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あさこの一日その2(サンライス元気村)

「心の底から笑う話、しんみりじんわり心に沁みる話、
 どれもすごくよかったです、本当に素晴らしかった。
 ありがとう」

三遊亭 京楽さんの落語をきいた方の感想です。

午前は南境7、午後は飯野川の仮設住宅での公演。
併せて約70人の方が京楽さんの落語の魅力を堪能しました。

今日の演目のひとつは、京楽さんの“防災落語”
「大地の震え」三部作の中から「天使の産声」。
生命の誕生、生の尊さを謳った新作落語です。

「大震災がテーマなので あまりにも身近すぎて辛いだろうか?と、
 演ずるのを悩んだりもしましたが、
 生きていく中で 人の死はどうやっても切り離せない。
 辛いことはまず泣いてしまう。
 そうするとその次に元気がでる…」

京楽さんご自身の人間としての様々なご経験と思い、
落語家としての磨かれたプロの芸の数々…
たっぷり詰まった作品なのだなあと思いました。

移動中の車の中では、
「お客さんの反応をみながら、話の長さや内容を都度微妙に調整するんですよ」
というお話しもうかがい、噺家さんとお客さんが一緒につくる芸術
という落語の一面も感じました。

“お茶っこ”でも、みなさんに囲まれて大人気だった京楽さん。
とても気さくで 温かいお人柄が 本当に素敵な方。

「こらから発売される年賀状とかけて、ボランティアさんととく。
 その心は、どちらもタヨリになります」

私たちボランティアにも 細やかなお心遣い ありがとうございました。

石巻のみなさんと、京楽さんと。
今回のような 落語を介した素敵な時間が また持てますように!!

あさこ

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