OPEN JAPAN ブログ - 日々の活動などなど

オープンジャパン事務所移転プロジェクト

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福島県二本松市にあるログでできた仮設住宅を宮城県石巻市のオープンジャパンの事務所として移築するプロジェクトです。
東日本大震災のときに建設されたこの仮設住宅は、取り壊したあとに再び使えるようにとログハウスで建築されました。
民間では初めての移築ケースです。
ボランティアのみんなで8日間かけてログでできた仮設住宅の解体作業を無事終えました。

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次は石巻で建築する作業となります。
引き続きボランティア大募集です。
作業は10月上旬から始まる予定。
解体の様子を連日作業にあたってくれた日本カーシェアリング協会のブログにてご覧になることができます。

仮設住宅移築プロジェクト~解体の陣①~

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牡鹿半島食堂いぶき

テレビなどでも取り上げられ話題性が高まっている牡鹿半島大原浜にできた「牡鹿半島食堂いぶき」、ここは津波の被害にあった古民家を再生し、地元の人たちの雇用とコミュニティづくりのためにオープンジャパンが忍耐強く5年半かけて手がけてきたプロジェクトです。オープンした今は各地から訪れる観光客のつながりポイントとしても動き始めています。170613b
海の幸を使った食事と古材を生かした内装がおすすめ、メニューは「超ほたて丼」1500円、「牡鹿半島かきハンバーグ定食」1200円、「くじら竜田揚げ&とりから定食」1200円、他にもカレー、ナポリタン、ピザなどがあります。ランチには小鉢と漬け物、わかめ汁が付いています。小渕浜の漁師佐々木さんのわかめを使ったわかめ汁は歯ごたえよくとても美味しい逸品です。新鮮な海の幸や秘伝のタレで味をつけたから揚げはお客さまにとても好評です。
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店内にはKEEN JAPANさんが支援として「FEEL GOOD STORE」を出しています。かなりお買い得にKEENの靴が購入でき支援につながるとあって、今日も訪れたお客様方が靴を購入されていかれました。訪れた方々が喜ぶ場所としてスタートしたことがとても嬉しいです。
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オープンジャパン総会

ボランティア組織オープンジャパンの総会に出席するため石巻に来ています。
これまで石巻市内の事務所で開催していた会議を4月にオープンしたばかりの牡鹿半島大原浜にある「牡鹿半島食堂いぶき」にて行いました。オープンジャパンの「古民家再生IBUKIプロジェクト」が5年半経って今年4月22日ようやく「牡鹿半島食堂いぶき」として形となりスタートしました。
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総会の出席者は8名、スカイプ出席者2名の計10名で話し合います。
ネパール、熊本、岩泉への災害緊急支援活動についての報告と今後の体勢づくり、 今後も継続していく古民家再生IBUKIプロジェクトについて、日本カーシェアリング協会の報告と事業計画、新規プロジェクトの提案、そしてオープンジャパン事務所移転に伴い、福島の解体されるログハウスで作られた仮設住宅の移築についてなど、今後もスカイプ等で情報共有しながら進めていこうということになりました。久しぶりに会う仲間との時間、これから何ができるか、何をしていくかという前向きな話し合いです。(よ)

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放射能測定

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ご近所さんがショイコを持って楽しそうに山から下りてきました。
ご挨拶を交わすと採れたキノコをくれました。
聞けばアミタケとカキシメジという名のキノコだそうです。
「お味噌汁に入れたりして食べると美味しいよ。湯がいてから保存するといいよ。」と教えてくれました。
震災後、野生のキノコからは放射性物質が多く検出されているので、わたしたちは採取しないようにしています。食べたら美味しいだろうなあ、キノコと対話すること2日間。放射能測定器にかけました。
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アミタケ(福島県塙町産) 345ベクレル検出。
カキシメジ(福島県塙町産) 126ベクレル検出。

スーパーで会津産あきたこまちの新米が売っていました。
福島県産のお米のパッケージには「ゲルマニウム測定器にかけています。」と掲載されています。
測定結果はインターネットで見られるとアドレスを掲載したシールが貼ってありました。
リンク先はこちらhttps://fukumegu.org/ok/kome/

平成28年度会津産あきたこまち1kg 結果、不検出。

ご近所さんからシシタケをいただきました。
炊き込みご飯に入れたり、油炒めにすると美味しいそうです。
かなりの大きさ、名の通りまるでイノシシの皮のような表面です。
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シシタケ(福島県塙町産) 484ベクレル検出。

天高く馬肥ゆる秋、
福島の秋も深まっていきます。

http://hacarame.com/
はからめ暦より

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阿蘇ボランティア支援ベース

約2ヶ月ぶりの熊本です。
オープンジャパンのメンバーが活動している「阿蘇ボランティア支援ベース」での活動報告をさせていただきます。

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季節は夏真っ盛り、暑さ対策として早朝より作業開始となりました。
朝6:15ミーティング、その後それぞれ活動現場へと移動します。
朝のラジオ体操は省略で直接現場入り、作業開始です。

5月に地元ボランティア「南阿蘇よみがり」のメンバーが徒歩でロケハンしたという地獄温泉。
地元の方から「すごくいい温泉なの。だからどうしても復活して欲しい。」と聞いていました。
今回社協から上がったニーズで「阿蘇ボランティア支援ベース」が支援をはじめた地獄温泉、垂玉温泉、
「その時が来た〜」と感慨深い思いでのぞみました。

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道中の道は崩落していて、農道(牧道?)を通って通勤します。
景色は最高ですが、くれぐれも運転注意、一般車両はご遠慮ロードです。

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地獄温泉チーム垂玉温泉チームとに分担して作業します。
土石流に埋まった現場を重機を使って泥を除け、少しづつ現場を復旧していきます。
「まず看板を見えるようにしよう。」
オープンジャパンに集う重機チームは災害現場のエキスパート。
作業効率を計算する前に、心の奥を重視して現場に入って行く姿にはいつも心打たれます。
この仲間とだったらやれるだけやっていこう!みんながそう思えるのは、人と人との関わりを大切にしているからです。
地元から参加してくれる方も多く、「ここでの作業に役に立つから。」といって、重機の免許をとった阿蘇市在住の女性もいました。

現場のリーダーは作業に没頭する前に、現場の状況と空模様を常にチェック、
二次災害を未然に防ぐためにみな用心しながら活動しています。
作業はヘルメット、安全靴着用です。
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午後3時頃には雷雲、この後信じられないくらいのスコールとなるため、作業は3時には終了し下山します。
ベースに戻る頃にはすごい雷と雨でしばしみんな待機状態。
ベースの雨漏り対策や、洗濯物をとりこんだりとてんやわんやです。

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阿蘇ベースには日々志高きボランティアさんたちがやってきます。
現場作業に没頭する技術者、仲間のために食事をつくるベースキーパー、差し入れをしてみんなの指揮をあげてくれる仲間たち、
そしてそれを率いる心強いリーダーたち。彼らとその仲間たちで成り立つボランティア団体です。
テント泊、車中泊しながら約4ヶ月の月日が経ちました。
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みなさんのお陰で日々活動が継続しています。
現場での助け合い、住民さん方の笑顔が何よりの活力です。
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オープンジャパンがサポートする阿蘇ボランティア支援ベースは、地元の社会福祉協議会と連携し運営のお手伝いもしています。
社協にあがってくるニーズに対応し、団体ボランティアの受け入れコーディネートなど、臨機応変に活動をしています。

たくさんのご声援、ご支援ありがとうございます。
オープンジャパンはみなさまと共に、現地にて活動をさせていただいております。

まだまだやれることがたくさんあります。一歩一歩、ともにがんばりましょう!
活動期間7/30〜8/3

 

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