遅くなりましたが、14日の活動報告をアップします。

14日読売新聞朝刊の和歌山欄に串本にボランティア村  絆のことが載っています。
古座川町ボランティア情報 10日 254人 11日 344人  ９月１３日の熊野新聞より

武部氏（うーぷーさん）より報告がありましたが、残念ながらWeb上では確認出来ず。もし、9月14日付け読売新聞朝刊（和歌山欄）をお持ちの方はチェックしてみて下さい。

 昨日 那智勝浦でお通夜に参列してきました。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
また、大切なご家族をなくされた方々に、少しでも多くの笑顔を届けることができるように、みなさんお力をお貸し下さい。
よろしくお願いします。
地元住民  うーぷーより

 

 9月14日 夕方から夜
新宮市王子町に飲料水を届ける、先週に続き二回目。
水道は出だしたが、まだすぐに飲み水として使えないため。この辺りは、浸水などの大きな被害はなかったよう。

このまちには、吉村さん（吉村誠司の地球日記）もよくご存知のHさんご夫婦もいらっしゃいます。
Hさんご夫婦は長年、王子が浜をパトロールしウミガメを守ってこられました。

9年前、王子が浜に大量の流木、大木が打ち上げられた時、すぐに駆けつけてくれ、チェーンソーで木を切り始めたのが吉村さんと台湾ボランティア仲間の佐藤のぶきくんでした。
Hさんご夫婦はご無事ですが、今回の事でやはり大変お疲れのご様子でした。

和歌山串本町の武部氏（うーぷーさん）と助さん（＝吉村さん）は台湾大地震の時のボランティア仲間ということで、それ以来様々な災害で一緒に活動をしているそうです。絆にも何度も武部氏は遠く和歌山から石巻へ入ってくれました。

そんな関係でしたが、この度は武部氏の地元でこのような台風被害が起こりました。絆としては誰の地元だから支援するということは関係ありませんが、地元の武部氏がいるお陰で、本当に色々な情報やつながりが広がっていくという感じがしています。

そういう絆がわたしたちの活動を支えているということに感謝をしながら、毎日活動をさせて頂いております。

この度の台風12号の被害地域に対してボランティア活動を行う車両は有料道路の料金の免除が受けられることになりました。活動に行かれる方は下記のページをご参照の上、申請をしてください。

ボランティア車両に対する高速道路無料通行にかかる活動予定確認書について

10日土曜日

①１人宝探し隊
井関 お父さんが亡くなられたお宅、お母さんと娘さんのカバンを探す。

新宮警察署会計課に娘さんのカバンがあったが、お母さんのカバンはまだ見つからず、危険なので自衛隊が家を解体、三軒分のガレキが固まっているため宝探し非常に困難。

遺留品など名前がわかるものは新宮警察署会計課に保管されているようです。
新宮警察署 0735-21-0110

② 不明の中学生の遺留品捜索  ご家族、 親戚の方々、神戸ののぶさんとともに動く。

神戸のぶさん足湯隊、看板隊。看板隊  夕方付近の道路が陥没道路に穴が空く、親戚や家族の方々が交通整理を行っていたため、のぶさんとうーぷー、家族の方で看板を作成。

 
雨が降ってきたので、１１日午前２時頃 勝浦の現地調査、避難状況の確認をしに潮岬を出発。

しかし、意識がもうろうとしてきたので途中で断念。
串本町田原の海岸沿いの道路脇にて仮眠をとる。
５時頃那智中学校体育館の玄関外にて避難されてきた方に話を聞く。
天満、井関、川関などから約五十人が避難されていたようです。

表浜漁業再生プロジェクトが一段落したので、少し遅れての現地入りとなったこーじから写真が届きましたので、アップします。

今後はこーじからの報告が多くなると思います。

二日目の朝は６時に太鼓の音を合図に朝飯前作業が始まる！
石の向きや上下に悩みつつ、宮司さんに昔の写真を持ってきていただき、ようやく三つ目の灯籠を立てるが、まだまだ先は長い‥‥
震源地に近い島の被害は甚大だ！

［吉村誠司の地球日記 Seiji Yoshimura’s Diary］より転載