一日でも早く、少しでも早く、まちをきれいに。時間が空いたら流木・瓦礫の撤去。
でも、まだまだ、たくさん流木・瓦礫が残っています。次の力にバトンタッチ、よろしくお願いします。
(和歌山・串本 うーぷー)
月別アーカイブ: 2012年 8月
一日でも早く、少しでも早く、まちをきれいに。時間が空いたら流木・瓦礫の撤去。
でも、まだまだ、たくさん流木・瓦礫が残っています。次の力にバトンタッチ、よろしくお願いします。
(和歌山・串本 うーぷー)
タケです。
今日の石巻は少し日差しが穏やかです。
今日はカーシェアリングとは少し関係ない話題ですが、知ってほしいと思いましたのでここに書いてみようと思います。
この夏、お盆休みを少しいただいたのですが、半年ぶりに関西に戻り友人の店「Cafe Cajjo」でコーヒーを飲んでいた時、カウンターに座っていたお客さんから震災の鎮魂のための火を灯すお祭りを9月に行うという話が聞こえてきました。
Cafe Cajjo ※カーシェアリング協会グッズ販売してくださってます。
http://cajjo.seesaa.net/
その時、店主のかずちゃんが常連の鷲沢さんに「ちょうど石巻から来ている人がいるから話を聞いてみたら…」と僕を紹介しました。
自己紹介をした後、一つの情報をその方に伝えました。
「実は石巻に灯火があるのです…。」
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灯火のそばに建てられた看板にはこう記されてます。
この火は被災した石巻地域から 木片を集めそれを種火としました
東日本大震災から1年
亡くなられた方への 追悼の思い
生き残った私たちの”がんばろう”とする思い
心に残したく燈しました
2012・3・11
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9月9日(日)に枚方の樟葉で行われる「鎮魂か祭」でこの火が灯されることになりました。
「鎮魂か祭」(facebook)
http://www.facebook.com/chinkonka
24日、スタッフの吉田理沙さんが石巻まで灯火を取りに来られました。
灯火の管理をさている黒澤さん、灯火のモニュメントを制作された遠藤さんを訪ね
灯への想いや経緯を黒澤さんからお話を伺った後
吉田さんは灯火を受け取りました。
この灯は、小さなランプで別々の場所で4人で管理されているとのことでした。
普通、灯し続ける火はガス管等で安定的に維持するのですが、「自分達にできる事をやる」という気持ちで、共感する仲間達で半年以上火を維持されています。
たまたま僕は原爆の火の活動をやっているのでわかるのですが
半年間、こういった小さなランプで火を維持する事は、本当に大変なのです。
気持ちがないとできません。
26日、この灯火は無事、樟葉に運ばれました。
主催者の池田繁治さんのお店「沖縄楽風2 plug-in Cafe」に現在灯されてます。
http://ameblo.jp/rafu2cafe/
この灯が催しなどで使用されるのは今回が初めてのようです。
この催しの成功を祈ってます。
そして、石巻の人々の想いのたくさんつまったこの灯火が様々な所に灯され、それに触れた人々が色んなことを感じてもらえるようになればいいな・・・と思いました。
以下「鎮魂か祭」の案内です。
日時:9月9日
場所:二ノ宮神社
◎◎予定◎◎
14:00~ 宮司さんの祝詞・黙祷
それぞれが鎮魂の想いを胸にして、
黙祷を捧げます。
【森のステージ 第一部】
15:00~ 書道パフォーマンス(小滝 秀葉&神戸チンドンズ)
15:30~ フラダンス(モーハラ・マーリエ)
16:00~ 和太鼓演奏(センチュリー和太鼓“絆”)
16:30~ <小休憩>
17:00~ モンゴル民謡/(オルティンドー)(伊藤 麻衣子)
17:30~ インド古典音楽
(gumi/バンスリ-、小泉 哲也/タブラ)
18:00~ 鎮魂の灯り 点灯
「灯火」をローソクに点灯し、
鎮魂のメッセージを夜空に届けます。
【森のステージ 第二部】
18:30~ 中国古典音楽(鷲沢 徹志/曲笛)
19:00~ アフリカ 親指ピアノ(ビラビラズ/ムビラ)
19:30~ 箏&尺八演奏
(邦楽ユニット「玉梓」(TAMAZUSA))
20:00 鎮魂の灯り 消灯
日本カーシェアリング協会ブログより
こんにちは。
今回の、日本カーシェアリング協会レポートはスタッフのさやがお送りします。
この度、ステッカーとキーホルダーに続き、カーシェアグッズの第3弾としてワンダークロスが完成いました!!
ワンダークロスとは・・・
主にメガネや携帯電話・パソコン・テレビの画面の他、CD・DVD・カメラ・双眼鏡のお手入れに使えるものです。
さらに、今回の商品にはスベリ止めが付いており、上記の使用方法の他にもマウスパッドの代わりや、開けにくいビンのふた空けにも使えます!!
このグッズ第3弾のワンダークロスはデザインが3種類あり、日本カーシェアリング協会の個人賛助会員でもあります、佐藤光子様が発案してくださりました。
作成にあたり、佐藤様の知り合いの株式会社サイモン様をご紹介いただき、佐藤様ご協力のもと実現しました。
また、デザインには東京学芸大学の正木研究室のみなさんがご協力してくださりました。
ちなみに私は、3っつめのバージョンが好きです(笑)
こちらの商品は、カーシェアリング協会のショッピングサイトにて購入できます。
*カーシェアリング協会ショッピングサイト
http://japancarsharing.cart.fc2.com/
ちなみにグッズ購入者第一号は、佐藤光子様でした!
カーシェアリング協会グッズ第3弾となる、ワンダークロス制作にご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。
日本カーシェアリング協会ブログより
対象の方々には、個別訪問しながら直接来週のお誘いを。直接会えた対象でない方にも、今までの私たちの活動についての説明をしながら、チラシを配ります。
私が会いに行った、床屋の奥さんは、初めて会ったのが1月で、それから何度かお茶をご馳走になりました。
今回も、暑さで汗だくになっていた私たちを、見かねて(?)アイスを出してくれたのですが、話を聞いてみると、冬の間は、集会場には行きたくないと言っていたのに、今日は自治会主催のバーベキューのお手伝いに行くと!
しかも、サンライスのお米をお預けしたことがきっかけで団地内に知り合いがいたことに気がついた、お茶っこ友達と一緒に行くと言うのです。
こんにちは。
今回の活動は、大橋団地でのサンライス活動に加えて、自治会長さんからお預かりした重要な任務がありました。
それは、自治会を中心とした住民さんが、同じ住民さんのために主催した夏祭りへ、ひとりでは外出しにくかったり、引きこもりがちな独居高齢者を、お誘いしてアテンドしてほしいというものでした。
午前中、対象のお宅を訪問し、いつものように調子や様子をうかがいながら、夕方の夏祭りについてもお誘いしていきます。
もともと行くつもりで、『行くよー』と返事をくれる方もたくさんいる中で、『足が悪いから行かない』とか、『行けたら行こうかな』など、そんな声が聞かれたら、我々の出番!『迎えに行くよー!』とこちらが声をかけると、『それなら、行きたい!』と即答してくれたおばあちゃんも。
そのおばあちゃんは、時間になり、迎えに行くと、バッチリ準備万端で待っていてくれました。そして、暗くなるまでたっぷりカラオケ大会を堪能して、大満足に帰って行きました。もちろん、帰り道もしっかりご自宅まで送り届けました。
また、一人で歩けるけど、あんまりイベントには出掛けないと言っていたおばあちゃんも、迎えに行くと、『迎えに来てくれたんじゃ、行こうかね』と、支度をして出て来てくれました。
少し戸惑いながらも、椅子に座ってカラオケ大会を見ながら、たまたま隣り合わせに座った対象者の方と、お話しするきっかけが生まれました。
少しのきっかけで、知り合いになる。それがいい出会いにつながるといいなと願いながら、二人の後ろ姿を見ていました。
お祭り自体は、カラオケ大会あり、出店あり、盆踊りあり、慰霊の黙祷あり、の盛りだくさんの内容で、本当にたくさんの方が楽しんでいました。
最後の盆踊りでは、誘い誘われ、大きな輪が出来上がり、石巻音頭を踊ります。参加したメンバーの感想は、『とにかく難しかった!』
浴衣で、のぞんでいた住民さんは、さすがの腕前でした。
お祭りの終了後、自治会長さんへご挨拶に行くと、誘った方々が出てきてくれた事を本当に喜んでくれました。自分達がやりたいけれど、手が足りずにできない。人と人をつなぐためのお手伝い。これこそ、本当のボランティアだと。
大橋団地といえば、私達が初めてサンライスの活動をした大きな団地。
1月の凍える寒さの中、なんの情報もないまま対象者のお宅を探して、端から一軒一軒ノックしていた、あの団地です。
あの時みんなで、ノックする手の痛さに負けずに、叩いた結果が、夏祭りに誘ったおばあちゃんの『誘ってくれてありがとう』につながりました。
まだまだ、癒えない傷と戦って、外に出られない方もいます。それでも、訪問すれば堰を切ったかのように話し出す。
1年と半年を目前に、一人一人の一歩一歩の大きさの違いを、良くも悪くも実感しながら、人と人をつなぐことの本当の意味を感じた一日でした。
よしみ