こんにちは!
先日の雪、関東や各地でも凄かったようですね。
皆様のお住まいの地域は大丈夫でしたでしょうか?
石巻市は太平洋沿いなので、宮城県の中でも山側のように雪は積もりません。
ただ、同じ“石巻市”でも、その面積は東亰23区に匹敵するほど。各地区によって天候がだいぶ変わります。
古民家再生IBUKIプロジェクトの大原浜は、太平洋に突き出した牡鹿半島にあります。
今回の雪も、石巻市街地では20㎝ほど積もりましたが、牡鹿地区では約3㎝。
今ではほとんど溶けてしまいました。
強い北西の風(地元では、ならい・なりあて、と言います)を除ける為に先月、幕を張った古民家。
家の方から見ると、太平洋に沈む夕日が見られます。
晩秋から春にかけて、風の強い大原浜。
少しでも建物の傷みを抑え、これからの作業に進みたいと思います!
さて、その大原浜で2月11日(月・祝)2年振りの御神木祭があります。
昨年は、メインである山車を曳く事が出来ませんでしたが…今年は準備中です!
海に近い倉庫に保管されていた山車は、倉庫ごと津波で流されましたが…
激しく損壊した山車は奇跡的に船着場に引っかかり、大部分を別の場所で保管してきました。
先日、御神木祭に向けて、その山車の組立が始まりました!
山車の二階は、榊が飾られお囃子の大太鼓・小太鼓・笛が乗ります。
二階の床は津波により流失したため、新たに棟梁をはじめ地元の皆さんで組立中です。
前から見ると、こんな感じです。
色鮮やかで、当日がとても楽しみです!
さて、この山車ですが…曳くのに最低でも大人15人〜20人ほどが必要になります。
残念ながら現在の大原浜には、山車が曳ける大人の数が足りません。
3連休の最終日ですが興味の有る方、参加してみませんか?
2月11日(月・祝)
牡鹿半島・大原浜生活センターにお集まりください。
山車を曳くのはお昼頃からになりますが、11時くらいからご祈祷や“なめろうかめろう”という面白い習慣などもみられます!
牡鹿にご縁のある方、お祭りや古い習慣に興味のある方、ぜひ遊びに来てください!
山車の鮮やかなブルーと大量旗の模様が目に焼き付きます。きっと素敵なお祭りになるでしょうね。
桜の苗木も植えられるのを待っています。時期が来たらご連絡くださいね(^^)/