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ネパールの様子(助さんからの報告⑩)

5月15~16日の記録より
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ゴルカ県バルパック村から倒壊した家々を抜けて、石畳のように整備された登山道を村から降りてきてくれた方々と共に、物資を担いで登るが、男性の方々は40キロほどの荷物を担ぎ上げる。

周辺の景色には、雪に輝く4000m近い山々が広がり、トレッキングでもこの道が活用されていたことがわかる。

約6時間ほどで峠を越えると、2600m付近に登山基地のようなテント村が広がる。

ラップラック村は、そこから600mほど下った谷間手前の斜面に広がる550世帯の村で、私を案内するダンバル氏は、「スイスやフランスNGOの支援でようやく美しい学校が出来たのに・・・すべて瓦礫と化した。幸い学校が休みだったので、子どもの悲劇は無かったが、学校再開は、どこでいつになるだろう・・・」と教育の遅れも心配する。

このラップラック村は9区に分かれて、それぞれ区長さんがいて、村長さんと物資の杯分や情報を共有している。

避難しているテント村は、2100m、2300m、2500m、2600m付近2ヶ所の5ヶ所に分かれて新しい居を作り始めている。
以前のラップラック村へのメインルートは、大規模な土砂崩落で開通の目処は無く、この2700mを越える峠道にある林道(かなり悪路)の小規模土砂崩れをユンボで修復しつつ、車両での物資輸送を目指している。

物資基地のある場所近くに、英国や米国の登山家支援チームがいて、追加でのシートやソーラーパネル、食糧運搬なども行っているが、物資の届きにくい場所への緊急支援がテーマとのことで、あと4ヶ月もすると降雪するこの避難場所へは、次の住居への資材ニーズをどうするのか課題が山積する。また高齢の方々は、高冷地は寒く、なるべく元の村に近い場所での暮らしを希望するが、政府は土砂災害の危険性から移転計画もあるという。(1989年頃には、地滑り警告があったとのこと)

翌朝下山途中、車両が入り始めたバルパック村への支援物資の大量な物資を眺め、人力での輸送しかないラップラック村の困難さを再び痛感した・・・
この雨期の前に、どれだけ物資を担ぎ上げれるか、村人は再び土砂災害で孤立での生活を覚悟しているようだ・・・

助さんのfacebookから転記

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<拡散希望>
ネパールで活動中の助さんが、一時帰国し、大阪と東京で報告会を行います。

<大阪>
日時:5月21日(木) 19:00~
会場:新大阪健康道場(大阪市淀川区西中島4丁目32-1 YS新大阪ビル301)
(阪急京都線南方駅、地下鉄御堂筋線西中島南方駅 徒歩3分)
参加費:無料(吉村さんの活動支援募金を募ります)
お問い合わせお申込み:hirofumimeuto☆docomo.ne.jp までご連絡下さい。
※☆を@に変換してください
詳しくは:http://d.hatena.ne.jp/meuto+bon/20150508

<東京>
日時:5月23日(土)午後2時~4時
会場:日本財団ビル2階大会議室A(東京都赤坂1-2-2)
参加費:無料ですがカンパをお願いできればと思います。
*当日受付等、お手伝いいただける方おられましたらご連絡ください。
お問合せ:勇気野菜プロジェクト・杉浦080-5494-3439
詳しくは:https://www.facebook.com/yukiyasaip?fref=nf
もしくは イベントページを参照願います:https://www.facebook.com/events/1574134149503672/

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