今回のネパール被災地支援では、カトマンズ市内とシンパルチョーク県、ゴルカ県などで行っていたが、最後の支援先は、国連の被害地図でも被害が県全体の12%ほどのカブレパランチョーク県だ。
カトマンズより2時間以内で行けるその村出身の方は、死亡者が多い県への支援活動に参加していたが、自分たちの村々には国連やNGOなどの救援物資は無く、家族や親戚、仲間での支援でしのいできた。
現地在住の佐野さんからもぜひ、訪ねて調査もしましょう!と連絡があり、81軒の村へまずお米や塩、ダル(豆)、お菓子、防寒毛布(標高1800mほど)を届け話を伺った。
昼に到着した、仲間達も合流してもらい、81軒のリストアップを行い、名簿に記録する形で整然と配布が出来て、村々を歩いた。
81軒中、2軒だけ家中で寝られるが、一見大丈夫そうに見える家々の壁には亀裂が入り、中だけ崩れていたり、次の余震で崩壊するかもという不安で片付けも中々進まない。(完全に倒壊する方が、片付けや再利用する木材の取り出しは可能)
各世帯への15キロのどのお米は数日で無くなるが、初めての支援にわざわざ日本から来てくれたことに感激していた。
いろんな被災地でも同様に、死亡者が多く被害の大きいエリアに支援が集中するが、中途半端な被災エリアへの支援策が求められると痛感する。
第2次隊のJapan Hopeはっちゃん連携チーム達は、今日からその村近くに日本から持参したシート配布し、大工道具持参し泊まり込みで支援活動を行う。(別の村からの調査依頼も入ったようだ・・・)
フェニックス救援隊からの義援金は翌朝のミーティングで、シンパルチョークのまったく支援の入っていない村に調査隊で入っていたカトマンズ在住会社の日本人社長と被害に嘆く地元警察官に託し、安全確保しつつ昨夕物資と替わりトラックで全額支援となって向かった(21,22日に第2次隊訪問予定)
調査隊によると「崩落した家中に、食糧も瓦礫とレンガに埋まり、雨でごちゃごちゃになって食糧不足になっている方々、土砂災害が怖く、農作業へも行けず、震える方々が今も大勢います・・・」とのこと。まだまだ、手が必要だ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
メディアの取り上げる地域と取り上げない地域。
死亡者数とは数字だけのお話ではなく、1人の物語、その人の生きた人生が失われた。
失われた事は数の多い少ないではない。
悲しみと悲しみから立ち上がろうとする人々が生きている。
その事実のコトだと…私はいつも被災地で思う。(G)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<拡散希望>
ネパールで活動中の助さんが、一時帰国し、大阪と東京で報告会を行います。
<大阪>
日時:5月21日(木) 19:00~
会場:新大阪健康道場(大阪市淀川区西中島4丁目32-1 YS新大阪ビル301)
(阪急京都線南方駅、地下鉄御堂筋線西中島南方駅 徒歩3分)
参加費:無料(吉村さんの活動支援募金を募ります)
お問い合わせお申込み:hirofumimeuto☆docomo.ne.jp までご連絡下さい。
※☆を@に変換してください
詳しくは:http://d.hatena.ne.jp/meuto+bon/20150508
<東京>
日時:5月23日(土)午後2時~4時
会場:日本財団ビル2階大会議室A(東京都赤坂1-2-2)
参加費:無料ですがカンパをお願いできればと思います。
*当日受付等、お手伝いいただける方おられましたらご連絡ください。
お問合せ:勇気野菜プロジェクト・杉浦080-5494-3439
詳しくは:https://www.facebook.com/yukiyasaip?fref=nf
もしくは イベントページを参照願います:https://www.facebook.com/events/1574134149503672/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<OPEN JAPANの緊急支援プロジェクトへご協力お願いします>
郵便振替口座 02250-5-126661口座名 一般社団法人 OPEN JAPAN
●他の金融機関から 店名 二二九(ニニキユウ)店 当座 0126661