロさん登場!打ち合わせから現場作業までこなしています!
技術系ボランティアお待ちしています!

雨天の中、朝一番に潰された車庫から2台をラフタークレーンを活用して引き抜き、昼前には、爪ジャッキを活用して車を救出(3台とも自走可能)。
重機チームは解体業者と連携して貴重品探しを進行中。
少しずつ、思い出も見つかっています…

助さんのfacebookから転記

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

傾いている家屋から生活用具や思い出の品々を取り出すには、
重機の力が欠かせません。 重機で支えながら、取り外しながら。
週明けから白馬村には雪が降り出しそうです。(が)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<OPEN JAPANの緊急支援プロジェクトへご協力お願いします>

郵便振替口座 02250-5-126661口座名 一般社団法人 OPEN JAPAN

●他の金融機関から 店名 二二九(ニニキユウ)店 当座 0126661

 

Posted in 携帯投稿 | Leave a comment

2歩前進

【日本カーシェリング協会メールニュースvol.14】2014年11月28日
           ◆2歩前進◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今日はよい報告を2つしたいと思います。

まずは、1つ目。

先週の金曜日(21日)、復興公営住宅で自然エネルギーを活用
したEVカーシェアリングを行う事業「エコEVカーシェアリング事業」
の第一回『検討委員会』を石巻市役所庁内で開催することができました。

DSC_0228.jpg

前回のメールニュースで市長へこの事業への協力について要望書を
提出したことをご報告しましたが、その要望書の回答を11月4日に
「市として支援する」という回答をいただきました。

それを受けて、市の5つの課の課長がこの事業の検討委員会の
正式なメンバーとして加わり、地元の教育機関である石巻専修大の
山本憲一先生(理工学部)と竹中徹先生(経営学部)、
東北大の鈴木高宏先生(未来科学技術共同研究センター)、
太陽光充電システムの三菱電機プラントエンジニアリングの高木副本部長、
今回の事業をトータル的にサポートしてくださっている
コンサルタントのCDS経営戦略研究所の奥間さん、そして
石巻仮設住宅自治連合推進会の会長として増田さんら
と共に、石巻でのモデル化に挑戦することになったのです。

来春、復興公営住宅に太陽光エネルギーでEVを充電できる
システムを1箇所導入し、約1年間かけてその設置
準備と現場での実践を住民のみなさんと行います。
この事業の効果を確認し、モデル性を検証する社会実験であると
同時に他の地域で転用できる『雛形』を作りあげるという
プロジェクトです。

最初の検討委員会は、顔合わせ的な意味合いを中心に
考えていましたが、さっそく様々な意見が交わされました。

五島列島で100台のEVを使った社会実験を行った鈴木先生は、

「こんなに活発な会は、珍しい。大切に進めていきたいですね。」

と会を終えておっしゃってくださいました。

今までは、ど素人の私たちが想いと情熱だけですすめてきましたが
ここからは違います。

石巻を想う熱いハートを持ったプロフェッショナルな方々と共に
力強くモデル化を進めることができるのです。

私たちにとって大切な一歩を踏み出しました。

【河北新報:災害住宅にEV 事業化へ・石巻】
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201411/20141123_13010.html

そして、2つ目の報告です。

検討委員会という体制は整ったものの、
この事業の推進には、もう一つ重要な要素が不可欠でした。

それは、システムを導入するための『財源』です。

私たちはかねてから財源を確保するために、様々な助成金に申請したり、
インターネットを使った資金集めのための投票など挑戦したりしました。

(あの時は、本当にたくさんの方々に、ご協力いただきました。
 思い返すと感謝の気持ちが溢れてきます。)

そして、昨日、スタッフの山川が作った検討委員会の議事録を
メンバーの皆様にメールで送ろうとしていたところ、一本の電話
がかかってきました。

電話の相手は、三菱商事復興支援財団の立石さん。

三菱商事復興支援財団さんは、過去2年私たちの活動に助成
いただき、今回の事業についても夏前位から相談をさせていただ
いておりました。

相談をさせていただいた際も、「メールニュースを拝見してますよ」
と私たちの状況をすでに把握されており、その上で
数回の打ち合わせを経て、事業を申請させていただき、
最終のプレゼンテーションを今月上旬に行わせていただいて
いたのでした。

約半年の間、私たちの刻々と変化する状況を伝えながら、
私たちについて深く理解していただき、それ故に未熟なところもよく
わかっていらっしゃって、鋭い指摘などいただきながら
本当に十分なコミュニケーション(相互理解)を行った
うえでの最終のプレゼンテーションでした。

これで落ちてもしょうがない、と思えるすがすがしさの中で、
結果を待っているといった状況でした。

結果をご報告いただけると聞いていた日から一週間以上経っていて
無理だったのかなぁと思っていた頃合いだったのですが、
電話を取った時、「結果が告げられる」と一瞬で緊張感が走りました。

「ご連絡が大変遅くなったのですが・・・
            採択させていただくことになりました」

思わず叫んでしまいました。

「やったぁ!」

検討委員会という体制とそれを力強く進めるエネルギーである財源が揃い、
私たちが目指した一つの夢である
復興公営住宅で自然エネルギーを活用したEVカーシェアリングを
実現する具体的なもう一歩を踏み出せることになりました。

さぁ、ここからが本番。
一日も無駄にできない、ハイシーズンを私たちは迎えます。

がんばるぞ!

────────────────────────────
 ◆編集後記
────────────────────────────
先月から仮設住宅でアンケート調査を始めました。アンケートは
きっかけで現場の声をじっくり聞くために行っているので
ものすごく時間がかかるのですが、1カ月かけて昨日、
ようやく1団地分が終わりました。

アンケート項目の移動に関する話から始まって、そこから
話をやっていくといろんなことが見えてきます。

電話の線が抜けているのに気付かず、2,3か月電話が
通じないと困っていた方

エアコンで暖房が使えるのを知らずに、寒さを我慢されてる方

インターホンの電池を変える時、電池を反対に入れていたこと
に気付かず壊れたと思っていた方

高齢の方は、ちょっとした事で、困っていらっしゃっていて
ちょっこっとサポートしてあげると、助かる人が大勢いることを
スタッフ一人ひとりが改めて感じることができたように思います。

困っている人を助ける事こそ、私たちの活動の基本にあります。
こうした現場に足を着けた場所から雛形づくりを力強く
進めていけたらと思います。

【協力者募集】カーシェア仮設アンケート
http://japan-csa.seesaa.net/article/409445068.html

────────────────────────────
 ◆ご協力のお願い
────────────────────────────

【車募集】

被災地で活用させていただく車両を募集しています。
カーシェアリングはもちろん、引っ越しや、就業、生活困難者
のための貸し出し等様々な貢献活動に活用させていただきます。
※軽自動車&軽トラを特に募集しています!

【くるま募金のご案内】

最初にスムーズにカーシェアリングを実施して頂くために
初期経費(保険料、登録費用、運搬費用)を15万円/台(1口1,000円)
の寄付を集めて充てさせていただいております。
仮設住宅や在宅避難地域にお住まいの方々が少しでも快適に生活
できるよう、皆様ご協力のほどよろしくお願いいたします。なお、
車両を50口以上サポートいただける方は、車両にサポーター様の
お名前を入れさせていただきます。

※軽自動車の場合は100口集めております。
※一度使用した車を再提供する場合は120口(軽は80口)集めています。

くるま基金チラシダウンロード
http://www.japan-csa.org/くるま基金チラシ.pdf

◆『くるま募金』の支援方法

口座にお振込みいただいた後、メールにてお知らせください。

ゆうちょ銀行:記号14330 番号17947751
(店名 四三八 店番438 普通 1794775)
口座名:「一般社団法人日本カーシェアリング協会」

メールアドレス:car@japan-csa.org
(件名:くるま募金、本文:お名前・口数)

【賛助会員募集】

日本カーシェアリング協会では当協会の趣旨に賛同し、賛助会員
として当協会活動を支援してくださる個人や団体の賛助会員を
募集しております。
詳しくはコチラをご参照下さい。
http://www.japan-csa.org/03.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇日本カーシェアリング協会メールニュースの登録・停止◆

登録:件名に「メールニュース購読希望」と明記し、お名前・配信を希
望するアドレスを記載の上mail@japan-csa.orgまでご連絡ください。

停止:件名に「メールニュース配信停止希望」と明記し、お名前・配信
を希望するアドレスを記載の上mail@japan-csa.orgまでご連絡ください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆◇発行元◆◇

一般社団法人日本カーシェアリング協会
〒 986-0005
石巻市大瓜字鷲の巣45-1仮設大瓜団地集会所内
TEL/FAX 0225-22-1453
E-mail:mail@japan-csa.org
ホームページ:http://japan-csa.org/
Blog:http://japan-csa.seesaa.net/
Twitter:http://twitter.com/#!/JapanCarSharing
Facebook:http://www.facebook.com/japancsa

日本カーシェアリング協会ブログより転載)

<日本カーシェアリング協会 口座>
ゆうちょ銀行:記号14370 番号11142661
ゆうちょ以外:ゆうちょ銀行店名 四三八(ヨンサンハチ)店番438
口座番号1114266 口座名 一般社団法人 日本カーシェアリング協会

Posted in カーシェアリング | Leave a comment

白馬村の様子(助さんからの報告④)

昨夜、白馬村社会福祉協議会局長や長野県社協、白馬村消防団長、レスキューストックヤード、震災がつなぐネットワーク、ADRAJapan、め組JAPAN、村内外の方々と打ち合わせ。


地元中心にボランティア受付が200名を越えるが、ボラセン対応の緑紙(応急危険度判定士にゆる判定で安全)のみで待機が多い。
今日は、地元建築組合の方々と社会福祉協議会、技術系ボランティアと被害の大きい堀之内地域を調査で廻るが、土日での作業は未定だ。
災害対策本部は住民に対して原則危険な赤紙家屋には入らないようにお願いしており、保険会社や罹災証明調査を進めているが少しずつだ…
また近隣の小谷村ボランティアセンターを訪ね長野県社会福祉協議会の方と話したが、こちらは地元で対応するとのこと。

助さんのfacebookから転記

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

発災から今日で5日目。
本来であればこの時期は、厳冬を迎える為の準備に勤しんでいるはずと察します。
焦る気持ち、進まぬ家財道具出し…etc。
少しでも、少しでも前に進めますように。(が)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<OPEN JAPANの緊急支援プロジェクトへご協力お願いします>

郵便振替口座 02250-5-126661口座名 一般社団法人 OPEN JAPAN

●他の金融機関から 店名 二二九(ニニキユウ)店 当座 0126661

Posted in 携帯投稿 | Leave a comment

11月19日(水) 加須市へ伺いました。

こんにちは。
この日はRIKOさんが同行してくれました。RIKOさんは頼もしい相棒です。
まずは、えへへ、「加須ふれあいセンター」さんで、お昼ごはん。前もって連絡をしておけば、300円でご馳走になれますょ。もちろん、お・い・し・ぃデス。

横山とみ子さんのお隣でいただきま~す。

さて、お昼ごはんが済むと関根茂子さんの一回目のインタビューを「加須ふれあいセンター」の2階をお借りしました。
今回から事前に質問シートをお渡ししておき、インタビュー項目を設定してからですので、予め、茂子さんのプロフィールを把握して時系列に進めることが出来、今後の編集作業に役立ちそうです。
茂子さんは旧騎西高校の避難所閉鎖以降、加須市でご主人と娘さんとの三人暮らしをされていて、茂子さんは旧騎西高校の避難所があった加須市を二つ目の故郷と考えています。

茂子さんのリュックサックは双葉町時代からの愛用で、数々の思い出が詰まっているとのことです。

そして、予め用意していただいた貴重な写真の数々、古い写真も大切に保存されています。この日は23枚の写真をお借りすることが出来ました。

いい写真でしょう? この写真も自分史の中に残して行きたいなと思います。

約1時間半の茂子さんインタビューの次はお昼ごはんをご一緒させていただいた横山とみ子さんのインタビューを「双葉町社会福祉協議会」さんの会議室をお借りできました。

横山とみ子さんの原稿はすでにテープ起しを済ませていますので、今回は内容の確認などです。
横山さんにも改めて質問シート記入をお願いしていたので、概要がつかめたので制作のスピードが上がりそうです。

この日、夕刻になりましたが、Iさんの写真整理の3回目もお手伝いしてきました。
前回のブログ記事でもお伝えしましたが、Iさんは写真が大好きで、この日もお喋りしながら、懐かしい写真を整理している中で古い貴重な写真を数点、お借りしてきています。

1点だけになりますが、ご紹介いたします。いい写真でしょう?双葉町を残す記録の中に是非、入れておいていただきたい写真だと思います。

それから、Iさんは12月2・3日に開催されます双葉町民作品展覧会に出品されます。いわき市に居られる方で興味がある方がどうぞご覧なさってください。

  【双葉町民作品展覧会】
  開催場所:郡山ビッグアイ6階展示室
  開催日:12月2日(火曜日),3日(水曜日)
  時間:2日は午後1時から午後5時まで,3日は午前10時から午後3時まで
  内容:短歌、俳句、絵画、水墨画、刻字、書道、写真、華道、手芸等の作品の展示
  主催:双葉町教育委員会総務課
  入場:無料
  その他:『第27回双葉町総合美術展』と同時開催

☆追伸
今回も更新がタイムリーでなくて… ごめんなさい。

(かじがや ごろぉ)

☆自分史づくり・サポーター募集☆
自分史をつくるのためのサポーター(インタビュー、テープ起こし、編集、挿絵、写真、製本、デザイン等なんでも)を募集しています。
関心がある方は、 info@20110310.org までメッセージ下さい。

みなさまからのご支援が、活動の継続を支えます!
ご寄附のご協力よろしくお願いいたします!
<『3月10日』制作室 口座>
ゆうちょ銀行:記号18130 番号24550271
ゆうちょ以外:ゆうちょ銀行店名 八一八(ハチイチハチ)店番818
口座番号2455027 口座名 『3月10日』制作室

『3月10日』制作室Blogより転載)

Posted in 『3月10日』制作室 | Leave a comment

白馬村の様子(助さんからの報告③)

震災二日後の住民一時帰宅時より、住民や関係者にはそろいの「HAKUBA」ベストを着用し、不審者がわかるように対策された。また昨日より近隣の建設組合より重機やダンプ、職人が大勢入ってくれて、通路の障害物撤去や段差の解消、各世帯へのシート貼り作業の支援。


応急危険度判定士が貼った危険を意味する赤紙だらけであるが、家族や親戚、会社の仲間達が天候が悪くなる前に出来るだけ荷物を運びだそうと昨日は動いていた。
私たちが作業した近隣の車庫には、倒壊して下敷きとなった数台の車やトラクターがそのまま時が止まったままの状態。
石巻と同様に、移動の足を失った方々にも、カーシェアが必要だろう・・・


今日は冷たい雨が降っている。
里への降雪も近い・・・


被災地と少し離れているスキー場関係地区には、ほとんど被害が無いが風評被害は大きいだろう。
木曽御獄山と同様に、無事なエリアの報道もしっかりと行うべきだ・・・
募集地域限定での白馬や小谷でボランティア受付が始まっているが、古い集落や地域での他人ボラの受け入れなど、
いろいろと課題が多いと感じる・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

度重なる余震に、一歩また一歩と冬の足音がすぐそこまで聞こえるこの季節。
白馬村や小谷村では例年ですと3メーター近い積雪がある地域です。
家を失い、厳冬が目の前で復旧作業や資材の運びだしに残された時間 は僅かなはず・・・。
手が必要な方へ、手が届きますように。(が)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<OPEN JAPANの緊急支援プロジェクトへご協力お願いします>

郵便振替口座 02250-5-126661口座名 一般社団法人 OPEN JAPAN

●他の金融機関から 店名 二二九(ニニキユウ)店 当座 0126661

Posted in 携帯投稿 | Leave a comment