月別アーカイブ: 2015年 10月

OPEN JAPAN ブログ - 日々の活動などなど

常総市の様子(ひ~さ~からの報告⑨)平成27年9月関東・東北豪雨

10月9日の常総市から

金曜日の常総市

土曜日からの活動に備え国際学生ボランティアIVUSA の先遣隊が入ってくる。

いくつかの現場を回る。
彼等の今回の常総市での五度目の活動
数十人から百人単位で組織的に動き
床剥がしから狭い床下の潜っての泥出しに
見事な掃除仕上げ作業まで
そして何より
礼儀正しさと若さと元気
ここはと思われる現場をお願いする事がある。
ロケハンしながらも先輩からフローリングの床剥がしの実践指導もこなす。

そして神奈川のノンちゃんがユンボ&ダンプで到着
早速沖三坂の流れ着いた屋根の撤去作業から重機案件着手です。

10月10日の常総市から

三連休の土曜日

平内公民館の床剥がしに着手

上三坂から沖三坂地区の担当から平内 山口 大房のエリアまで受け持つ地区を拡大となって数日

決壊地区の上三坂でも次に入った沖三坂でも被災されたお家と共に公民館や集会所の床剥がし泥出しを住民さんと共に行う段取りをする

2011年4月石巻の渡波明神社の活動からですが
地域に拠点を設けて一軒一軒のボランティアさん
派遣ではなく地域を面で捉えて活動支援して行くにはより現場に近く
資材が置けてボランティアさんを一気に受け入れ可能な場所
地域の方々が相談しやすいサテライトを作って行く事が大事。

地域の核施設の作業内容を確認
そして作業して行くと確実に地域の区長さんやキーマンと打ち合わせする事になり今後の地区での展開の話しが進み顔を覚えてもらう事が出来る。

手洗いやうがい資材の洗い水を水道が出なければローリータンクを用意して

トイレがなければ行政に依頼して仮設トイレを手配する。

近くの仮設トイレを行政や地域の方々と話し
持ち込んだユンボやユニック
近くで復旧作業している地元業者さんやら
地域で動いている重機に頼んだりして直ぐにより有効な場所へ移動する事もあり

社協の本部を通して依頼するよりも直接行政とやりとり出来るパイプは初動の段階で毎回構築しておく

地元の方々は行政に依頼するにも何課が窓口か分かりにくい事もある。

その為にも行政のキーマンとダイレクトにやりとり出来る関係も大切。

被災直後の混乱時期には災害対策本部なり市役所役場にて少しの間観察しているとキーマンの動きが見える。

行政マンと地域の方々との繋がりが出来たらボランティアさんの大量受け入れが可能になる。

地域のサテライトを整えてから社協のサテライトとして受け渡す。

社協の災害ボランティアセンターの動きの先を行くことも災害NPOやNGOが出来る事の一つです。

それもコッソリ?と
俺が私達団体がやってまいすと出過ぎると現場の混乱を招く事が多々見受けられる。
ボランティア支援ベースは
エンの下位が丁度いい

石巻ボランティア支援ベース絆で学んだベース作り

現在のオープンジャパンらしい活動の中心でもあります。

この日の鬼怒川決壊現場上三坂地区には数台の重機隊ボランティアが最前線で活躍中

室内の床下泥出しを中心に家周りや地域の道路清掃(砂塵の舞うのを控える)

連休初日のボランティアさんが多い日を見込んだ段取りが整い沖三坂地区のお家から地域ニーズまで対応可能な日となりました。

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オープンジャパンの緊急支援活動は、
心ある皆様の継続的支援のおかげで活動させていただいております。
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常総市の様子(ひ~さ~からの報告⑧)平成27年9月関東・東北豪雨

10月7日の常総市から

山梨のタカさんが助っ人で数日間来てくれていた

タカさんとは石巻のベースで出会い

那智勝浦町や昨年の広島など何度となく活動を共にした仲間である

包丁研ぎから現場コーディネート様々なニーズに対応してくれる素敵な山梨のタカさん

避難所に居て手付かずのお家の床剥がしをチェーンソー使いながらも再生を考えながら作業を進めてくれる。

そしてこの日は、台所の水が使えないご自宅の方へ支援物資で届いた舟(外の水道で洗い物用として)と中敷をお渡しする。

 

10月8日の常総市から

常総市沖三坂地区決壊現場から500メートル位離れた沖三坂地区こちらのエリアの担当もさせて頂いている。

決壊現場からの様々な流れついた物が川側の垣根に付着している。

草藁から屋根まで

お父さんがコツコツと作業している現場にボランティアさんと重機を使っての取り出し作業の段取り

明日から来る神奈川のノンちゃんがユンボとダンプで沖三坂地区にて重機作業予定

そして長野からちゃんが到着

ちゃんとは石巻のベースで出会い

八ヶ岳ピースワーカーズのちゃんとして出会ったのですが

石巻渡波明神社でしばらくの間活動を共にしていた仲間

紀伊半島大水害の初動にも駆け付けてくれたちゃん

ネパール震災支援の打ち合わせで先月山梨で会ってから直ぐの再開になってしまった常総市の水害

規模の広さが手に負えない現状を考えるとこころ強い

大工系とマッタリトークが得意なちゃん

夕方には、横浜の徳恩寺さんが到着

明日の打ち合わせをする。

徳恩寺さんも昨年の広島水害にも駆け付けてくれたり石巻の仮設住宅支援を継続して行われていたり
オープンジャパンへの様々な支援もして頂いている素敵な坊さんブラザー

得意技を持ったボランティアの現場コーディネートさせて頂いております。

この日は風が強く三坂地区砂漠のような砂塵が舞っておりました

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各地の被災地で出会った仲間たち、
気心知れた仲間との活動の時間は、ほっとする事が多いですよね。(が)

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常総市の様子(ひ~さ~からの報告⑦)平成27年9月関東・東北豪雨

10月3日の常総市から

女川のサンマと山形県南陽市から

 

昨年の山形県南陽市での水害

その時にサポートでお手伝いしていた南陽市社協メンバー
毎日顔を合わせていた面々が鬼怒川決壊現場の上三坂地区へ
細やかな作業を丁寧にして頂きました

伊豆大島社協や南陽市社協被災された地域の社協さんの姿をよく見る

南陽市漆山地区で農家の重機乗りのお兄ちゃんも重機を持って上三坂地区での復旧支援へ駆けつけて来た日

平日と違い週末は炊き出しの申し出が多い

昼は上三坂公民館での炊き出しとマッサージ

そしてコーヒータイムの場作り

夜は沖三坂区長さんのお庭で宮城県女川からのサンマや岐阜県からの五平餅やらマッサージブース?の場作りコーディネート

 

コールマンから支援して頂いたテーブルとチェアは常総市の炊き出し会場にて大活躍中

持ち帰りの炊き出しスタイルが多い中

石巻の湊中学校で現在のオープンジャパン(石巻ボランティア支援ベース絆)が1日500食の炊き出しをさせて頂いていた時
湊カフェとしてコーヒーの提供
使い捨てでは無い(コールマン提供食器や洗い箸)を使った配食

炊き出しを調理していたお兄ちゃん達が食後ライブを始めたり(ダチャンボの面々などなど)

食事を通したリラックスタイムや
持続可能な生活スタイルの提案
食後の滞在時間の延長を促すコーヒーの提供などから
コミニケーションの場作り
コミュニティーの再生への場作りなど

目の前の作業に追われる中

ホッと出来る食事時間は大切なコミニケーションの時間でもある。

あそこのお家の長男家族は避難所からアパートへ移ったよとか

隣のお家の大工さんの見積もりでたけど幾らかかるらしいとか

災害以来だけど何処に居るの?などなど

 

こうして話ていると少し現実忘れて楽しいね〜とか

土砂出しやお掃除

重機による作業からソフトな現場まで

ボランティア活動まだまだ必要な常総市です。

10月4日の常総市から

支援物資のトン袋や釘踏み抜きの中敷きをベース宛に送って頂いておりました

現場へ出るボランティアさんや住人さんにお配りさせて頂いております。

様々な後方支援

ありがとうございます

10月5日の常総市から

シャワーに全自動洗濯機あります。

ベースでは朝から炊き出し準備

滋賀県から運び込んで頂いたユニットバスの横に全自動洗濯機の設置作業

オープンジャパンのカーシェアリング協会が常総市で始まった避難所から自宅までの輸送サービスへの自動車の提供中継地

流された大事な物の仕分け作業スペース

常総市市内にある宿泊ベース

様々なご縁のある方々で活用させて頂いている。

この日はアンジェラが東京で集めた自転車がオープンジャパンのダンプに乗って常総市へ

無理な配送お願いしたノブ&チセに感謝

難しいパンク修理や部品交換は地元の被災された自転車屋さんにお願いしました

少しの売り上げですが
オープンジャパンを支援して頂いている方々の支援金でこうした費用も賄っております。

オープンジャパンでは重機やダンプを常総市にも持ち込んでおります。

過酷な現場作業での部品の消耗やメンテナンス費用
様々な後方支援

改めて感謝です。

そしてこの日の夜には三坂在住のミュージシャン

晃がベースにやって来た

自分達で作った動画を見せてくれる。

その場でYouTubeにアップしました

常総市ベース男女部屋も用意

寝袋あれば大丈夫

ご縁のある方々

連絡お待ちしておりあす

電話が1日50〜80本を現場作業コーディネートしながら受けてます。

 

メールやメッセージ(1日20〜30)を見るタイミングなく
当日連絡は電話でお願いします。

 

10月5日の写真が送れない改めて5日の写真です。

ベースと普段は重機のオペレーターの岐阜とおるくん

炊き出しを道路が決壊して炊き出し会場に来る事が難しい方々へのデリバリーサービス中の写真です。

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発災から1ヵ月が過ぎました。
砂が埃が舞う被災地。
河川からの鉄砲水の残した後が、
こん何にも広いエーリアだったとは知れませんでした。
一ヵ月たっても誰にも声をかけてもらえずに居た住民の方々が…。(が)

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常総市の現状(月とカヌー(はからめ)のWebサイトより転載)


先月の関東東北豪雨から1ヶ月が経った今、被害が大きいと言われている常総市の現状を把握しようと思い、災害が起ってからずっとボランティア活動を続けている仲間と連絡を取り少ない時間ではあるが現地に向かった。
常総市に到着すると、まず被害にあった地域が、ひとつの場所に集中しておらず、広い範囲に点在しているという現状を感じた。現地で活動している仲間たち、 「オープンジャパン」&「ゆいまーる」のひーさー、同じく「ゆいまーる」のトムちゃん、とおるくん。他、はっちゃん、コイシさん、なおちゃん、すみれちゃ ん、ベースに戻るとチャン、コバケンさん、NPO連絡会議ミーティングでは、クロさん、マっちゃん、マナミちゃんなどなど、災害地でしか会わない・・・そんな事ないか、頼もしい顔ぶれ。

地元の方々や仲間たちの話しを聞き常総市の現状を感じる。「昨日初めてボランティアが入った地域があるのだけれど、入ったのは床上1mの1軒、ってことはこの住宅地の他の人達って・・・。」や、「ある地域は1ヶ月間ボランティアを断ってきた。その結果・・・。」「2階の床下浸水(普通は床上2mとか言 う)、2階に住みながら1階の片付け、畳も上げられずカビはじめている」「未だ避難所となっている体育館、暖房は無く明日冬用の布団が配られる」などな ど。
社会福祉協議会が立ち上げたボランティアセンターとの連携、役所、行政との連携、他の団体との連携、上手くいくところとそうで無いところとが徐々に見えてきている。
夜はよし子が以前送った材料でカレーを作り、それを囲んで色々な話しが飛び交う。みんなで笑いながら話すのだが、全て本気、本音、被害状況、支援状況などの話しなところが面白い。
16日朝、ラジオ体操参加者は数名。朝早く出るつもりだったが、ほとんどボランティアが入っていない地域があるという話しを聞いたので寄ってみる事にした。1軒のお宅では、ご夫婦で口を揃えて「これから1年かけてゆっくりと片付けをしようと思っていました・・・。」と。僕たちがその話しを聞いているお隣の家では、おじいちゃんが完全に水に浸かった納屋を1人で片付けているのだが、物量とおじいちゃんの動きを見ているとこう想像してしまう。「もしこのおじ いちゃんがこの先も1人でこの納屋を片付けていくのであるとしたら、このおじいちゃんの残りの人生片付けで終わってしまうであろう。」と。そんな家がまだまだ沢山ある、これが現状だ。

アウトドア用品は災害時には日用品となる。現在は土日休日に行われている炊き出しなどには各団体がOPEN JAPANのベースに保管してある、イージーキャノピー(ワンタッチタープ)やテーブル、チェアーなどの機材を借りに来て野外炊き出し場を作るという流れ になっているという。また、各地域の受け入れスタッフは1、2週間で「サテライト」と呼ばれるボランティア受け入れポイントを移動しながら活動している。 そんなサテライトでも、コールマン機材は大活躍。
なんだかコールマンの宣伝のようになってしまったが、これも現状である。1日に思いを集中してやってくる 何人ものボランティアさんの気持ちを一滴も無駄にしないように地元に流すために、一日中頭を使って最善の方法を考えているボランティアもいるのだ。

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コールマンジャパン株式会社
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常総市の様子(ひ~さ~からの報告⑥)平成27年9月関東・東北豪雨

鬼怒川決壊常総市から

 

常総市での災害支援活動開始から一ヶ月初めての半日OFF

フェイスブックに情報あげるタイミングと根気を逃しておりましたが日を追ってのご報告

9月27日の常総では

ゴミ回収プロジェクトが初日を迎えた

 

市と県と社協とトム自分と数回の協議を重ね常総市のゴミ問題解決に向けて

初日の混乱が予想されるオペレーション

オープンジャパン

サンライスプロジェクトで顔馴染みの面々や

伊豆大島土石流で活動した時の伊豆大島社協の局長や団長

気心の知れたメンバーで初日からトラックダンプ24台大量の災害ゴミの回収が出来たのです。

9月28日の常総市から

その日鬼怒川決壊現場直ぐのご自宅へ

その日まで親子お二人で片つけ作業を必死にされていた

ご自宅へ繋がる道がやっと堤防決壊復旧作業で仮設道路が出来る。

それまでは、決壊した道路の脇20センチ位の所をカニさん歩きで通って作業をしておりました

自分の担当エリアの直ぐ隣り

気ずくの遅くなりましたが お会いした後
早速 助けさんミニ重機を入れて当日作業開始

死にたい位だと話していたご自宅のお父さんの顔が少しだけ緩んだ気がしました。

9月29日の常総市から

昨日からお手伝いを開始させて頂ている鬼怒川決壊現場直ぐのご自宅へ

朝一般ボランティアさんが作業開始前

岐阜とおるくん重機で現場導線を作る

今回もとおるくんは岐阜からダンプ、ユンボを持ち込んで活動をしている。

助けさんミニユンボとダンプ二台で作業

ボランティアさん20名にて床上床剥がし床下土砂出し作業夕方に終了

夕暮れの時間長期三坂地区のサポートに昨日から入った名古屋チセが練習?

現場で役立たつからと東北の震災支援の後重機から大型2種やら様々な資格を取得したチセちゃん

紀伊半島大水害で那智勝浦町では一緒に昨年の広島土石流では違う現場でしたが今回の常総市の水害被害
長期現場コーディネートが断然不足気味初のエリアコーディネートを頼んだチセちゃん

やはり重機も現場経験が大事

とおるくんの指導?で練習?本番?作業

昨年の広島土石流災害現場で出会った広島のボニーもエンジン式高圧洗浄機 エンジンポンプ 発電機などなどを積んで軽トラックで到着

決壊現場にて今後の展開をみんなで確認する時

9月29日の常総市から(2)

お母さんの笑顔が

オープンジャパンを何時も支援して頂いてるkEENとコールマンより

コールマンからは

タープ10張り

テーブル10セット

チェア40セットが届く

KEENスタッフが今回は四万十塾とおるくんのコーディネートでシューズ200足を用意して上三坂地区の決壊地区での支援に来る。

 

炊き出し会場にてテーブルを並べての顔合わせの時間

上三坂地区5班は8軒のご自宅が流されたりして全壊です

避難所やご親族のお家など各地に離れてしまっている被災された方々

マスコミに追われて地区に来にくいとの声もある中数社の取材も入ってきましたが入り口でお断り

コールマンの空間の中

KEENのシューズを選んで頂き

食後のコーヒーを飲みながら近況報告があちこちのテーブルで話されていました

コミニュティが寸断されて鬼怒川決壊現場地区上三坂

コミニュティの場作りな一日です。

床の無い公民館にコンパネ置いてマッサージに足湯

次の日は靴が流されたりドロまみれでサイズが合わない中古の支援物資のスニーカーを履いてたお母さんがこれは履き心地いいね〜とわざわざ訪ねてくれました。

上三坂地区のコミニュティの再生少しだけの
お手伝い

再生への道はまだまだこれからです。

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『死にたい位だと話していたご自宅のお父さんの顔が少しだけ緩んだ気がしました』
コツコツと気づきあげていた全てを一瞬にして破壊する 破壊する力の強烈さは計り知れない・・・それが災害。
見ず知らずの方々が、そっと寄り添い手を体を足を共に動かして汗をかく。
ただただ共に汗をかく姿が、被災された方への勇気に、笑顔に変わる事もある。
まだ、人の手を必要としている現地です。(が)

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被災地への継続的な支援を活動を行う為に、
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郵便振替口座 02250-5-126661口座名 一般社団法人 OPEN JAPAN
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