昨日、大川小学校児童も含めた、北上川河口近辺の遺体捜索が終了しました。
いまだ、4名の児童の遺体は見つからないまま。
写真を探しに来た方たちの中にも、家族に行方不明者がいる方は多く、
私も、話した何人もの顔が浮かびましたが、その心中、如何ばかりか。
一転して、本日は、地元福地に居を構える、
RQというボランティア団体が慰労会を開き、そこに呼ばれていたので、
少し、お邪魔してきました。ボランティアを支援するボランティア団体から食材をいただき、
こちらへきて、初めてのBBQを楽しませて頂きました。
山あり、川あり、田畑ありの、古き良き日本の田舎を彷彿とさせる環境と古民家で、
火の爆ぜる音と虫の音を背に、透き通った星空を見上げていると、
とても、まだそこかしこに強い悲しみが存在する土地には、思えません。
こういう時、家族を全て失い、自分一人が生き残った人に対して、
その家族の写真を返すことが本人の強い希望だとしても、
本当にその人の為になるのか、また改めて悩み始め、振り出しに戻るのでした。