鹿沼市 DAY9 2015年9月23日(水)
生活改善センター受け入れ最終日、今日もみんなでラジオ体操からスタートしました。現場が片付いて行くにつれだんだんみんなの笑顔が増えていきます。本日の現場は3カ所、府中本町の大工ニーズのあった家、加園地区ベース近くのいちご農家さん、加園小学校裏の水路の泥出しです。匠くんはみんなのエリアをまわり現場とベースを行き来しています。コーディネーターとして動いたり、リーダーがいない現場にリーダーをつくったり、道具を運んだり昼食を運んだり、現場の活動がしやすい環境を作っています。
夕方5時のボラセンのミーティングではセンター長小森さんが「鹿沼市のボランティアセンター、本日までに2549人のボランティアさんに参加していただきました。」 とおっしゃっていました。実際には直接自分たちで拠点を作ってそこに直接仲間が集結し活動するところもあるでしょうから、もっと多いとは思います。
生活改善センターのベースも本日までとなります。わたしたちが拠点とさせていただいていた加園地区での活動は本日で完了となりました。ここから先はボラセンを通して行政などに動いていただくことになります。助さんから現場を引き継いだタカさんは、毎日責任を持ってこのエリアをまわり、のべ700人近くのボランティアさんを受け入れていました。休み無く動き、今日で完了したのですっきりした様子です。
ベースのボランティアさんひとりひとりを送り出して、だんだん人数が少なくなった生活改善センター。今夜は最後の夕食です。今日はイマちゃんもわたしもみんなと一緒にご飯を食べました。その後調理器具、食材の整理などをして、明日の朝食昼食用のおにぎりを作りました。今回ご支援いただいた食材のお陰で、ベースのみんなはいつも笑顔で健康に活動していました。現場を離れて買いに行かなくていい分、時間もお金も節約できます。仲間と一緒に食事をとることでいいチームワークで作業が進みます。怪我もなく事故も無く、生活改善センターのみんなは終止笑顔で力を惜しまず活動させていただきました。疲れた~とは言っていても顔はいつも晴れやかでした。(よ)
鹿沼市 DAY10 2015年9月24日(木)
助さんと岐阜のトオルさんが長野で開催していた福島子ども保養キャンプより戻ってきました。今日で鹿沼市での私たちの活動を終え、私たちは福島に、クロさん助さん岐阜のトオルさんは常総市へと向かいます。拠点として使わせていただいた鹿沼市加園生活改善センターを大掃除、自治会長さん、管理人さんにご挨拶、加園小学校校長先生にご挨拶。崩れた土砂から運び出した丸太をチェーンソーで加工し子どもたちのための椅子を仕上げて寄贈しました。その後鹿沼市ボランティアセンターに向かい、センター長、社協の方々にご挨拶をして、それぞれみんな次の目的地に出発しました。
食材支援としてフタバフルーツさんから本日バナナが二箱届きました。私たちの鹿沼市での活動は今日で一旦終了となりますが、鹿沼市のボランティアセンターはまだ継続して活動を続けて行きます。一箱を鹿沼市ボランティアセンターに、もう一箱は仲間が活動している常総市へと運んでもらいます。わたしたちの仲間には技術系ボランティアたちが多くいます。チェーンソーやユンボ、ダンプなどを使って、個人ではできない作業をやっていきます。現場にいち早く足を運び、現地コーディネーターとして動く活動部隊もいます。ボランティアというと自己完結というスタイルでみなさんのぞみます。自分たちの生活(食事と寝る所)は自分でなんとかしながら道具も自分たちで持参して被災した方々のために働くというスタイルです。 鹿沼市に入って二日目からわたしたちはボランティアを支援する立場にまわりました。技術のある彼らがスムーズに活動できるようにサポートすることが10日間という限られた時間の中で自分たちのできることだと判断したためです。
現場とボランティアを統率してくれた日本財団の黒澤司さん、いちはやく拠点を作ってくれたオープンジャパンの助さんこと吉村誠司さん、 全国各地から集まってくれた技術系ボランティアDRTのみなさん、オープンジャパン、カヌーイストの友人たち、RQの仲間たち、食材支援としてみんなを支えてくれた方々、他、みなさんの力で町と人に元気がよみがえりつつあります。
ともに生活改善センターで活動していたイマちゃんからのレポートです。
「何処にいても、何をしていても日々の暮らしの中で得た事、感じている事が行動となってあらわれてきます。それが良い事か悪い事かの判断は、自分自身の状況やまわりの反応で変化しますが、自分だけ良ければ良い、或はまわりの人が幸せであれば良いと言う世界にはどこか無理が生じて来ているように思います。自分や他人の感情に振り回されず、より良く生きて行くためにどうすればいいかを考え、語り合う時間や仲間の存在が私には大切で必要だと思いながら4日間をすごしました。
特別なことはなにもできませんが、生活改善していこうとおもっています。声をかけてくださった月とカヌーの匠くんよし子ちゃん、受け入れてくださった黒さん、助さんをはじめボランティアでかけつけてくださった方々、支援物資を送ってくださった方々、おくりだしてくれた和歌山の仲間に感謝します。そして鹿沼で暮らす皆様にはまだ言葉がみつからないので、ことばがでてくるまで考えたいとおもいます。」(イマ)
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なんだか、なんだか、言葉になりません。
文中にもあります~笑顔で力を惜しまず活動・・・。
現地では本当にいろいろ・いろいろ有ったコトと察します。
しかし、文中通りの活動である皆さんのココロにドキドキしました。
引き続き、鹿沼市ではボランティア活動が継続されております。
まだ、多くの方の手を必要としております。(が)
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