本日のみなと食堂は、セリン・デー。
6月3日から石巻でボランティアをしていて、みなと食堂の主力メンバー
フランス人セリンが、フランス風料理を作ってくれました。
唐揚げをトマト味に煮て、マッシュしないポテトサラダ、生野菜のサラダと
コンソメスープ。材料が限られているなか工夫して作ってくれ、大盛況でした。
この2ヶ月弱で撮り溜めていたセリンの写真も、みなと食堂でスライドショー。
独特な視点で見る石巻の人、物、光景が映し出されました。
そして、このみなと食堂は8月6日をもって閉店することに。
6日前後の夜には「さよならパーティ」も開く予定です。
たくさんの地元の方々、たくさんのボランティアが関わってきた食堂なので
やっぱり寂しい気がしますが、街の状況が変わってきているのは前向きな変化。
いつも居てくれる地元の人も「川開きがひとつの節目なのかなぁ」と
言っていました。
みなと食堂は閉店後、コミュニティカフェとして続いていく予定です。
そして、みなとメンバーで夕方はブロードウェイ食堂へ。
こちらも一度は閉店しましたが、自衛隊が撤退したので、
夕方に汁物だけ炊き出しに行っている小学校。
昔はここで700食作っていたけれど、今では避難所には90人ほど、
炊き出しも50食分ほどだけです。
子どもたちは相変わらず元気で、いい色に日焼けしています。
ダンボールの仕切りはありますが、他の家族が子どもの面倒を見たり
みんな声をかけ合ったり、大きな共同体のよう。
きっと、避難所を離れるときは、私たちには想像できないほど
いろんな想いがあるのだろうなぁと思いました。
ワラビーズ