くるま基金51台目は神谷さんご夫婦ご提供のヴィッツを宇田川町に届けました。

暴風雨で、ゴールデンウィークでの大渋滞の中、神谷さんご夫婦は静岡県袋井市
から石巻まで車を運んでくださいました。

石巻に到着すると、その足で大木さん宅に行き、利用者の阿部さんと大木さんをご紹介しました。

神谷さんは、

「自宅で採れたものですが…」といってみかんを出すと

「奥さんも畑をされているんですか？」

と元々が畑友達の阿部さんと大木さんは、畑ネタで最初から大いに盛り上がりました。
神谷さんの住んでいらっしゃる袋井市について紹介され、
阿部さんから震災の体験された事等涙ながらにお話されていました。

初めて出会った感じのしない、そんな雰囲気でした。

最後の方は、「ぜひ泊まっていってください」と大木さんがおっしゃったりしていました。

その後の予定が既に決まっていたこともあり、さすがにお泊りはできませんでしたが
これを機にこれからも続く交流を約束し、別れを惜しみながら出発されました。

阿部さんは、津波で車ごと巻き込まれた経験があり、今まで車を運転できないでいました。
神谷さんご夫婦の温かい励ましが、一歩前に進む機会になりました。

【過去レポート：ハンドルを握りたい】
http://japan-csa.seesaa.net/article/266044468.html

人が人の人生を変える位の大きな貢献をされている場面を垣間見させていただきました。
素晴らしいなぁ。

ヴィッツのくるま基金は、(株)ムーサ様のご寄付で達成いたしました。
日本カーシェアリング協会ブログhttp://japan-csa.seesaa.net/より。