カヌーデイin石巻とは昨年より続いているカヌーを使って瓦礫を撤去する活動です。1泊2日で、カヌーイストだけでなく色々な得意技を持った方々が全国から集まってくれました。その数80名以上。
今回綺麗にする浜はノブ浜と呼ばれている浜。その浜の瓦礫をカヌーに積み祝浜(イワイハマ)まで運びそれをダンプに積んで瓦礫の仮置き場まで運ぶといった作業です。
1日目は、風が強く波があり、カヌーに瓦礫を乗せて運ぶのが危険だったため、海からの作業は様子を見て待機しました。何とか陸から急な斜面を1人1人降りてもらい、瓦礫をまとめる作業、そして発泡スチロールなどの軽い物を陸からも運び出すといった作業となりました。
まず動いてくれたのは日本財団の黒澤さん。道なき道を道とする作業を相棒のHANAちゃんとGAKUVOと一緒に重機を使いパパパッと作り上げてくれました。
2日間で120リットルのゴミ袋に500袋以上の発泡スチロールを浜から撤去しました。発泡スチロールがこの世で開発される前の海の姿と、その後の海の姿・・・・・、ただただ想像してしまいます。木瓦礫は、建材に限り回収、流木など自然の形をしたものはそのままにしておくといった方針で片づけを進めていきます。
2日目、風も海も穏やかな今日は、朝からカタマラン(カヌーを並べて2艇繋げたもの)の上に瓦礫を乗せてドンドン浜から運び出す作業をかいししました。
地元漁師さんたちが出してくれた漁船でカタマランを引っ張ってもらったり、人が乗るスペースも無いくらいに瓦礫を積んだカヌーをシーカヤックで引っ張って運んだりと、運び出し方は色々です。
初めて現場を見たときに最初に思ったことは「2日間では終わらないなぁ・・・」だったが、作業を終えたときには完了とまではいかないが、パッと見て「綺麗な浜だね」と言えるところくらいまでは片付けられたのではと思いました。
作業後の浜の様子です。
発泡スチロールリレーの様子です。
陸君の新しいカヌーの進水式も行われました。
思いがこみ上げて目頭を押さえる場面も・・・?
(はからめのWebサイトより)