はっぴーあいらんどフェスティバル、出店の様子
早朝6時、ダブルスギさんに見送られながら福島に出発しました。今日明日と、「はっぴーあいらんどフェスティバル」というイベントが郡山市で開催されます。ふくしまの人を励ましたり、放射能の話をしたり、情報交換しあったり、という場になると思います。わたしたちが福島に帰ると立ち寄る穀物菜食レストラン「銀河のほとり」さんのご縁で、今回カレンダー出店させていただくことにしました。絆からはけいちゃん、ふくしま元気村スタッフミユキング、東京からもえもえも足を運んでくれました。
大きな会場、ステージでは常にライブや演舞が繰り広げられ、県外から応援に来たアーティストがふくしまの人たちを励ましたり、地元の人が熱唱したりと熱気あふれていました。
次々と繰り広げられる演舞の様子
田中優さん(APバンク、未来バンク)、司会のてんつくマン(NPOメイクザヘブン、めぐみジャパン)、いしだ一成さん(俳優、ミュージシャン)、山本太郎さん(俳優)のトークタイムでは、放射能の除染についてや、情報をたくさんの人に伝えるためにはどうすればいいかなどを話しあい、みな真剣に聞いていました。
田中優さんが、火山の岩石が電磁波を吸収し、赤外線(熱)として放出するため、放射線量の高いところに撒くと数値が下がったという話をしていました。これまで「EM菌」「ゼオライト」などを撒いてみましたが効果がなかったので、次は溶岩を手に入れて実験してみたいです。あとから聞いた話しですが、溶岩だったらなんでもよい訳ではなく、黒曜石がよいとか。ただ、まだ実験段階の話だと思います。
トークの様子
「原発は津波の影響で爆発したのではなく、地震で爆発したのであって、福島原発は止めたけれど、日本中どこで地震が起こってもおかしくないこの状況では、日本中の原発を止めなければ危険、」との警告を今すぐにNHKや民放、インターネットやラジオすべてでみんなに伝えなければ、第二のふくしまをつくってしまうことになります。「私たちはインターネット、ユーストリームという新しいメディアを持った。このメディアを使ってたくさんの人に伝えることができる。」「原発に興味の無い人たちを引きつけるため、音楽の力やミュージシャン、タレントの力を使うべき。」タレントさんを招いてのトーク、確かに広く伝えるためには影響力が必要です。
会場を囲むレインボーフラッグ
出店ブースではふくしまの野菜、お米、そしてお惣菜のコーナー、「銀河のほとり」からコーヒー、お茶、県外から書籍や雑貨の販売、情報コーナーでは疎開、受け入れ情報のチラシの配布がありました。その他オーラソーマやマッサージなどの癒し系などが連なり、快医学という民間療法のコーナーもありました。銀河の克子さんのおすすめで快医学を受けさせてもらいました。結果からいうと、「腎臓にセシウムが溜まっている。」とのことで、スギナ茶を処方してもらいました。ただ何よりも、「休んでください。」それが一番必要だとか。
ステージでのアピール、パフォーマンスはふくしまの中でがんばっている人を励ますものばかり。勇気づけられた人たちもたくさんいたことでしょう。
フィナーレの様子
今わたしが感じたこと、ふくしまの中でがんばっている人たちを励ます事は必要なことかもしれませんが、あまり応援するともっともっとがんばってしまうのではないかと心配です。放射能は知れば知るほど、戦うものではなく、共存するかどうかも考え物、よくわからないからこそやみくもに関わらない方がいいのではないかと思います。
はからめランドにいても、ガイガーカウンターを気にしながらの生活、呼吸する事でさえ気がかりです。腎臓にセシウムが溜まっているといわれても、お茶を飲んで排出するしか方法がありません。多くのふくしま県民がこのような不安を抱えながら毎日を送っていると思うと、もうふくしまでがんばらせないで、遠くに避難、移住、疎開した方がいいのではないかと思います。
交流会で田中優さんが「いたずらに福島に入らないほうがいい。」と言っていました。母子だけでなく、若い(若くなくても)人も、放射能の低いところへ移動した方がいいです。そのためにはどうすればいいのか、一緒に考えてください。
はからめのWebサイトより