月別アーカイブ: 2016年 10月

OPEN JAPAN ブログ - 日々の活動などなど

『岩手県岩泉町からの報告』ひ~さんより10/4~⑮

岩手県岩泉町から

山間地域の声を聞いて下さい。

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先週から岩泉町内をウロウロしている

大川地区では

支所からの情報や地域ニーズより

先々週重機隊にて活動しておりましたが

なかなか社協ボラセンからのニーズ調査も手が回らない状況

支所の方へニーズ調査の勧め方を先々週ベースメンバーが同行して伝えておりました

大川支所よりの連絡で現段階のニーズ調査の結果を受け

大川地区釜津田までの区域を同行して

重機作業は、こちらで

一般作業は岩泉町災害ボランテイアセンターへニーズを受け渡す事として

小本地区へ

地域の方々が立ち上げた

中島地区の災害対策本部との打ち合わせ

一昨日からの

技術系ボランテイアのベースからの派遣お手伝いを卒郡地区へ

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ひのきしん隊が昨日からの活動前に
活動地域の調査を兼ねて小本地区などをウロウロ

遠野まごころネットさんが担当している
中里地区
少し離れた宮本地区の現状調査を済ませ
後日岩泉町社協
ひのきしん隊先遣隊と
中島
中里
宮本
各地区を回りひのきしん隊には
宮本地区から活動開始していただく事となる。

昨日は
中里
宮本両地区を
岩泉町社協さんと同行して少し回らせていただく

午後からは岩泉町災害ボランテイアセンターが
ボランテイアさんの派遣を始めた
鼠入
森山
月出
地区を
岩泉町社協さんに同行させていただき
重機案件の現場確認
新規ニーズの確認調整

森林が97パーセントを占める岩泉町

沢ごとに小さな集落や一軒家

そして裏山からなどからの土砂は

表の道路からは見えなかったりする。

途中歩いていると

80代後半のおばあちゃんと出会う

昨日罹災証明書を娘さんと役場へ取りに行ったのだが
娘さんは嫁ぎ先へ帰られたと

今後の事がよく分からずに

誰に聞いたらいいかも分からずに

不安になり集落を手押し車で歩いていた所でした

仮説に移るまでの間は

およそ二カ月位

それまでおばあちゃんは電気のない
敷地内のプレハブ小屋に一人住まい

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食事は、公民館からのおにぎりなどの炊き出し

おばあちゃんに社協さんから理解いただくまでの説明と

おばあちゃんの自宅の重機案件への対応を説明させていただくと

これで安心して眠れますと

お家を回っていると

最近は

ご年配の方々の涙をよく目にする。

ボランテイアセンターの存在も分からず

災害後家族に

黒色の慣れ親しんだ電話機はまだ使えず
何かあったら連絡用にと渡された携帯電話の使い方もあまり分からず

玄関ドアはもちろん
窓が無いご自宅に暮らす
お年を重ねた方々の
声なき声

冬への足音が聞こえる

10月の北国岩泉町

本州一番の面積が広い山間地域の町

東京23区横浜市と同じ広さがあると聞く。

声が届かない

声を出す事が

声をどこへ届けたらいいか

不安を抱えてギリギリの生活を余儀なくされている方々がどれだけいるのか

誰にも分からない

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

谷間や山間部に暮らす方々の声が届かない…。
声なき声を、いったい誰に・どこに届けたら…。(が)

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

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『岩手県岩泉町からの報告』ひ~さんより10/2~⑭

岩手県岩泉町から

山と川の生活

先週、安家地区の中心部から8キロ上流の大平地区の
牛飼いのお父さんと出会う。

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家の前に掛かる橋が流され

仮の橋が掛かかっている

電気も水道もまだ復旧していないお家の中でロウソクの暮らし

庭先の車は、お家の横を流れる普段は、水も流れない沢からの土砂で埋もれています。

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牛飼いのお父さんは

4月から10月まで山へ牛を放牧しているのですが、

9月2日に品評会があり品評会用の牛を

牛と共に暮らす

南部曲がり屋作りのお家に戻している時に

今回の台風被害に遭われた

買い物に使う車も使えず

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電気も水道も無い中での生活

牛の餌も流され

近所の草ロールも軒並み流され

牛の草餌を裏の山に毎日とりに行く生活

始めてお会いした時に

昨年のネパール大地震で支援活動に入った山間地に暮らす方々と姿が重なって見える。

橋が無いなら川を渡る

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重機隊二台が後日お手伝いに向かう。

畜産が盛んな岩泉町

牛舎が被災して冬場の牛さんの帰る家が無くなった数が半数に上がるとも聞く

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10月に入り
朝晩は、10度を切る事がある北国東北の山間地

避難所の避難者数だけが発表されていますが

カビの生える中や

床の無いご自宅や納屋で過ごしている

数倍の被災された方々の生活が

報道や行政発表からは見えてこない。

ボランテイアの行政の人の手が足りていない。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

発災から1ヵ月が過ぎました。
岩手国体が始まった。
雪虫が飛び交うこの季節、
今も電気も水道も無いロウソクでの暮らし…。(が)

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

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