もうすぐ8月も終りですね。5月初めから活動している”宝物アクション(写真プロジェクト)”ですが、その活動内容の概要について書きたいと思います。
ちなみに僕は石巻市旧市役所リーダーの為、そちらの内容しか書けませんがご了承ください。旧市役所では写真の複写・洗浄を行っています。
旧市役所2Fの拾得物展示場では写真・位牌・学習用品などが展示されています。日によって異なりますが一日約80名来場し、約20名写真等を持って帰られます。
※拾得物展示場
活動内容です。
7月半ばから全写真の複写を始めました。
地震や津波でボロボロになった写真を複写して、データで残しています。今残さないと将来消えてしまう可能性がある写真を記録して残しておくこと。この作業に力を注いでいます。複写でデータを残すことで写真の劣化を止めることが出来きます。
またデータとして保管することで、将来の多くの方へ写真を返却できるのではないかと考え、作業を進めています。
※複写作業
もちろん、現物の写真をお返しすることが大切です。そのため写真洗浄作業を丁寧に行い、できるだけ多くの写真のお返しできるようにしています。
※洗浄作業
この写真プロジェクトは多くの方々と協力しながら活動をしています。
思い出遺し隊は複写機およびソフトウェアを提供して頂いております。作業方法や管理などについても相談しながら共同で検討しています。
カメラメーカーさんはノートPCやカメラ、プリンタを提供して頂いております。また週末には社内有志のボランティアさんが来て、複写作業を中心に活動をして頂いております。
現在、持ち主さんへお返しできるよう写真データの閲覧方法などについては市役所・カメラメーカー・思い出遺し隊と検討中です。
そのほか、多くのボランティアさんに作業で必要な手袋やタオル・PCなどを寄付して頂いております。とても助かっています。
最近は武蔵野大学が1週間単位で5週間のスケジュールで共に活動をしています。今週で最後のため残念ですが、長期的に参加してくれるボランティアさんは少ないのでとても助かっています。
まだまだ継続している活動なので、今後も少しずつですが、写真プロジェクトについて報告していきたいと思います。
とても分かりやすい記事で、友人達にも見せました。早く私もお手伝いに行きたいです。
季節の変わり目やから、身体に気をつけてね。