月別アーカイブ: 2016年 11月

OPEN JAPAN ブログ - 日々の活動などなど

工事再開!古民家再生IBUKIプロジェクト

お久しぶりです!

なかなかお伝え出来ずにおります古民家再生IBUKIプロジェクトですが…紆余曲折ありながらも少しずつ、でも着実に工事は進んでおります!

ご支援いただいている皆様にはご心配おかけして申し訳ありません。

本当にっ!たくさんの問題を抱えながらも…地元の皆様の期待とご支援いただいている皆様の気持ちを胸に、ひとつひとつ解決しながら進めています。

「今、どんな感じ?」「なかなか牡鹿に見に行けないよ~」という声を受けて、現在の工事状況を少しずつお伝えしていこうと思います。

 

古民家再生IBUKIプロジェクトで修復している家屋は、あの津波を大きく受けている建物です。

普通なら捨ててしまうであろう物を出来る限り再利用している為、古材のほこり落とし・洗浄・乾燥などの作業も日常的に行っています。

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蘇った木材は、新たに加工され店舗内の仕上げや家具になっていきます。

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IBUKIは太平洋の目の前!作業中、現場からは美しい海を臨むことが出来ます。

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母屋の修復はなんとか目処がつき、来春オープンに向けて作業中です。
これからは、少しずつ皆様に現場の状況をお知らせしていきますので、どうぞお付き合いください。

また、現場見学を希望の方は、いつでもご連絡ください!

 

 

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石巻にて仮設住宅支援・古民家再生IBUKIプロジェクトの現状  (月とカヌー・鈴木よしこより)

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オープンジャパンの助さんから、「5日、仮設住宅で落語会&炊き出し鍋をする」との連絡を受け、石巻行きを決めました。気になっている古民家再生IBUKIプロジェクトの進行具合をみることも目的のひとつです。
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牡鹿半島大原浜の区長さんにご挨拶に行き、お話を伺います。大原の住人になったオープンジャパンの仲間チセちゃんにも会うことができました。
古民家IBUKIはガラスも入り、壁も張られていて大きな大工作業は終えた感じでした。内装、水回りなどまだまだやることはありますが、古民家の再生はほぼ成されたという印象です。蔵の修復もお見事、地元オガタ棟梁の技だそうです。さすがです。
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古民家が再生されたら次はそこに息吹を注ぎ込み、生きた家として機能させることです。古民家再生IBUKIプロジェクトは今月8日から工事再開の予定です。
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小渕浜の漁師佐々木さんにご挨拶に伺いました。助さんと合流して一緒にお話を伺いました。その後かさ上げし新しくなった女川の町を見ました。駅には温泉があり、目の前はおしゃれな広場になっていて海までお店が並んでいます。ダンボールでできた「ダンボールギーニ」のショップ、スタバ風なカフェ、美味しそうなビールの看板、お土産ものやさん。まるでアメリカ西海岸のような風景に、地場の海産物を用いた「ほやきそば」「さんまパン」「海鮮丼」ののぼりがはためいていました。駅の足湯で地元の方にお話を伺いました。震災前から駅近くには温泉があったそうで、新しくなった今もよく利用しているそうです。便利になったところもあるけれど、高台に移転したので歩くのが大変だと言っていました。新しくなった女川町、石巻から電車で来られるので観光で訪れる人が増えそうです。宿やゲストハウスができれば、一泊女川で過ごす旅プランができるだろうあ、そんな印象を受けました。
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6日朝8時、オープンジャパン2階キッチンにて、ボランティアに来てくれたSMFG (三井住友フィナンシャルグループ)の方々と今日の炊き出しの仕込みをします。
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落語家の昔々亭慎太郎(せきせきていしんたろう)さんを乗せた助さん号と、はからめ号が一足先に十三浜にあるにっこりサンパーク仮設住宅に着き準備をしていると、宮城弁のラジオ体操が流れ始めました。毎日10時にラジオ体操をしているそうで、わたしも仲間に入れてもらいました。
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11時から集会所で落語会、牡蠣鍋とたこ焼きの振る舞いをしました。SMFG の方には前回もこちらの仮設住宅でお手伝いしていただいたので、住民の方との交流も育まれていてとてもいい会となりました。みなさんの熱い心に感謝です。
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(前振り無しで高座に上げられてしまった助さん。)
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(寒い外での作業、おつかれさま。)
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(たこ焼き係はやはり関西人におまかせ)
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(地元の方々に交ざって沢山お話聞いたり話したり。)
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片付け終わって振り返りの時間に「福島から来ている仲間です。福島の話をちょっと。」と助さんがわたしたちに話をする時間をつくってくれました。福島で生活している私たちが伝えたことは放射能のこと。この重いテーマを、これからの日本と世界で活躍していく方々に考えてもらいたいと思う気持ちから話させていただきました。
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仮設住宅をあとに、津波の被害のあった大川小学校に祈りを捧げ、その後みなさんと道の駅でお別れしました。人とのご縁をつなぎ、その縁をまたつないでいく、それが町を再生させていくことになるのだとあらためて感じた今回の石巻でした。
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震災から5年が経過し、町には新しい店舗や復興住宅が建てられていました。海沿いには津波除けの防波堤が建設されはじめ、仮設住宅の統合や取り壊しの話を聞きました。
オープンジャパンの事務所で代表タケちゃんと話します。今必要なことは水害の被害のあった岩手県岩泉町を支援していくこと、現場に入っている仲間を支えていくことだと聞き、そのためにわたしたちができることを話し合いました。
太平洋側の道から福島に戻りました。通れるようになった高速道路には放射線量の数値を示す看板が立ち、高いところでは「現在3.0マイクロシーベルト」と表示されていました。ガイガーカウンターのアラームは鳴り続け、すれ違うトラックには「除染土壌等運搬車」との表示がされています。表土がはがされた田んぼや畑、積み上げられた汚染土。そこではもちろん人が作業をしています。重機とトラックがあちこちで動いています。石巻とはまた異なる風景です。5年経った今でも放射能はなくなっていません。
石巻マラソン大会出場前日にもかかわらず泊めてくれた友人夫妻には限りない感謝です。(完走したと聞きひと安心しました!)ボランティア活動でなくとも、こうして石巻に友人を訪れることができるようになってとても嬉しいです。 いろいろ考えさせられる、いろいろ自分で考える、そして行動する。今回も学び多き旅でした。    (よ)

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月とカヌーのWEBサイトより転載

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『岩手県岩泉町からの報告』吉村助さんより11/2~⑲

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「テレビ無しで冬を越すなんて、考えられない…年末年始の楽しみも…」

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と役員さんに数カ所の集落が共同利用している山上のアンテナまでの道修復を依頼された。

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しかし我々の重機では、小さすぎるので、役員さんが役場に頼んで大型重機を借りてくれ、本日完了…

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クロさん&萬ちゃんチームが伐採木での橋や土砂運搬など9割完了させて、
私たちは最後の整地などで業者さんが見事にアンテナケーブルを修復させて山奥集落のテレビ復活!

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ひとり暮らしの方々にも、喜んでいただいた雪国です…

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助さんのfacebookより転記

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岩泉町にも雪が降り始めました。
あの日は8月の終わる夏でした。
3ヵ月の月日が経ち小雪の降る中で、今もなお続く暮らしの復旧活動。。。
年の瀬の足をとが聞こえてきている。
様々な年の瀬の足音にかき消されないようにって思います。
今もなおここでは、仲間たちが懸命に動いている。
そして今もなお…(が)

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