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灯篭流し in 牡鹿半島、小渕浜

漁船から灯篭を流す

漁船から灯篭を流す

カヌーデイや他ボランティア活動で支援ベース絆の仲間も良く出入りをしている小渕浜漁港。そこで本日、地元の方々が約250個の灯篭流しを行なった。灯篭を流す時間が満潮のため普段歩ける漁港内がひざの上まで水に浸かってしまう。そこで昨日準備した橋が役に立った。
自分達の手で作った灯篭を自分達の手で、まずひとつひとつ漁船へと運び込んだ後、少し沖まで静かに船を出し、陸のみんなから見えるようにゆっくりと灯篭を水の上に浮かべる。僕は写真担当ちーちゃんをカヌーに乗せて水辺から灯篭流しをサポート。静かな時間の流れを水の上で感じていた。遠くで花火が上がっているのを見て、東松島かなと漁師さんが話す。少し離れた2隻の漁船から水に浮かべられた灯篭は、それぞれ1列になってゆっくりと沖の方向へと流れていく。少し経つとその2列がだんだんと近づいて1つとなり、みんな一緒に1つの方へと向っていった。暗くて深くて全てを包み込む海へ向っていく灯篭を小渕浜の方々はどんな思いで陸から見守っていたのだろう。漁船の上から灯篭を水の上に置く、その手から灯篭が離れる瞬間、何を感じていたのだろう。(匠)
はからめのWebサイトより引用)

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