くるま基金57台目は、気仙沼へ横浜の柳さま提供のイプサムをお届けしました。
柳さまは、2月にお嬢さんと一緒に横浜から石巻までイプサムを運んでくださいました。
その後提供予定の所がキャンセルになってしまい、今回ようやくのお届けとなりました。
もう一台気仙沼でカーシェアリング利用希望があり、まずはテストをしてみることになり
合計3台、スタッフ4名で向かいました。
イプサムのカーシェアリングの代表者は、気仙沼で「茶色い小瓶」という喫茶店を営む山浦さん。
10時過ぎに到着すると、私たちをお店の中へと招き入れ、おいしいコーヒーを出してくださいました。
山浦さんは、以前は横浜で喫茶店を開いていたそうで、オールディーズ・ジャズバー歴40年。
店内には、すべてお客さんが持ってきたという様々な味のあるコレクションの数々が並んでいます。
店内の様子。独特の不思議な空間が広がります
震災1か月後に何とか喫茶店を再開し、ボランティア団体やメディア関連の人々の情報交換の拠点として活用されていたとのこと。
今もなじみのボランティアの方々がよく訪れるそうです。
津波でビンテージカーのコレクションをすべて流されしまったという山浦さん。
お店のお客さんにもカーシェアリングのチラシを配り、希望者がいれば皆で利用したいとお話しされていました。
横浜から来たイプサムが、これからは気仙沼で活躍しそうです。
イプサムのくるま基金はジャパン・プラットフォームさんの助成と、Mさんのご寄付で達成しました。
ご協力ありがとうございました。
日本カーシェアリング協会ブログより