絆として食材提供をして支援を続けてきた避難所の渡波中学校に納豆を届けがてら、みなさんのご様子を伺いに久しぶりに行ってきました。避難所解散が10月11日に迫るなか、渡波中学校避難所は10月8日が最終日になるとのことでした。
「しばらく誰も来なかったので、このまま会えないかと思っていた」
「みんな台風被害の大きかった和歌山とかに行ってしまったのかなあと思っていた」と。
「和歌山も大変だけど、石巻も大切だからまだまだいますよ!」
と言うと、安心したように、
「顔を見せてくれるだけでいいから来てくれるとうれしいわ」とおっしゃっていました。
炊出し、泥かき、片づけなど、体を使う活動が少なくなると、もうすることがないから被災地には行かなくてもいいのではないかと思われがちですが、そうではないんですよ。
人が人に会いに行くという、ただそれだけが、どれだけ被災地の人を支える大切なことかを改めて教えられました。
避難所から仮設やご自宅にという移行期にあり、以前のように緊急的な活動はなくなりつつあります。
ボランティアの活動も変化しながら、まだまだ活動を続けていきますので、みなさんお力添えお願いします!
ゆかり