ブログ - 日々の活動などなど

2020.3.13~3.17【ウィークリーレポート台風19号宮城県丸森町支援】

3月15日(日)不動尊キャンプ場

丸森町の名所、不動尊キャンプ場。

1月ごろの様子

地域の子供たちの遊び場であり、最近のキャンプブームとあいまって多くの人が集まる場所でしたがやはり台風19号で被災、テントサイトが流されコテージも被害を受けました。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 90129768_2565670537024620_7963262991946743808_o.jpg です

今年1月から丸森の町民有志があつまり復旧活動を開始、こつこつと作業を進められていました。

コテージは裏山から水と土砂が押し寄せ、床下に泥がつまっている状態でした。


遊歩道に敷かれていたマットも泥を吸い撤去が必要に。キャンプ場の中を流れる小川も水があふれ護岸の石積みにも泥がこびりついていました。

大工チームはコテージ内に、重機チームは歩道マットの撤去と川底の土砂撤去、



また高圧洗浄機を使って川沿いの泥の洗浄、そしておいしいお昼ごはんの準備など、町民の皆さんと一緒になって汗を流しました。

対岸のキャンプサイトはすでに営業を開始しており、利用者の皆さんがキャンプを楽しんでいる姿もありました。地元のお母さんたちに話を聞くとお休みにはよく家族でこのキャンプ場に遊びに来ていたということです。

コロナウイルスの流行で子供たちも学校が休みになり、家に閉じこもりがち。政府の演説では子供たちが外で遊ぶことを推奨していました。

4月のキャンプ場完全復旧をめざし、子供たちの遊び場、家族の憩いの場としてにぎわうようにお手伝いをしていきます。

(オープンジャパン事務局)

2020.3.4~3.12【ウィークリーレポート台風19号宮城県丸森町支援】

3月8日(日) 名物・野菜たっぷりの元気鍋

コロナウイルス拡大に伴い、地元長期スタッフだけで緊急案件のみの活動に縮小中の丸森支援。 活動が比較的落ち着いてきたこともあり、昨年避難所に向けて『元気鍋』を届け続けた、おざざさんが活動を振り返ってくれました。

栄養士さんから太鼓判をいただいた栄養満点の元気鍋。全国から届いた野菜と想いが、被災された皆さんの元気と笑顔に繋げることができたのではと思います。


昨年11月7日から12月29日まで、避難所に向けて汁物(元気鍋)の炊き出しを行いました。

役所の方々との打ち合わせの結果、避難所4ヵ所に避難中の皆さんの野菜不足を補うために、晩御飯のお弁当に添える汁物を“インスタント”から、“手作り”に変更して欲しいという要望が上がりました。

『元気鍋』は普通の汁物と言うよりは、10種類以上の野菜を使用した味噌味の具だくさん鍋。

それを毎日約200食、避難所が閉鎖されるまでの約2ヶ月間、合計約1万食を提供させて頂きました。

各避難所へ皆さんの健康状態を確認しに行くと、「トイレで便が出づらい」「やる気が起こらない」等の声の他に、多くの高齢の方が食事に対して“薄味”を求めておられました。

そのため味噌は少量にして薄味に、10種類以上の野菜を使用して野菜本来の旨味と栄養を感じられるように。

また、福祉避難所の病気の方々にも提供させて頂く事になっていたので、出来の見た目よりも、野菜をくたくたに煮込み、消化しやすいようにして提供させて頂きました。

約2ヶ月にわたる炊き出しに使用させて頂いたたくさんの野菜は、全国からの心強い支援によって集まりました。そして何よりも、多くの地元の方々の協力により、毎日の活動が成せたと思っております。

支援、協力頂いた方々に心から感謝致します。避難所の方々からも、感謝のお声を沢山頂きました。「便通が整い、元気がでて家の片付けに精が出せる!」とおっしゃる方もおられました。

そして、提供する器・箸も支援頂き、使い捨ての器・割り箸によるゴミをなるべく減らす事も出来ました。神戸の大震災の時から受け継がれている、神戸元気村(現OPEN JAPAN)名物・野菜たっぷりの元気鍋。発災直後に限らず、同じ大釜の飯を皆で一緒に食べるということは、とても大切な事に思います。こういう時こそ、皆で作って、皆で一緒に食べましょう! (おざざ)


3月10日(火) OPEN JAPAN2019年度活動報告書が完成しました

毎年3月11日にOPEN JAPANとご縁いただいた方へ届くように作成・発送をしている活動報告書が今年度も完成しました。これまでOPEN JAPANの活動に参加された方や連携団体、ご支援をいただいた皆様を中心に発送を行いましたので、お手元に届きましたら是非みなさまでご覧ください。

この活動報告書は、東日本大震災の支援活動報告を目的に作成が再スタートしました。以降、あの日のことを共に思い返すために、忘れないためにとの思いを大切に毎年発行しています。毎年様々な状況の中でこの時期を迎えています。

今年は台風19号の緊急支援を継続しながらの状況でしたが、活動のリズムは変えずに報告書の作成に取り組み、こうして皆様にお届けすることが出来ました。ご協力いただいた皆様ありがとうございました。

報告書は石巻事務所・丸森町災害ボランティアセンターにてお渡しもできます。お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。

またイベントなどにご利用いただく場合は事務局よりお送りいたしますので、必要部数をメールにてお知らせください。また後日ウェブにてダウンロード版のご案内もいたします。

今年はコロナウィルスの影響もあり社会的にも緊張した状態が続いています。このような状況下で3月11日を迎えるにあたり、今一度それぞれが様々な災害に「構える」という視点で暮らし方を振り返り、考えるきっかけとなればと思います。皆様もくれぐれもご自愛くださいますように。

(オープンジャパン事務局)


3月11日(水 ) あれから9年

今日は2020年3月11日
「東日本大震災」から9年が経ちました。
今年は台風19号の災害支援が継続している中でこの日を迎えました。

丸森町での支援活動は休みとし各々がそれぞれの場で静かに時を過ごしました。 仲間の一人は石巻に帰り、あの日を思いだすと足が震えるような思いになると胸の内を明かしてくれました。

石巻ではその時刻1分間大きなサイレンが鳴り響き、その音をしっかり耳に焼き付けたというメンバーもおりました。

長野の仲間たちは長野での支援活動を続けながら、祈りを捧げてくれました。それぞれの、今日という一日 これからも、自然と社会と人と向き合いながら、出来ることに目を向けながら活動を継続していきたいと思います。

(オープンジャパン事務局)


【連携団体】順不同

災害NGO結 DRT JAPAN IVUSA TEAM NORTH 石狩思いやりの心届け隊 NPO法人スマイルシード SEEDS OF HOPE

2020.2.26~3.3【ウィークリーレポート台風19号宮城県丸森町支援】


2月28日(金)
【コロナウイルス拡大に伴う活動休止のお知らせ】

急遽ではありますが丸森町でのOPEN JAPANの活動は、県外から等のボランティア受け入れや活動を本日より一時休止といたします。今週末に緊急を要する案件のみ地元長期スタッフで対応いたします。

今後の活動再開については状況をしっかりと確認しながら改めてfacebook等でみなさんにお知らせさせて頂きます。

また丸森町災害ボランティアセンターでの一般ボランティアの受付も現段階で休止中ですが、町民の方々からの家の泥出しや片付けなどのボランティア要請は引き続き受付中とのことです。

詳しくはこちらから↓

【丸森町災害ボランティアセンターfacebookページ】
新型コロナウイルス感染症対策としての今後のボランティア受入について


災害への取り組みと同様、危機管理の一環としての決断です。ご理解、ご協力のほど何卒よろしくおお願いたします。皆さんも体調を崩されないよう、しっかりとご自愛ください。


29日(土) 活動の意義とその先の笑顔!!

「あの台風以来、初めてトイレを使いました。」

これはOPEN JAPAN重機隊が、丸森災害支援最大の難所と位置付けたお宅の、お母さんが語った言葉です。台風19号により、裏山から流れ出た水で、上口(道路から家までの登り口)が抉られ、トイレや物置の前が4・5メートルの垂直な勾配に建つ程の被災状況。

家主のお父さんは、トイレまでの通路を、単管パイプと歩み板で確保していました。

「とてもあの通路を渡って、トイレに行くの怖くて・・・。」
「家の中で簡易トイレ使っていたのよ。」

と話すお母さん。

発災から今までの間、トイレを家の中で済ませていたお母さんは、嬉しそうな笑顔で語ってくれました。

初めてこのお宅を現調した際は、期間と重機の大きさと土砂の確保等から、活動する意義があるのか?と、悩み掛けた時もありました。

何度も施工する方法や、住民さんの要望等を確認する為に足を運び、最終的には人員と土質の確認を経て、着手しました。頭初は大型重機2台を借りて、家屋の裏山を切り出し、上口と庭先を一月くらいの日程で施工する考えでした。

このお宅のみに一月の時間と、活動費を掛けてもいいのか?と、活動の意義を考えました。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は image-235.jpeg です

しかし、1月末の大雨で、トイレまでの単管パイプ通路が宙吊りとなり、トイレも使えない状況の中、上口の途中までしか車が入れず、急な勾配の登り口を、買い物袋をぶら下げて歩くお母さんを想像すると、”やるしかない” の結論に至りました。

西予市明間以来の、本格的な重機案件となる仲間のトヲルちゃんとのコラボ。

「盛り土よりも切り土で!!」

と確認し合い、既設(今まで)の上口より、山側に土砂を切り出す工法を取りました。幸い土質は良好で、盛り土も順調に進み、延べ3日で上口とトイレ前まで盛り上がりました。

幾度となく現調に訪れ、一月を見込んだ今回の案件。土質と人員と土砂の切り出し箇所に恵まれて、わずか3日で上口とトイレを、住民さんが望むように盛り上げる事が出来ました。

後は水路と細かい仕上げを残し、丸森災害支援最大の難所は、終わりが見える状況になりました。

朝にトイレを使ったと話す、お母さんの笑顔が、とてもとても嬉しく感じられました。 (重機隊 萬ちゃん)

【活動実績】

2020年2月26日(水)〜3月3日(火)
●活動件数 合計16件
└ 重機案件 5件
└ 大工系案件 8件
└ 地域ニーズ 2件(キャンプ場復旧)
└現地調査 1件
●活動人数 合計62人

【連携団体】順不同

災害NGO結 DRT JAPAN IVUSA 石狩思いやりの心届け隊 SEEDS OF HOPE TeamNorth スマイルシード Gakuvo

2020.2.19~25【ウィークリーレポート台風19号宮城県丸森町支援】

2月21日(金) プチ重機講習会

「前回ボランティアに参加した時、重機の必要性を痛感して、自分も出来れば重機を覚えたいと思い、今回は資格を取って参加しました!!」

そう言って、OPEN JAPANと仲間たちの活動に参加してくれた「CheFuKo」の若者二人。

「萬さん!こうして進んで重機に携わり、覚えたいと思っている若者たちに、是非重機の必要性と危険性を知って、覚えて欲しいんですよねぇ!!」

と、今後の育成活動の必要性を訴える、仲間の住職トオルちゃん。

まさしく自分もその通りと思い、人と現場と活動内容が一致するところで、トオルちゃん監修の下、プチ重機講習会を、耕野地区で行いました。

現場に行くまでの間、自分と同乗した若者に、「重機はあくまでも、住民さんが被災から立ち上がる為のツールの一つで、大事なのは住民さんの意向に添う事。」

「時間を掛けても丁寧に操作する事と、何度も心の変化を繰り返す住民さんの意向を聞き取る事だよ」と、経験からの思いを伝える。

伝える活動の一端として、後継者の育成を掲げておりますが、人と現場と活動内容のタイミングを逃さず、「萬さん!若者たちに重機の必要性と危険性を伝えますから!!」と、率先して育成活動をしてくれるトオルちゃんが、とても誇らしく思いました。

「ありがとうございました!!」と、1日を終えて挨拶する若者たちの眼は、しっかりと重機を覚えたいとの思いに満ちていました。

(重機隊 萬ちゃん)


2月22日(土) チームリーダーたち

先日、社協さんからの紹介で、全国管工事業共同組合連合会(全管連)のみなさんと共に活動を行いました。

約30人を2チームに分け、石狩思いやりの心届け隊の熊さん、東北大生の野村くんの2人にそのチームリーダーをしてもらいました。その日の終礼で聞いた2人の話を。


♢石狩思いやりの心届け隊の熊さん

前回は正月返上で活動に参加してくれた熊さん。年末年始以前も北海道から定期的に活動に来てくれています。

今回担当してもらった現場は、家裏に土砂が流れ、家を圧迫している状態の中、在宅避難をしているお宅。

活動前に現場の説明をした後、作業工程を指示するのではなく、この現場であればどのように作業をしていったらいいかを考えてもらった上で作業を進めました。

それは本職が水道屋さんの熊さんが、この現場で全管連さんなら考えて行動してくれると判断したからこそ。

結果、予定よりも早く作業が終わり、全菅連さんたちが遠方からボランティアに来てくれたことを知っていたため、耕野にある「やしまや」さんへ。浸水1m以上の被害という被災されたお店なので買って応援もできるのでみなさんでお訪ねしました。

ちょうどタイミングよく「やしまや」のご主人がいらっしゃったので15分ほど発災時のことをお話してもらいましたが、その時間が何よりもいいお土産になったのではないかと、熊さんが嬉しそうに話してくれたのが印象的でした。


♢東北大生の野村くん

東北大の野村くんは発災直後に大学の教授と一緒に視察で丸森町に入り、水配りやボランティアセンター開設のための泥かきにも参加したあと、週に2,3日のペースで計40日以上丸森に通ってくれています。ここ1週間はOPEN JAPANのベースに宿泊しながら活動に参加してくれました。

野村くんの担当現場は、家財出しから始まり、床あげの後、足がぬかるむような30〜40センチの土砂をスコップで掻き出す作業でした。

野村くんがリーダーとして大人15人を先導。同世代の学生をまとめた経験はあるものの、本職かつ目上の方々をまとめ役として活動をして、本職だからこそできる作業効率の段取りや、現場の回し方を学ぶことができ、いい経験になったと話してくれました。

また、全管連のみなさんに「あの学生いいなあ!」と言われながらの活動だったとのこと。ボランティア活動に年齢や肩書きは関係ありません。彼なりに考えて行動してくれたことの表れだと思います。

日々状況が目まぐるしく変化している中、たくさんの人たちがいろんな思いを持って各地から集まって活動を行っているため、予想外のことも多々起こります。
その際に俯瞰的に最善策や代替案などが出せるのがリーダーや事務局の役割だと思って日々活動を行っています。任せる側も、任せられる側にも一定の責任感が生まれ、その責任がお互いにいい刺激を与えられていたら、と思います。

明日もどうかご安全に。(なが)


2月23日(日) 「まるもり屋台や」 丸森屋台プロジェクト


先日、丸森町内で話題の「まるもり屋台や」の様子を見に行ってきたのでその様子をお届けします。

台風19号後、ご自身が丸森町で被災している中、支援が届きにくい在宅避難の方に手を差し伸べたいと地元・大槻旅館の大槻さんが立ち上がり、この丸森屋台プロジェクトは始まりました。

丸森屋台プロジェクト
丸森屋台プロジェクトは台風19号による被災者を見守る活動として、在宅避難者への支援を最大の目的とし、在宅避難者の安否確認、情報伝達および炊き出し支援を行います。(プロジェクトfacebookページより)

大槻さんたちは軽トラと軽バンで丸森町内を定期的に回り、あったかいラーメンと物資の提供などを行っています。  

様子を見に行ってきた日は、竹谷地区を回る日。この日は日差しが暖かく、外にいても心地よい天気。地元のママさんや支援団体の方もお手伝いに参加していました。

竹谷地区に屋台ラーメンの車が到着すると、「昨日チラシが入っててね。音楽が聞こえたら出てきたのよ」とご近所の奥さんが来てくれました。

その言葉から、まるもり屋台やが来ることを心待ちにしてくださったことを感じました。ラーメンが茹で上がるまでの少しの時間、おしゃべりにも花が咲きました。被災当時のこと、ボランティアにお世話になった話。OPEN JAPANの記録班であるパウロさんを見ては、発災当時もよく見かけてた人よね?など…

竹谷地区は近くの支流の新川が決壊し、大量の土砂や水が多くの住宅を襲い、発災当時は膝丈の泥で身動きが取れないほどでした。

そんな竹谷地区に人が集まる場ができ、まるもり屋台やが丸森町内に少しずつ元気を与えているのではないかと感じました。今後、丸森町内でまるもり屋台やの音楽が聞こえたら、ぜひ手を振ったりお声をかけてみたりしてください。


2月22(土)~24日(月) 3連休

3連休、ボランティアさんも集まり各地で活動しました。

♢丸森の山間部では高台のお宅から道路まで「上口(じょうぐち)」とよばれる敷地内道路がついています。今回の災害ではこちらの上口が崩れてしまい、高台の家までの道が塞がれて通れなくなってしまいました。

土のう袋を使って枠を作り、土を盛って上口に応急処置をほどこします。援人、山部、藤岡災害ボランティアといったパワー系作業を得意とする団体が集まり、回数を重ねるごとに作業の精度とスピードもあがりまるでお城の石垣のように土のうが並ぶようになりました。おうちの方も日常生活の道が通れるようになって喜ばれました。


♢北海道から毎月炊き出しに来てくださるチームノースのみなさん。

今回は雨天とウイルスの影響も重なりボランティアセンターでボランティアの皆さんに向けての炊き出しを行ってくださり、活動にも参加してくださいました。

ホタテの炊き込みご飯とカニ汁を用意、時おりみぞれも叩きつける悪天候の中、凍えて帰ってきたボランティアの皆さんがおいしそうに食べておられました。

またダッシュ隊徳島からは短大を卒業する女子三名が参加、いろいろな団体のみんなと交流しながら汗を流しました。


♢チェーンソー講習会

連携団体のDRT JAPANが主体となって仙台の消防士チームに「チェーンソー講習会」を開きました。

人命救助のプロフェッショナルのみなさんですが、個人的に災害ボランティアへ足しげく通ってくださいます。消防署でも災害対策で重機やチェーンソーを装備するところも増えてきたそうです。

装備が揃うだけではなく、実際に使えるようにと災害現場におけるより安全かつ実践的な使い方を学んでおられました。

公私にわたり命を助けることにこだわる皆さんの後姿がとても頼もしく見えました。 (P)


【活動実績】

2020年2月19日(水)〜25日(火)
●活動件数 合計33件
└ 重機案件 8件
└ 大工系案件 19件
└ 地域ニーズ 4件(中島天神社)
└イベント 2件(チェーンソー講習会、炊き出し)
●活動人数 合計207人


【連携団体】順不同

災害NGO結 DRT JAPAN IVUSA 石狩思いやりの心届け隊  NPO法人 スマイルシード DEF TOKYO TeamNorth  ボランティアチーム援人 チーム茨木 UPeace フェニックス救援隊 ダッシュ隊徳島 一般社団法人世界の子どもたちのために(CheFuKo) GAKUVO 東北大学 神戸大学学生震災救援隊 NPO法人CONCENT テラセン 被災地に学ぶ会 全管連青年部協議会 仙台消防

2020.2.12~19【ウィークリーレポート台風19号宮城県丸森町支援】

2月14日(金)そば打ち体験ワークショップ

2月12日に丸森にあるインターナショナルスクールよりお誘いを受け、北海道から来ている長期ボランティア仲間がそば打ち体験ワークショップを行いました。
そのインターナショナルスクールは丸森の川沿いにあり、アメリカ、ブラジル、中国、台湾、タイから来ている子どもたちが通っています。


発災当時は川の水が上がってくるのを目の前にいつ避難をしようかと緊張感が走ったようです。 発災後はしばらく学校がお休みになり、中高生の子どもたちの中には地域のためにボランティアをした子どもたちもいたそうです。

そんな子どもたちと今日は日本の「食」に触れる機会を持ちました。そば粉と水からそばが出来るまでを不思議そうに見ていた子どもたち。工程の途中で蕎麦を触ったり、蕎麦の香りを嗅いだり……

お昼には中学生の女の子たちがお肉やネギを切って手伝ってくれて、みんなで温かい「蕎麦」を食べました。

「世界で一番美味しい!」「今までで一番おいしい。」の子どもたちからの最上級の言葉もあり、お手伝いにいったメンバーもそば打ちがこんなに人との交流に役立つとは思わなかったと話していました。

子どもたちが元気で笑顔でいると、自然と大人も笑顔になるなぁと改めて感じる1日でした。(なお)


~2月16日(日)の活動について~

いつも全国より応援していただきありがとうございます。 16日は全国的に荒天が予想され、強風も予想されています。
丸森町の住人さんの安全、支援に駆けつけてくれるボランティアの皆さんの安全を第一に考え、活動を中止にする可能性があります。
時間を作り遠方から駆けつけていただく皆さん、丸森に心を寄せていただいている皆さん、申し訳ありませんがご理解いただけたら幸いです。 また時間があるときに皆さんと一緒に活動できることをお待ちしています。


2月15日(土)【若者たちが見据える未来への眼差し】

台風19号に被災した丸森町で、我々は多くの若者たちと災害支援活動を展開して来ました。そんな若者たちの中には、地元社協の若手職員や、県内外から来る学生や高校生、そして海外からの留学生等がおります。

地元が災害により被災する中、福祉の観点から住民さんを見届けて来た若手職員。被災された住民さんへの対応に戸惑い、思い悩む事もあったと思います。

虚ろな眼差しの中で、善作を見出だすべく、奮闘していた時もありました。我々と共に、被災された住民さんの元へ、現地調査に入って行く頃には、“福祉の観点” から見守る事と、現場レベルでの、“技術の観点” から見守る事も学んでいました。

虚ろな眼差しで、明日をどう対応して行けば良いのか?、悩んでいた眼差しは、被災された住民さんへの、福祉観点のソフトな対応だけではなく、その時その時に応じた技術観点のハードな対応を学び、実際に現場での活動を、我々と共にする事で、今後の生活再建支援を学んでいたようです。その眼差しは、希望と自信に満ち溢れ、キラキラと輝いていました。

ボランティアに来た他の若者たちも「自分に何が出来るのか?」戸惑いながらの眼差しでスタートしていましたが、活動を通して、被災された住民さんとの繋がりに、いきいきとした眼差しに変わり、未来に於ける災害支援に、やはり希望と自信を持ったように見受けられました。

こうして災害支援を通し、若者たちに未来の行く末を託しながら、OPEN JAPANと仲間たちは、丸森町で引き続き活動を展開して行きます。

                        (重機隊 萬ちゃん)


OPEN JAPANで1ヶ月間の活動を終えたゆっけから、丸森での活動を通しての所感が届きました。

ゆっけはカメラマンであり料理人でもあるアドレスホッパー。
丸森に来てくれたのは今回で3回目、前回は昨年避難所へ毎晩提供していた野菜たっぷりの“元気鍋”の調理人として1ヶ月間活動をしてくれました。

今回は現場やイベントのサポート等の活動をしながら、ほぼ同時期に丸森に来た翔太くんの兄貴分として共に生活をしていました。

そんなゆっけ兄ちゃんから。

【何歳でもできることはある。】

1月から約1ヶ月間、丸森町にて15歳(中学3年生)の翔太くんがボランティア活動に来てくれました。そんな彼の活動への想いや行動を紹介をする事によって、これから災害が起きた時に年齢は関係なく想いを持てばボランティアをする一歩へ繋がれば嬉しいです。

初めは大人しく様子見をしていた彼が、だんだんと環境に慣れながらも自分の出来る事を一生懸命してくれた事が印象深かったです。その中でも彼が残した言葉に「人生が変わった」「世界観が変わった」と言っていました。

朝は恒例の「いぐいぐモリモリー!」という掛け声から始まり気合を入れてからの活動。毎日社協さんに向かってやらせてもらっていましたが、ここに「一緒に頑張っていこう!」「負けねーぞ!」という意味など一人一人が想いをもってスタートする大事な時間です。

現場では大先輩となる方々と一緒に現地調査したり、今の現状を見てもらったり、いろんな事を感じてもらいました。まだまだ手をつけられてない状態があり少しでも丸森の現状を知ってもらえたらなと思っています。「自分達もやれることはたくさんある。」そんな事を口にしていました。

また、全国から集まってきた人達と一緒に活動する機会もありました。上林地区の天神社の花壇を大学生と一緒に作っている所です。

今までの彼にとっては、全国各地から同じ想いをもって来てる人と活動する事すら当たり前ではなかったからこそ、刺激的で勉強になったと言っていました。

そして、一番は「家族」の存在が大きかったと思います。彼は何と一家でボランティアに来ています。ボランティアに来た理由も、お姉さん(絵理佳さん)が元々、丸森町でボランティアをしていた事がきっかけだったそうです。

そんな素敵な想いのある家族と一緒に活動した事に意味があるのではないかと思います。

皆で力を合わせてドロかきをしたり、大きなモノを運んだり、時には大人の中に混じって話し合いに参加する。そんな事が彼にとっての日々の成長を目の当たりにして大人が子供から学ぶ。そのものだった気がします。

そしてまた、翔太くんは「丸森に帰ってきます!」そう言いながら地元の山形へ帰りました。

1ヶ月間、がむしゃらになって動き続けた経験は、必ず未来への光へ切り開いてくれる一歩になると思います。そして、いつ何が何処で起こりうるか分からない自然災害だからこそ、彼のような若者が考え行動できるような事が大切だと思います。

災害が起こる前の準備の大切さ。起こったあとの対応。それぞれを意識していかなければなりません。現在も丸森で必要な事はまだまだあります。これからも、住民さんの為に動き続けます。

最後まで読んで頂きありがとうございました。(ゆっけ)


2月17日(月)◇美容ボランティア

昨年、愛媛県西予市の支援の時に出会ったNPO法人CONCENTのお二人が、2度目の丸森支援へ来てくれました。

前回は避難所にて、今回は地域の集会所と仮設団地の談話室での美容ボランティア(ヘアカット、ドライシャンプー、ヘッドマッサージ)を行いました。

各地から届いた手編みの帽子などのお渡し会も一緒に。集会所では約30名程の人数が集まり、上は80代ほど、下は1歳ほどのお子さんが来てくれました。

まるで人の輪の中に「特設美容室」ができたようで、美容師さんもハサミを手に笑顔。切ってもらう住民さんもつられて笑顔。


ほんわかした時間が流れていました。

美容師のみゆきさんが、前回避難所ので髪を切った時よりも、少し住民さんが前に進んだからか、柔らかい雰囲気を感じたという言葉が印象的でした。

◇大学生とたこ焼きと足湯

美容ボランティアの隣では、春休み中の東北大・神戸大の大学生たちがコミュニティ支援としてたこ焼きと足湯を行い、和やかに住民さんたちとの会話を楽しんでいました。

その際、ボランティア側が住民さんのフルネームをお聞きして名札を首から下げていただいたのですが、住民さん同士で改めてフルネームを確認なさっている様子が伺えました。

お二人は現在お隣さんで挨拶や会話をする仲ではあるものの、下のお名前の漢字までは聞けていなかった、今更かしこまって聞くわけにもいかないからこれを機に知れてよかったと笑ってお話なさっていました。

仮設住宅では、元々ご近所さんで顔なじみの方々もいれば、入居して初めてお会いした方々もいます。

私たちボランティアの活動が、住民さん同士の交流のお手伝い・新たなコミュニティづくりのきっかけになれたのであれば嬉しく思います。(なお・なが)


【活動実績】

2020年2月12日(水)〜2月18日(火)
●活動件数 合計26件
└ 重機案件 9件
└ 大工系案件 15件
└ 地域ニーズ 4件(中島天神社)
└イベント 4件(美容ボランティア、たこ焼き提供、そば打ちワークショップ)
●活動人数 合計180人


【連携団体】順不同

災害NGO結 DRT JAPAN IVUSA 石狩思いやりの心届け隊 TEAM NORTH  NPO法人 スマイルシード チーム茨木 ボランティアチーム援人 山部 群馬藤岡災害ボランティアサークル チームあすなろ 東北大学 神戸大学救援隊 NPO法人CONCENT テラセン 被災地に学ぶ会