現在OPEN JAPANでは、九州北部豪雨災害の支援活動を行っております。現地で活動する仲間、後方支援する仲間、それらを支えてくれる仲間・・・・。これらの活動に対する支援金を募っております。皆様の気持ち、エネルギーを、私達OPEN JAPANを通して現地へ直接届ける活動を行ってまいります。どうぞご支援のほどよろしくお願いいたします。
現地入りしているOPEN JAPANのメンバー&仲間たちがFacebookなどを通して個々に発信している内容を1日毎にまとめて報告させて頂きます。
おばあちゃんは90歳
畑に通うのが日課でした。
(怖かっヨ〜怖かったよー)90年生きて来て一番怖かったと歩道に積まれた畑から出された土砂の上でその時の事を話してくれる。
九州北部豪雨お手伝い先の東峰村は昨年の台風10号の支援先岩手県岩泉町と同じく高齢化率が4割を超え森林が8割以上の山間地域、村にはコンビニが無い
おばあちゃんは、デイサービスに行くよりも畑に行く方が好きだと言う。
避難先から昨日お家に戻って来た。
怖い思いをして寝れない日々だと
今朝は4時にこっそり起きて5時から畑の土砂だしをしていたそうです。
夕方東峰村小石原地区をボランティアさんの作業が終えた後の確認作業でウロウロしていると小さな畑を一人耕すおばあちゃんに声をかける。
おばあちゃんのお話が止まらない
災害の時どれだけ怖くって神様にお願いしたことかと
息子さんの帰りが遅く心配で心配で不安であった事を
歳なんだから野菜は買えばいいと言われる事もあると言う。
避難先から帰ってきての最初のおばあちゃんの行き先は夕方5時までの畑の土砂出し、
おばあちゃんの畑はおばあちゃんの野菜室
冷蔵庫の野菜室ではない自然の野菜室
今日のおばあちゃんのお悩みは畑から出た砂。
どうしようかなぁと考えていた。
身体がパンパンだと言う。
きっとおばあちゃんは明日この砂をどこかへ運ぼうとするだろう。
被害に遭われた多くの方々を支援することはできないけれど出会ったご縁の笑顔を見たいから
報告書に出る事は無いけれど
縁の下の新規ニーズ一件、優先順位を考えさせられました。
今日はかなり疲れたそうで、帰り道おばあちゃんのお家までクワを持ってご同行
目の前の土砂や流木をかたずけるのも
ボランティアは心のレスキューでありたいものです。
(以上ひーさーFacebookより転載)
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被災した現地にいると、やる事が無くなる、という事はありません。
困っている方々、縁のある方々、想像するのはその方々の笑顔だったり。
現場で動いているボランティアは常に「何を優先するべきか」、
と自分に問い聞かせています。
そんな人達が現場の最前線にいます。テレビやインターネットの情報より
彼らの言葉を聞いて頂きたいです。
(月とカヌー 匠)
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