現地入りしているOPEN JAPANのメンバー&仲間たちがFacebookなどを通して個々に発信している内容を1日毎にまとめて報告させて頂きます。
本日は、7月31日から8月3日まで一緒に活動してくれたミキティ(西本光希さん)からの活動報告です。
4日間の活動を終えて(7/31から8/3)
わたしは週末や三連休に合わせてしか参加できず、毎回短期間限定で活動させていただいています。
今回は4日間共に活動させていただきました。
主な活動内容は
■オープン前日に降った大雨で再び水路が溢れてしまったつづみの里での整備、清掃作業や水路整備作業
■朝倉市杷木松末でのご自宅の清掃作業
でした。
つづみの里ではオープン前日にお店の方とお話しして漸くオープンできるようになって嬉しいと仰っていたのを聞いていたので、無事オープンすることができて安心しました。
今回の整備によって次の雨や台風でも被害がでないようにできていると信じるばかりです。
オープンしてからはつづみの里で3日間、お昼に通わせていただいた11番さん。酢豚定食も皿うどんも本当に美味しかったです。
陶ギャラリー鼓では伝統工芸品の小石原焼と高取焼を展示販売されています。
わたしも可愛い作品を購入しました。
ほかにもたくさんのお野菜や果物を販売している農産物直売所や人形工房保徳さんもあります。
8/3には以前からつづみの里のあたりによくいらしていたというご夫婦にもお会いしました。
通行止めが解除されて来れるようになったので片道2時間半かけていらしたとのこと。
少しずつ元のつづみの里に戻ることを祈っています。
また、今回は今まで通行止めで入ることができなかった朝倉市杷木松末でも活動させていただきました。
わたしがお手伝いさせていただいたお宅は今回の大雨で自宅に泥や砂が入っていました。
床下の泥についてはまず乾かさないといけないということで、それ以外にそのお宅のお母さんが気になっているという場所の泥出しや棚の運び出しなどを行いました。
このお宅のお母さんは大雨のとき、高台に避難したそうです。
ほかにも避難所があるそうですがそこは雨だと危ないかもしれないと以前から周りの方たちと話をして、大雨のときの避難所を別に考えていたとのこと。
「普段から常に何かが起こったときにどうするか考えておくことが大切」とお母さんは仰っておられました。
また、今回一緒に活動した東日本大震災を経験された萬代さんからも「どこで被災するかわからない。自宅だけではなく、遊びに行った場所など今いる場所で安全な場所はどこかということを常に考えておく必要がある」というお話を伺いました。
おふたりのお話を聞いて、改めて普段から避難場所について意識しておく必要があると思いました。
このお宅ではエビネ蘭を販売されていますが、お店の地面も泥に覆われてしまっていました。
少しでも早く元のようになることを祈っています。
今回の活動で多くの方と話をさせていただき、上記に記載したような日頃から意識することや普段からコミュニケーションをとることの重要性など、改めて様々なことを考えるきっかけになりました。
また、今回は実際にスコップを持って力仕事をする以外に社会福祉協議会のみなさんとの関わり方なども学ばせていただきました。
災害ボランティアというとやはり力仕事を想像することが多いと思いますが、それだけではなくいろんな形でサポートする方法があるのだなと実感。
わたし自身も力仕事含めどんなこともやりたい、力になりたいと思ったりしますが、ひとりひとりがそれぞれの能力に合わせて活動すればいいのだと改めて感じました。
では今のわたしになにができるのか、それをこれから考えたいと思います。