月別アーカイブ: 2020年 3月

OPEN JAPAN ブログ - 日々の活動などなど

2020.3.18~3.24【ウィークリーレポート台風19号宮城県丸森町支援】

コロナウイルス拡大に伴い、長期滞在スタッフだけで緊急案件のみの活動に縮小中の丸森支援ですが、活動縮小前に泊まり込みで8日間活動に参加した、東北大学の野村くんから活動報告が届きました。

野村くんが最初に丸森の支援に入ったのは、発災直後の昨年10月14日。 その際は大学の助教の車に乗って視察と水配りを行い、ボランティアセンターの開設準備の他、発災直後だけでなく計40日以上も丸森での活動を継続しています。野村くんならではの視点で、丸森やボランティアに対しての想いを語ってもらいました。


2/15(土)〜22(土) 野村くんからの活動報告

2/15〜22まで、丸森町にてOPEN JAPANとともに活動をさせて頂きました。今まで学校があり基本的に日帰りで仙台から週2程度で通う事がほとんどでしたが、今回春休みになりOPEN JAPANのベースに泊まり込みで活動させていただきました。

泊まり込みで丸森と関われば、現地住民の方や現地にずっといらっしゃる支援者の皆さんとより繋がれて、より色んな事が出来るんじゃないかという期待もあり…8日間の僕の活動をざっとまとめるとこんな感じでした。


・2/15 東北大3名と共に竹谷地区でお宅の窓や窓枠の清掃
・2/16 中島天神社で景観再生のための椿を植える作業
・2/17 ボラセンの倉庫にある支援物資のタオル整理、神戸大やCONCENTさんと共に鳥屋集会所と大館仮設でのサロン活動
・2/18 竹谷、上林地区の家財回収と上林地区のお宅の壁剥がし作業
・2/19 重機隊と共に大張地区にて裏山の土砂撤去作業、ユンボでかき出した泥の中の木やガレキ出し
・2/20 全管連さんと活動、五福谷川沿いの空き家で床下の泥出し、現場リーダーを経験させていただいた
・2/21 スマイルシードさん、四つ葉さんと共に花田仮設にてサロン活動。タオルエプロン作りに足湯と手もみ、カレーとたこ焼きの炊き出し
・2/22 東北大5名と共に17日の倉庫の支援物資整理の続きと、JENさん主催の防災ワークショップイベントのお手伝い


その際、様々な方や団体さんにお世話になりました。


中でも、ひーさんに

「せっかく泊まり込みで来たんだから参加する側から作る側に回ってみよう」

という提案によって経験させていただいた、OPEN JAPANの朝礼終礼の司会と、15人ほどの団体を仕切る現場リーダーは新鮮でした。

周りが全員年上という今までやってきた学生の統括とは全く違う空気感でした。
支援して欲しい人と支援したい人、それらを繋ぐ人。
住民さんに寄り添い、何が出来るか何が優先かを考え、作業の段取りや人数、準備する物を考え指示、統括をする。事務局や他現場との連携や報告を行い活動を作る人。

そういった役割を担う人が必要なんだなと、ただふらっと来て泥出しをする以上の事を求められる立場を経験しました。
このような経験をさせていただきありがとうございました。

また、宿泊も1週間OPEN JAPANのベースにお邪魔させていただきました。 元々学校だった場所の体育館にテントを張り寝床にしました。

今までOPEN JAPANとは現場等で関わらせて頂く機会は多かったのですが、今回程きちんと色々お話等々させていただいたのは初めてでした。 丸森にてずーっと活動し続けてきているボランティアの方々や、北海道など全国各地から集まる災害ボランティアを続けているの皆さんと様々なお話をさせていただきました。

ボランティアに対する想いや考え方、活動の安全に関する考え方、若者の経験に対する想い、新型肺炎に対するリスクケアなどとても刺激的で勉強になりました。

普段はそういった話は学生同士でしかする事が無いので「プロフェッショナル」だな〜と災害ボランティア歴4ヶ月の若者なりに学ばせていただきました。
普段料理もそんなしないので10人分の料理を作ったりするのも新鮮で大変で… 一癖も二癖もある皆さんとの共同生活でなんて事ない雑談が面白かったり…余談ですが、ベースキャンプの維持を「pay it forward」(次の人の為に)という募金で成り立たせていていて、ステキな募金だな〜と…。

本当に色々お世話になりました。
今はコロナウイルスの影響で動けないけど、終息したらOPEN JAPANと一緒に活動させていただきたいです。

僕個人としても、東北大学の学生団体としてもまだまだ出来る事があると思っています。(野村)


3月21日(土)〜22日(日)  Tree Tree Tree in 石巻

この週末を利用して、丸森町の地元ママたちが立ち上げた「Tree Tree Tree」のメンバーと子どもが保養&視察ということで石巻を訪ねました。

丸森町から高速を使って約1時間半、石巻が地元であるOPEN JAPAN重機隊のばんちゃんのご縁を頼って、今回は東日本大震災のあとに石巻で生まれた「子ども」や「地域」に関わる活動に参加します。

最初は石巻海さくらさんの「umihamaそうじ」。2012年から毎月1回、海と浜の清掃活動を続けているそうで、今回で85回目。子どもから大人まで幅広い年齢層の参加者のみなさんと一緒に、流れ着いたゴミや震災当時のものと思われるゴミも手分けして拾いました。

石巻、女川のママさんたちの参加も多く、子ども達はゴミを拾っていたかと思うと、長靴の中に水が入るのも気にせず、楽しそうにカニやヒトデを見つけてはしゃいでいました。

お昼ごはんに女川で海鮮丼を食べてから、午後からは「こども無限感パニー」さんの運営するプレーパークを訪問。

震災後、子ども達の遊び場が無くなってしまったことから地域の住民さんとボランティアのみなさんとで作った公園で、制限や禁止事項をなるべくつくらず、子ども達が自分の責任で思いっきり遊べる場所を地域で見守っています。

子ども達はプレーパークに着くなり、敷地内にある手作り遊具になんどもチャレンジしては失敗。やっと成功したときには周りの歓声があがるほど盛り上っていました。

丸森町でも被災後、子ども達がのびのびと遊べる場所が限られてしまっている現状もあり、スタッフさんから当時のお話なども聞かせて頂いたり、丸森町からママさんたちが来ると聞いて待っていてくれた石巻のママさんたととも交流しました。同じ悩みを抱える者同士、話は尽きずあっという間に時間が過ぎていってしましました。

夜はばんちゃんと古い友人でもある、震災当時ボランティアさんの食事や宿泊場所を提供していた「かどや精肉店」さんのお宅に泊まらせて頂き、翌日はOPENJAPANの石巻事務所と日本カーシェアリング協会さんを訪問して丸森町に帰って来ました。

今回、被災の形は違えど同じ宮城県内で、共通する悩みや問題を気軽に相談できる人と人との繋がりが生まれたことを嬉しく思います。

少しだけですがそんなキッカケつづくりのお手伝いができたのかな?と思うと、これからもっとご近所さん付き合いのような関係に育っていかないかなぁ?と思わずにはいられません。

受け入れや調整など、関わって頂いた関係各所のみなさんに心から感謝致します。(けいすけ)


3月25日(水)  翔太くんからの報告

コロナウイルス拡大に伴い、長期滞在スタッフだけで緊急案件のみの活動に縮小中の丸森支援。先日の野村くんに続き、今年1月に約1ヶ月間活動に参加した翔太くんからも活動報告が届きました。

15歳の彼ですが、OPEN JAPANの主力としてしっかりと役目を果たしてくれました。大人の我々は彼の年齢を言い訳にすることなく彼と向き合い、刺激を受け、お互いに成長できた1ヶ月になりました。

丸森町に約1ヶ月ボランティアに行って色んな事を学びました。

15歳の中学生という立場で大人の場に入り、周りからは「大人たちばかりで疲れるでしょ」と言われたのですが、そんなことはなく皆さんから学ぶことがたくさんあり貴重な時間でした。

普段は話すことができない大学生や社会人などの幅広い年齢層の方と会話できて良い経験でした。丸森に行く前までは、ボランティア=ひたすらに泥出しやブラッシング等をする。そんな考えでした。

いざ、丸森に行ってみて力仕事だけがボランティアじゃなく、住民さんと仲良くなって、コミュニケーションを取ることもボランティアの一部だなと実感しました。

住民さんに顔や名前を覚えてもらった時は、もの凄く嬉しかったです。ボランティア同士でもコミュニケーションを取ることで、活動時の団結力が深まるなぁと感じました。

廃材置き場に行った時すごい量の廃材を見て、台風や氾濫の恐ろしさを知りました。被害は大きいものから小さいものまであるけど、どんな被害でも誰かが困っていること。被害が大きいものは重機など動ける人が制限されてしまうけど、小さいものは人の手だからこそできることがあることを感じ、人が多いことに越したことないなと感じました。

これはボランティア限らずコミュニティの場であれば通用するのですが、色んな方面から多様な趣味を持った人が来るので、新しい趣味を持ったりまたは始めやすかったりと新しい自分に会う事ができる事を知りました。

丸森町に来て、やりたいことが色々見つかりました。OPEN JAPANの朝礼は、最後に「いぐいぐまるもり!」と掛け声を言って朝礼が終わるんです。毎日やってる人は当たり前になってるのかもしれないのですが、その時のみんなの笑顔やみんなが一つになった感じで好きなんです。

そして、悩むことがあるけれど、元気に前を向いてる丸森の皆さんが好きです。読んでいただきありがとうございました。
高校の進路などでどうなるかはわかりませんが、今後1ヶ月に一度は丸森に行く予定です。その時はよろしくお願いします!(しょうた)
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以前公開した、ゆっけ兄ちゃんによる翔太くんの記事はこちら↓http://openjapan.net/16618
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【連携団体】順不同

災害NGO結 DRT JAPAN IVUSA 一般社団法人石巻海さくら NPO法人こども無限感ぱにー 日本カーシェアリング協会 かどや精肉店

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2020.3.13~3.17【ウィークリーレポート台風19号宮城県丸森町支援】

3月15日(日)不動尊キャンプ場

丸森町の名所、不動尊キャンプ場。

1月ごろの様子

地域の子供たちの遊び場であり、最近のキャンプブームとあいまって多くの人が集まる場所でしたがやはり台風19号で被災、テントサイトが流されコテージも被害を受けました。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 90129768_2565670537024620_7963262991946743808_o.jpg です

今年1月から丸森の町民有志があつまり復旧活動を開始、こつこつと作業を進められていました。

コテージは裏山から水と土砂が押し寄せ、床下に泥がつまっている状態でした。


遊歩道に敷かれていたマットも泥を吸い撤去が必要に。キャンプ場の中を流れる小川も水があふれ護岸の石積みにも泥がこびりついていました。

大工チームはコテージ内に、重機チームは歩道マットの撤去と川底の土砂撤去、



また高圧洗浄機を使って川沿いの泥の洗浄、そしておいしいお昼ごはんの準備など、町民の皆さんと一緒になって汗を流しました。

対岸のキャンプサイトはすでに営業を開始しており、利用者の皆さんがキャンプを楽しんでいる姿もありました。地元のお母さんたちに話を聞くとお休みにはよく家族でこのキャンプ場に遊びに来ていたということです。

コロナウイルスの流行で子供たちも学校が休みになり、家に閉じこもりがち。政府の演説では子供たちが外で遊ぶことを推奨していました。

4月のキャンプ場完全復旧をめざし、子供たちの遊び場、家族の憩いの場としてにぎわうようにお手伝いをしていきます。

(オープンジャパン事務局)

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2020.3.4~3.12【ウィークリーレポート台風19号宮城県丸森町支援】

3月8日(日) 名物・野菜たっぷりの元気鍋

コロナウイルス拡大に伴い、地元長期スタッフだけで緊急案件のみの活動に縮小中の丸森支援。 活動が比較的落ち着いてきたこともあり、昨年避難所に向けて『元気鍋』を届け続けた、おざざさんが活動を振り返ってくれました。

栄養士さんから太鼓判をいただいた栄養満点の元気鍋。全国から届いた野菜と想いが、被災された皆さんの元気と笑顔に繋げることができたのではと思います。


昨年11月7日から12月29日まで、避難所に向けて汁物(元気鍋)の炊き出しを行いました。

役所の方々との打ち合わせの結果、避難所4ヵ所に避難中の皆さんの野菜不足を補うために、晩御飯のお弁当に添える汁物を“インスタント”から、“手作り”に変更して欲しいという要望が上がりました。

『元気鍋』は普通の汁物と言うよりは、10種類以上の野菜を使用した味噌味の具だくさん鍋。

それを毎日約200食、避難所が閉鎖されるまでの約2ヶ月間、合計約1万食を提供させて頂きました。

各避難所へ皆さんの健康状態を確認しに行くと、「トイレで便が出づらい」「やる気が起こらない」等の声の他に、多くの高齢の方が食事に対して“薄味”を求めておられました。

そのため味噌は少量にして薄味に、10種類以上の野菜を使用して野菜本来の旨味と栄養を感じられるように。

また、福祉避難所の病気の方々にも提供させて頂く事になっていたので、出来の見た目よりも、野菜をくたくたに煮込み、消化しやすいようにして提供させて頂きました。

約2ヶ月にわたる炊き出しに使用させて頂いたたくさんの野菜は、全国からの心強い支援によって集まりました。そして何よりも、多くの地元の方々の協力により、毎日の活動が成せたと思っております。

支援、協力頂いた方々に心から感謝致します。避難所の方々からも、感謝のお声を沢山頂きました。「便通が整い、元気がでて家の片付けに精が出せる!」とおっしゃる方もおられました。

そして、提供する器・箸も支援頂き、使い捨ての器・割り箸によるゴミをなるべく減らす事も出来ました。神戸の大震災の時から受け継がれている、神戸元気村(現OPEN JAPAN)名物・野菜たっぷりの元気鍋。発災直後に限らず、同じ大釜の飯を皆で一緒に食べるということは、とても大切な事に思います。こういう時こそ、皆で作って、皆で一緒に食べましょう! (おざざ)


3月10日(火) OPEN JAPAN2019年度活動報告書が完成しました

毎年3月11日にOPEN JAPANとご縁いただいた方へ届くように作成・発送をしている活動報告書が今年度も完成しました。これまでOPEN JAPANの活動に参加された方や連携団体、ご支援をいただいた皆様を中心に発送を行いましたので、お手元に届きましたら是非みなさまでご覧ください。

この活動報告書は、東日本大震災の支援活動報告を目的に作成が再スタートしました。以降、あの日のことを共に思い返すために、忘れないためにとの思いを大切に毎年発行しています。毎年様々な状況の中でこの時期を迎えています。

今年は台風19号の緊急支援を継続しながらの状況でしたが、活動のリズムは変えずに報告書の作成に取り組み、こうして皆様にお届けすることが出来ました。ご協力いただいた皆様ありがとうございました。

報告書は石巻事務所・丸森町災害ボランティアセンターにてお渡しもできます。お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。

またイベントなどにご利用いただく場合は事務局よりお送りいたしますので、必要部数をメールにてお知らせください。また後日ウェブにてダウンロード版のご案内もいたします。

今年はコロナウィルスの影響もあり社会的にも緊張した状態が続いています。このような状況下で3月11日を迎えるにあたり、今一度それぞれが様々な災害に「構える」という視点で暮らし方を振り返り、考えるきっかけとなればと思います。皆様もくれぐれもご自愛くださいますように。

(オープンジャパン事務局)


3月11日(水 ) あれから9年

今日は2020年3月11日
「東日本大震災」から9年が経ちました。
今年は台風19号の災害支援が継続している中でこの日を迎えました。

丸森町での支援活動は休みとし各々がそれぞれの場で静かに時を過ごしました。 仲間の一人は石巻に帰り、あの日を思いだすと足が震えるような思いになると胸の内を明かしてくれました。

石巻ではその時刻1分間大きなサイレンが鳴り響き、その音をしっかり耳に焼き付けたというメンバーもおりました。

長野の仲間たちは長野での支援活動を続けながら、祈りを捧げてくれました。それぞれの、今日という一日 これからも、自然と社会と人と向き合いながら、出来ることに目を向けながら活動を継続していきたいと思います。

(オープンジャパン事務局)


【連携団体】順不同

災害NGO結 DRT JAPAN IVUSA TEAM NORTH 石狩思いやりの心届け隊 NPO法人スマイルシード SEEDS OF HOPE

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2020.2.26~3.3【ウィークリーレポート台風19号宮城県丸森町支援】


2月28日(金)
【コロナウイルス拡大に伴う活動休止のお知らせ】

急遽ではありますが丸森町でのOPEN JAPANの活動は、県外から等のボランティア受け入れや活動を本日より一時休止といたします。今週末に緊急を要する案件のみ地元長期スタッフで対応いたします。

今後の活動再開については状況をしっかりと確認しながら改めてfacebook等でみなさんにお知らせさせて頂きます。

また丸森町災害ボランティアセンターでの一般ボランティアの受付も現段階で休止中ですが、町民の方々からの家の泥出しや片付けなどのボランティア要請は引き続き受付中とのことです。

詳しくはこちらから↓

【丸森町災害ボランティアセンターfacebookページ】
新型コロナウイルス感染症対策としての今後のボランティア受入について


災害への取り組みと同様、危機管理の一環としての決断です。ご理解、ご協力のほど何卒よろしくおお願いたします。皆さんも体調を崩されないよう、しっかりとご自愛ください。


29日(土) 活動の意義とその先の笑顔!!

「あの台風以来、初めてトイレを使いました。」

これはOPEN JAPAN重機隊が、丸森災害支援最大の難所と位置付けたお宅の、お母さんが語った言葉です。台風19号により、裏山から流れ出た水で、上口(道路から家までの登り口)が抉られ、トイレや物置の前が4・5メートルの垂直な勾配に建つ程の被災状況。

家主のお父さんは、トイレまでの通路を、単管パイプと歩み板で確保していました。

「とてもあの通路を渡って、トイレに行くの怖くて・・・。」
「家の中で簡易トイレ使っていたのよ。」

と話すお母さん。

発災から今までの間、トイレを家の中で済ませていたお母さんは、嬉しそうな笑顔で語ってくれました。

初めてこのお宅を現調した際は、期間と重機の大きさと土砂の確保等から、活動する意義があるのか?と、悩み掛けた時もありました。

何度も施工する方法や、住民さんの要望等を確認する為に足を運び、最終的には人員と土質の確認を経て、着手しました。頭初は大型重機2台を借りて、家屋の裏山を切り出し、上口と庭先を一月くらいの日程で施工する考えでした。

このお宅のみに一月の時間と、活動費を掛けてもいいのか?と、活動の意義を考えました。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は image-235.jpeg です

しかし、1月末の大雨で、トイレまでの単管パイプ通路が宙吊りとなり、トイレも使えない状況の中、上口の途中までしか車が入れず、急な勾配の登り口を、買い物袋をぶら下げて歩くお母さんを想像すると、”やるしかない” の結論に至りました。

西予市明間以来の、本格的な重機案件となる仲間のトヲルちゃんとのコラボ。

「盛り土よりも切り土で!!」

と確認し合い、既設(今まで)の上口より、山側に土砂を切り出す工法を取りました。幸い土質は良好で、盛り土も順調に進み、延べ3日で上口とトイレ前まで盛り上がりました。

幾度となく現調に訪れ、一月を見込んだ今回の案件。土質と人員と土砂の切り出し箇所に恵まれて、わずか3日で上口とトイレを、住民さんが望むように盛り上げる事が出来ました。

後は水路と細かい仕上げを残し、丸森災害支援最大の難所は、終わりが見える状況になりました。

朝にトイレを使ったと話す、お母さんの笑顔が、とてもとても嬉しく感じられました。 (重機隊 萬ちゃん)

【活動実績】

2020年2月26日(水)〜3月3日(火)
●活動件数 合計16件
└ 重機案件 5件
└ 大工系案件 8件
└ 地域ニーズ 2件(キャンプ場復旧)
└現地調査 1件
●活動人数 合計62人

【連携団体】順不同

災害NGO結 DRT JAPAN IVUSA 石狩思いやりの心届け隊 SEEDS OF HOPE TeamNorth スマイルシード Gakuvo

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