少し前のことになるのですが、こんなことがありました。今回は写真とイラストでのご紹介です。
新しい絆ベースのご近所さんに、「あきちゃん」という女性がいらっしゃいます。
避難所で生活されていたときからのお付き合いで、絆ベースが引っ越してお家がご近所になって以来、様々なおいしい手作りのお料理のおすそ分けをいただいていました。しそ巻き、おくずかけ、天ぷら、カレーなどなど、本当にたくさんの料理を頂きました。すべて美味しくて、いつも本当にありがたいです。
絆ベースからお料理のお手伝いであきちゃんのお宅へ伺ったりする中、ご自宅の玄関の段差がとても高く、あきちゃんがその段差を上り下りするのが大変そうな様子から、玄関に踏み台と手すりをつけることになりました。
そのお仕事をお願いしたのが、やはり避難所から始まったお付き合いで、今は渡波にお住まいの「スーさん」。
スーさんは元大工さんで、今回その腕を貸していただけることとなり、私はそのお手伝いと称してご一緒させていただきました。
9月29日の午後、材料を持ってあきちゃんのお宅へ伺い、まずはスーさんと一緒にご挨拶。スーさんはさっそく玄関の寸法を手早く計ると、後はまさに流れるような仕事運びであっという間に踏み台も手すりも完成。
スーさんはけして「元」大工さんなどではありませんでした。
あきちゃんには踏み台・手すり共に「使いやすくて、これは楽」と、とても喜んでいただきました。
が、帰りぎわにはまたまた鍋いっぱいの「おくずかけ」をいただき、嬉しいやら申し訳ないやら…。
おくずかけは、一晩で鍋が空になりました。
スーさん、あきちゃん、どうもありがとうございました。
絆ベースのみなさんが今までに築いてきた人と人のつながりに、私のように参加して日の浅い者も加えてくださり、交流やお手伝いのきっかけをたくさんいただけたことを、本当にうれしく、ありがたく思います。
あゆう