月別アーカイブ: 2015年 9月

OPEN JAPAN ブログ - 日々の活動などなど

鹿沼市・常総市の様子(助さんからの報告⑤)平成27年9月関東・東北豪雨

昨夜、福島県三カ所への送りを終え、笑い声で一杯だったSEEDS OF HOPE のマイクロバス清掃し、仲間たちの待つ栃木県鹿沼市へ…

途中仮眠しつつ、鹿沼市加園ベースへ到着し、お借りした集会場の撤収作業に間に合う。


この連休期間に多くの仲間達や、ボランティア活動でかなりの土砂撤去が完了しており感動だった…

加園小学校や、鹿沼市社会福祉協議会ボラセンに挨拶し、茨城県常総市へ向かった…


常総市ボラセンでコーディネーターしていた、トムや、ひーさん案内で現場を歩いたが、やはり最前線の状況は、大型連休でのボランティアでも継続案件が多い…

さっそく、保養キャンプ企画者とーるは、昨日のマイクロバスから重機に乗り換えての作業が始まった…

 

助さんのfacebookから転記

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お疲れ様です。
最前線の状況は、大型連休でのボランティアでも継続案件が多い…とのコト。
日本の遥か南洋に湧き上がった台風第21号 (ドゥージェン)の迷走する動きも気になります。
まだまだ現地の被災状況は続いており、多くの方々の力を必要としていると感じました。(が)

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鹿沼市の様子(たくみくんとよしこちゃんからの報告⑤)平成27年9月関東・東北豪雨

鹿沼市 DAY8  2015年9月22日(火)

本日のボランティアセンターの会議にはイマちゃんを誘って参加しました。他市のボラセンが閉鎖して行く中、まずはじめにセンター長より「運営会議で鹿沼市のボラセンは当分の間継続する」とのお話がありました。本日のボランティア参加者は、団体9、136人、個人376人、計536人が活動しました。

ナース班から本日33件を訪問した際に気づいた事、感じた事などの報告がありました。夜眠れないという人がいるので見に行ってほしいと連絡のあったコミュニティーセンターを訪れたとのこと。そこには11名が避難しているそうです。下着や洋服などの物資はほとんど必要ないと思われ、話を聞いてあげるボランティアさんが必要だと感じていると言っていました。

先日ボラセンで会ってベースに連れて来たコニタン、帰らずにここで活動してくれています。名古屋のスギちゃんも今夜で二日目、毎晩明日は出発するから、と言いながら今夜もキッチンで立ち長話。かつての南境生活センターを思い出します。

南境生活センターの仲間だった阿部ちゃんふみえちゃんご夫妻から差し入れが届きました。石巻のくじら缶とさんま缶、ビーフジャーキーなどなど。冷蔵庫のないこのキッチン、みんなお肉やお魚がとても嬉しかったようです。石巻の仲間も多く活動しているので、阿部ちゃんたちの差し入れをとても喜んでいました。どうもありがとうございます。(よ)

豪雨から約10日、昨日初めて自宅の蔵を開いたら水浸しになっていた事に気付いたお宅があった。なんでもっと早く開けなかったのだろうと思うのだが、家の方に話しを聞いてみると、当日入り口には水がかぶっていなかったとの事。
そのお宅、今日はご親戚みんなで蔵の中の荷物出し、乾かし、拭いたりなどなど。ちょうどお隣に入ってもらっていたボランティアさんの手が空いたので早速手伝って頂く事になった。蔵の中に入れさせてもらうと1m近く階段を下りるような構造になっていた。「今までに経験した事のない事」これが世界中あちらこちらで起っている。(匠)

はからめログから転記

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気象庁が9月16日に発表した全球異常気象監視速報によると、9月9日から15日までの1週間に発生した世界の異常気象は、東北~関東地方で「多雨」など13件。1週間と言う期間が地球規模で短いか長いかは解らないけれど、
『地球が1日に2回は今までと違う動きをしている昨今であるのダ!』と言う事が解る。身近になってきている、そう感じる私です。(が)

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大和町の様子(アッシュからの報告③)平成27年9月関東・東北豪雨

大和町3日目の記録

地元新聞で「人手が足りない」と記事が出たらしく、まほろばホール駐車場は午前10時過ぎにはボランティア参加者と思われる車両で埋まっていました。

本日の現場も舞野地区。

 まずは20名で20メートルほどの農業用水路の泥かきと土のう作り。瞬時に終了。人数の力ってすごいです。

その後サテライトに戻り、「力仕事のキツイ作業OKな男子のみ」という志願制チームに手を上げて参加し、個人宅へ移動しました。先発隊に合流し、木の柱とトタンで作られている倉庫内の掃除を総勢約15名で実施。

稲をまとめるときに使う木の棒、クランプが3~4個も付いたままの3メートルはある単管パイプ、木製の樽などで一杯の倉庫に、両側の開口部からトンネル工事の様にもぐりこみ、運び出しを行いました。

倉庫は半壊状態で、ヘルメット無しには作業できませんでした。何度も頭をぶつけながら、ヘルメットの有難さを感じました。
できないことはしない。危険なことはしない。これは作業の鉄則だとつくづく思います。

危険なことをあえてやりたがる傾向の人や、無自覚に危険に足をつっこむ方が時々います。

その様な光景に出くわしたら、気付いた人がその場で「危ないですよ」と声がけをしていくことが大事だと感じました。

終わってみると、この人数であの量をよく捌けたなという率直な感想。作業中は会話をする余裕は全く無かったけれども、作業終了後には御依頼主の家主の方とボラの皆さんの笑顔が見れた現場でした。

大和町4日目の記録。

本日は大和ICに程近いゴルフ練習場での清掃作業。今回は、ボラ受付場所である「まほろばホール」から直接バスでピストン輸送された100名近い人員が、現地に集合し作業開始しました。

何千坪あるのか…。なんとも広い現場でした。ちなみに大和町は、個人宅でも300坪を超えるような大きなお宅が多いです。

 広大な敷地の家に現在住んでいるのは農業を引退したご高齢のご夫婦2人だけで、この際もう使う予定のない農機具などを捨てるか…というせつない判断シーンに出くわして、なんともいえない気持ちになったりもしました。

話を戻してゴルフ練習場の現場。

人工芝を保護し張りめぐらされているネットは剥がせないため、ネットの上下に薄く乾いてへばりついた泥を、砂埃に塗れながらプラ箒や竹箒を使って掻き出し、塵取りですくい、ネコに集めて駐車場へ運び、風で飛ばないように水をかける。を繰り返します。

朝はその状況に一瞬途方にくれた現場でしたが、数の力で徐々にキレイになっていき、嬉しくなりました。

大和町5日目の記録。

はじめて一人での参加です。連休最終日の本日も、相変わらず駐車場は一杯でした。

本日は、舞野地区の100メートル程の蓋のないU字側溝の清掃作業を12名で行いました。

 

 路肩の砂利と住宅の庭の砂利がこの側溝に流れたため、中は泥と石でいっぱいでした。ザリガニ閣下に威嚇されながら作業をし、4時間後には足元を救われないかと心配するほど勢いよく水が流れて、爽快な気分になりました。

その後、掻き出した土砂を土のう袋に入れる作業にうつりましたが、この日までには完了せず、後日継続案件となりました。

このままで雨が降ったら、土砂が側溝に戻ってしまうので心配です。

昼休み中に、向かいの田んぼで稲刈りをしているおじいさんと話をする機会がありました。

田んぼに漂着したゴミのため、作業が全く捗らないとのことでした。コンバインがゴミが巻き込んで壊れてしまったら大変だからです。コンバインをゆっくり進ませながら、進行方向にゴミを発見すると随伴している人がゴミを取り払う、という作業をしているそうです。

「このゴミもあんだ方がいるうちに頼んだ方がいいんだべかねえ?」と聞かれたので、「今回の水害で困っていることは遠慮せず全部伝えた方がいいですよ」と答えました。

時間が経過していくと、マスコミの報道も減り、人々の関心が薄れ、ボランティアの数も減り、ニーズ対応はどんどん難しくなってしまうだろ
うけれど…。

大和町に5日間通ってみて感じたことは、町民のみなさんがとても遠慮がちな人達だということです。

「他の家を優先して」とか「これくらい自分たちでやらなくては」と緊急ニーズを出していなかったお宅に発災から1週間後に伺って、「まだこんな(ひどい)状態!?」と思うことがありました。そういうことから、今もまだ深刻なニーズが隠れているのではないかと心配です。

大和の美しい田園風景と、そこに住まう人々の気持ちの奥ゆかしさと気高さが重なって、「むしろ惚れてまうやないか!」と思う僕でした。

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28,000人ほどの町大和町(タイワ町)。
水が壊した様々な人工物の残りを、力を合わせてきれいにして行く姿は、
きっと、傷ついた人々の支えになったコトと思います。
お疲れさまでした。
まだまだ現地の被災状況は続いており、人の力を必要としていると感じました。(が)

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常総市の様子(日本カーシェアリング協会からの報告⑥)平成27年9月関東・東北豪雨

常総市の堤防が決壊した町「三坂町」でOPEN JAPANのひーさんがボランティアセンターのサテライトを運営している。シルバーウィーク中、毎日200人ほどのボランティアさんを写真の3人が一人何役もこなしながら町全体のニーズに合わせたコーディネートを行っていた。

集まるボランティアの方々の足として、名古屋港で受け取ったハイゼットを置いてきました。カーシェアのよいところは、こうしたいろんな人が集まる場所でも、だれでも安心してのれるということ。活動車がまったくもって不足している中、ここで目いっぱい活用いただくことにした。

ただ、やっぱり車イスの乗る福祉車両なので、役所・ボラセン・避難所で車イス生活の被災者の方に使ってもらおうと、私なりにチラシを持って広報活動を行った。連絡があれば、ボラセンの車は他の車と交換して、せっかくなので福祉車両として使ってもらおうと思っている。

 一つ、とてもいい出会いがあった。私たちがサポートレンタカーで実施しているのと同じような活動をやってる車屋さんを見つけ、訪ねて行った。トラスト企画の寺田さんは、自ら被災していて、車も流されているにもかかわらず、軽トラを5台購入し、それを被災者の方々に無料で貸し出しているのだ。少し言葉を交わしただけで、すぐに意気投合でき、協働プロジェクトに発展しました。とにかく、常総の方々に届けるための車を集めたいと思います。ご協力よろしくお願いします。

<急募>

◎車検付の軽自動車を募集します。
◎この取り組みを進めるために寄付のご協力お願いします。
*ゆうちょ銀行
記号   14370
番号   11142661
口座名  一般社団法人日本カーシェアリング協会
*他の金融機関から
店名   四三八
店番   438
普通   1114266
口座名  一般社団法人日本カーシェアリング協会

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常総市の総世帯数は約21,500戸、その内11,000戸に及ぶ家屋が床上、床下浸水のダメージを受けたと聞きます。
まだまだ現地の被災状況は続いており、多くの方々の力を必要としていると感じました。(が)

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鹿沼市の様子(たくみくんとよしこちゃんからの報告④)平成27年9月関東・東北豪雨

鹿沼市 DAY7  2015年9月21日(月)

毎日多くのボランティアさんがやってきています。生活改善センターの朝はラジオ体操からスタート、7時朝食、その後それぞれの活動へと向かいます。今朝からkopaさん、コーイチさんが参加、kopaさんは石巻で出会ったボランティア仲間、コーイチさんはこの場所から車で30分のところにお住まいのカヌー仲間です。お二人から事前に連絡をいただいていたのでお願いしたいものをお伝えして調達してきていただきました。ありがたいことです。

ポラン広場さんがお米を送ってくれました。毎日100個以上のおにぎりを作っているのでありがたいです。
「お昼を忘れたボランティアさんがいるのですが…。」現場のコーディネーターから連絡が入りました。本日ボラセンから派遣してもらった日帰りボランティアさんが昼食を持って来なかったのでどうしようかという相談です。「こちらで用意します。」 現場に来て現場からバスで帰る日帰りボランティアさんは昼食持参で活動してもらうのが基本なのですが、はじめての経験、いろいろ装備や準備が足りない人たちもいます。わたしたちのチームのコーディネーターが買いに行く話になりかかりましたが、そういうときこそ現場の作業を円滑に進めるためにわたしたちができることがあります。「何人分ですか?」「7人です…。」「大丈夫です、すぐ用意します。」
何が起こるかわからないので常にず多めに準備しています。予定外のことにも対応していけるようにしていくことが大切です。

今日も暑い一日でした。いちご農家さんのビニールハウスの泥出し作業はかなりの暑さだったようで、女性一名が気分が悪くなったとのこと、ベースで休んでもらいました。横になって頭を冷やして寝てもらったら状態が戻ったようです。本日この地区では宇都宮高校野球部から19名、他40名のみなさんががんばってくれました。作業終了後、山形のギャラリー迦哩迦さんでいただいたスイカ2つを切ってみなさんのところをまわりました。体調管理には充分気をつけてのぞんでいくことが大切です。毎日新鮮なお野菜のお陰でベースのみんなは元気に活動しています。(よ)

今日のニーズ対応はベースの付近加園地区の数件と、ベースから2,30分離れたところにある富岡地区現場に別れた。1週間近くお世話になっている加園地区では、地域の方々とも顔見知りになり1日に何度か行われている道端会議にも参加したりするほど。
それと、昨日のミーティングで富岡地区から上がってきた被害が大きかったニーズを1件、こちらで受ける事になった。現場を見に行くと地区150年の川沿いの民家で、豪雨当日は家の周り(家の中も)が川の本流になってしまったであろう爪痕が残されている。豪雨から10日近く経った今日もご家族とご親族の方々5名で復旧作業をしていた。最初に思ったのは「先が見えない。」のひと言。
その現場に今日から日本財団黒沢さんの周りに全国から集まってきたツワモノタチチーム「DRT JAPAN(Disaster Relief Teamの略)」が入る事になった。重機やダンプなどの運転、チェーンソーなどの機械類を自由に使いこなしたり、大工さん他、あらゆる専門職が集まった仲間たち、それがDRT JAPAN。機械の話しをしはじめると活き活きしてるなぁと感じるそんな方々だ。(何となく分かるでしょ。)
車で走りながら僕たちが受け持っている現場を回り、必要な物を必要なところへ。その1日に気持ちを集中してやってくるボランティアさんの凄く大きなエネルギー。その大切なエネルギーを大切にしながら上手に流すために、作業場所、活動内容、必要な道具、気持ちの持ち方などなど、前日から考えて準備をする現場のコーディネーター、包丁研ぎのタカさん(今回は包丁を研いでいる時間なし)や、一緒に動いているコバケンさん他、本当に大変なお役目である。みんなみんないつもいつもおつかれさま、ありがとう。(匠)

はからめログより転記

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小さなコトも、大きなコトも、成し遂げるためには臨機応変の対応がとっても大事ですよね。
突然臨機応変になんて、なかなか どうしてこうして・・・。日々の暮らしの中で小さなコト・大きなコトに真剣に向き合って行く中で自然と身に付くのかもしれません。
今日は秋分の日、SWの期間暑い中皆さまご苦労さまでした。
まだまだ現地の被災状況は続いており、多くの方々の力を必要としていると感じました。(が)

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