8月21日現在 ボランティア:58名 ニーズ件数:25件
ボランティアへの緊急のニーズ
〇家屋の床を剥いで、床下の泥出し
〇農家さんの生活再建のために、小屋の整理
岩手県雫石町、上和野地区、和野地区では、8月9日の大雨によって河川が決壊し、家屋や田畑、ビニールハウスに土砂が流入しました。河川上流部の土砂崩れが河川の決壊の原因と思われます。
土砂が流入して、田んぼが河原のようになってしまっています。
このままだと、降雨するたびに土砂が流れてくるので、現在大きな土嚢を積んで上流部からの土砂の流入を防ごうとしています。
現在、雨がふるたびに家屋に土砂が押し寄せてくる状態です。いま40~70cmぐらいの土砂が家屋の壁に押し寄せ溜まっています。
土砂が家屋に押し寄せて、床下に水が入り込んでいます。
とりいそぎ、家屋に押し寄せて溜まっている土砂をとらないと、床下に水が溜まり続けてしまいます。
住民の方がお一人でやるには限界があり、一人では土砂をとっても、雨が降ると砂質なので、元に戻ってしまうそうです。
床下の泥、水を出さないと、長雨の季節には黴びてしまう危険があります。家屋の床下が黴ている環境では、特にお年寄りや子供の方の健康が心配です。すでに匂いが発生しはじめている家屋もあります
この地区では、上下水道がつかえない状態です。トイレも使えないので、住民の方々は近所のコンビニにいかざるを得ませんでした。
地元の方と、ボランティア作業で入る方のために、本日、仮設トイレが設置されました。
このような地域が、雫石町内で8か所ほどあるとのことです。
住民の方々も一生懸命復旧にむけてがんばっておられますが、個人の方々だけで、対応できる範囲を超えています。
ボランティアが入り始めていますが、ニーズに対して人員が不足しています。
今後、床下の泥出しなどのニーズが高まって来そうです!
ご協力お願いします!
雫石町ボランティアセンター http://www.shisha.or.jp/pg65.html