朝から大森第4仮設団地を訪問しました。
5件のお宅にお邪魔し、4人のおじいちゃん、おばあちゃんとお話しする事が出来ました。
暑いけど、食欲が落ちたと言う方は少なく、皆さんお元気にお話しになっていて本当に安心しました。
隣の第3仮設団地ではカラオケ・流しそうめん等のお祭りをやっていて大盛り上がり。
お話ししたおばあちゃん、おじいちゃんに声をかけてみましたが、なかなか一緒には行ってくれず・・・。
実際、第3と第4団地を繋ぐ橋を渡ってみると、足の具合が悪い方が多いおばあちゃん達には
あの階段の段差はちょっと高いのかなと感じました。
その後、専修大学近くにある南境第1・第5団地へ。
南境の仮設住宅は自治会の活動が盛んな事や、一人ぼっちのお年寄りの方が少なくなってきたことから、
来月はサンライスを終了するというお話しをしながらの活動でした。
最初に行った南境第1団地のおばあちゃん、とてもお話し好きで、元気なおばあちゃん。
ピースボートさんのお茶っこの為にナスのお漬物を1樽作って準備していたり、とても楽しみにしていました。
第1仮設団地には集会所が無いから集まる機会が無くて、他のボランティアさんも来てくれない。
取り残された気がする。と言っていたのが寂しい気持ちになりました。
第5団地では、集会所で企業さんによるカラオケ大会が開催され、対象のおばあちゃん三人が
楽しんでました。
皆さん、とてもお元気で、声を掛け合いながらお散歩に行ったりするとのお話しを聞いて
お互いを気遣って毎日暮らしているのを感じました。
今回皆さんが口にしてたのは避難所からバラバラに入ってきて、一年経ってやっと周りに
慣れて来て、前より気持ちが明るくなったから、このままみんな一緒に移れたらいいなぁと言ってました。
1人1人話し込むとそれぞれにいろんな思いを抱えていて、週末にほんの少し関わる自分には
どうにもできない事って多いなぁとも感じますが、お会いできた方は皆さんお元気でしたから、
とりあえず暑い夏を元気に乗り切ってまた来月元気な皆さんにお会いできたらいいなぁと思います。
みか
お訪ねさせていただいたみなさんに、それぞれの想いを抱えながら暮らしていらっしゃる。
思い出すこともつらいだろうに、私たちにお話してくださる。
私たちは見て聞いて感じたものを、伝えていかなくてはなりません。
今、静かに思います。
この地に降り注ぐすべてが、正しいやさしいでありますように。