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岩手県雫石町・盛岡市繋地区より 続報

岩手県での内陸部水害の復旧活動中のひーさーより現状報告・続報です。
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2013年8月17日
今日は、雫石社協のボラセンスタッフの立場にて、数件の現場ニーズ調査班として、午前中まわりました。
一人暮らしのお母さんが庭に流れてきた泥の量を考え、一人で片付けして行くしかないと、嘆いていました。
役場は見にきたけれど、個人宅敷地は、自分で片付けして下さいと言われたとの事で、雫石のボラセンは今月末クローズ予定ですが、いつもの事ですが、どこまで、生活再建のお手伝いをするかの線引きが、未確定の為ニーズ件数から考えたら、今月末は厳しいだろうなぁと、考えております。

昨年の九州北部水害では、阿蘇市などは、被災された方々に、地域の建設業協会加盟業者の名簿を配布し、各自が連絡して、敷地の土砂は撤去してもらえば、請求が業者から直接市へ届くシステムになっていました。
しかし雫石町役場は、現在の所なんと、ボランティアにて、土嚢袋に入れて回収もボラセンで、お願いしますとの事です。
雫石町を批判している訳では、無いのですが、日本国内で行政によってバラつきが、すごく差がでるのは、なんでだろうなぁと考えさせられます。

午後からは、盛岡市繋地区に入りましたが、写真の通りまだまだです。

石巻からのぶさんが到着し、繋地区の現場回り、床下泥だし段取りなど桑さんと共にしてもらい、その様子を盛岡社協さんに現場を見てもらいました。明後日から、のぶさん繋地区にて、床剥がし隊として入りますとの事に、なりました。

盛岡社協としても
床下泥出しについて保留状態でしたが、床下泥出しは必要、との認識を確信していただけた模様です。
津波の大きい被害を受けた岩手県ではありますが、内陸部の水害に対しての状況は、まだまだです。

お盆休み開けのボランティア人数が、どうなる事かなぁと、地元ボランティアさんももっとたくさん来てほしいなぁと、対策考案中。

			
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