OPEN JAPAN ブログ - 日々の活動などなど

ネパール支援に向けて準備開始

共に支援活動を行う仲間の旦那さんがネパールのシェルパ族の方で、助さんが連絡を取りネパール支援の準備を開始しました。
5月5日に出発予定。
応援よろしくお願いします。

以下助さんのブログ(吉村誠司の地球日記)から転載

ネパール被災地からの写真
投稿日: 2015/04/29 投稿者: 吉村誠司の地球日記ブログ

カトマンズと近くの町サアクの様子
一昨日、白馬村で作業を行い昨日は、石巻へ戻り(社)オープンジャパン代表や役員と支援打ち合わせ。
支援の帰国予定のネパール・シェルパ族の方と連絡を取り合い、チケット手配の準備に入る。

ネパール地震情報…
投稿日: 2015/04/26 投稿者: 吉村誠司の地球日記ブログ
私の在日ネパール人仲間Oさんからの情報です…
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ネパール地震 震源はヌワコット県ゴルカ(カトマンズ北西約80キロ)。

ゴルカ近くの村、シンドゥパルチョック(今日午前の情報で4人亡くなっている)、ルクン、ラソワの被害が
特にひどく家屋は、ほぼ全壊とのこと。(Oさんのニューヨーク在住の義理兄が、シンドゥパルチョックの友人に電話して確認)

イギリス、アメリカ中国インドノルウェーイスラエル政府の援助隊がネパール入りする。

Oさんは支援隊の多くはカトマンズでの活動に入り、村々に行く事は時間がかかるのではと考えている。
村へは山沿いのしっかり舗装されていない道をいくので、崖崩れなどで容易にはたどりつけなく、支援隊、物資などは
ヘリでの輸送が重要になってくるだろう。

村への支援の手はまだ入っていない状態、病院もないので、怪我の治療は自分たちでするしかないだろうとのこと。

これから避難し寝泊まりする場所、食事が心配。
今の季節、カトマンズは昼は日差しが強くなってきて、汗ばむ感じもあるが、夜はまだ寒く、寒暖差がはげしく、
体調面も心配される。

Oさんの実家は震源地から東へ約200キロ行った、エベレスト街道沿いのジュンベシ村の近く。
facebookから。一つだけある村の小中学校は石垣がくずれ、教室にあるパソコンは転げ落ちている。
仏塔や建物の壁にはひびが入っているが、全壊している家はなさそう。

首都カトマンズは水道、電気もつながっている、ネットも使える。ただ大きくはないが余震は続いている。
スーパーマーケットは食料品を買う人の混乱を防ぐため、警察が警備しているとのこと。

古い建物、歴史的建造物はニュースにあるように全壊しているところもあり、その周辺で亡くなっているかたも多数ある。
Oさんの母、姉家族が今住んでいる市内のアルバリ地区では、建築中の建物が一部被害あるが、全壊しているような家はないらしい。

それでも、知人のお子さんが地震の被害で亡くなり、先ほどお葬式に行ってきたとの事。

カトマンズの隣、バクタプールに住む友人によると、水、食料は今のところ大丈夫だが、もっと大きい地震がくるとの噂もあり、家の中で寝る事を恐がり、多くの人が外で毛布にくるまり夜を明かしたとのこと。 夜はまだ寒く、小さな子がいる家庭は大変とのニュースが流れていた。

カンティプールラジオでは、震源近くの村、ボスプール、ダーディン(130人亡くなっていると)、シンドゥパルチョックは被害が大きく、建物はほぼ全壊、中でもゴルカ村は180人亡くなっている。ネパール軍が救援に向かっているが、道が崩れているのか、震災2日目だがまだたどり着けない。 インド政府がヘリで怪我してる方々をインドの病院へ搬送もはじめている。

支援物資などはまだ届いていないようで、地元の警察が食べ物の準備で動いている地域もあるよう。

この辺りのエリアは雪山のふもとにあるようで、夜はかなりの冷え込みが考えられる。
村では水や食料よりも、住む場所の問題が一番にでてくると思うとOさん。

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ネパール地震の被災地支援活動開始します…
ご協力よろしくお願いします。吉村

<OPEN JAPANの緊急支援プロジェクトへご協力お願いします>

郵便振替口座 02250-5-126661
口座名 一般社団法人 OPEN JAPAN
●他の金融機関から 店名 二二九(ニニキユウ)店 当座 0126661
通信欄に「緊急支援」と明記ください。

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『バウの道中記』完売致しました。5月頃に再版予定しております。

お蔭様で『バウの道中記 〜『チベットの死者の書』49日間の物語〜』が完売致しました。

広報にご協力いただいたみなさま、心より御礼申し上げます。
特に、本の中にも登場するテンプルビューティフルの光田菜央子さんがメルマガ等で発信してくださったことで、たくさんの方々にご注文いただきました。なおこさん、ありがとうございます!

そして、更にありがたいことに英訳ボランティアの方が4名申し出て下さり英訳も着々と進んでいます。

バウさんの遺言を受け取った電話で、「もし、本ができたら、ダライ・ラマ法王のメッセージ、もらえるかもしれん。そしたら嬉しいなぁ」と言っていたのですが、それをなんとか形にしたいと思っているのです。

今月ダライ・ラマ法王が来日されている間になんとかお渡しできたらと思っています。

メッセージがいただけるかどうか、翻訳した本をお渡してご確認いただいた上でないと分からないのですが、次回再版の際はメッセージ付きで制作できたらなと思っています。

確定ではありませんが、5月頃再版を予定しています。

決まりましたら、改めてご案内させていただきます。

★ご予約ご希望の方は以下までご連絡下さい。
otoiawase@openjapan.net
※お名前、フリガナ、ご住所、電話番号、e-mailアドレス、購入数、何でお知りになったかをご記載の上ご連絡下さい。

サンプルはコチラから

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4年目の3.11

うっすら雪が積もった朝。

寝坊してしまい、放送10分前のギリギリセーフで中継場所の仮設万石浦団地に着いた。

仮設の皆さんも朝からスタンバイしてくださり、EVから電気を取り出すデモンストレーションから団地のカーシェアの取り組みをNHKラジオの朝の番組でで紹介してくださった。

ベースに戻ると夜中に着いたたまなみ組のみなさんが住吉神社での慰霊のキャンドルナイトの準備にとりかかっていた。

包丁研ぎボランティアのタカさんも朝、ベースに到着し、祈りの時間まで時間があるからと雨が染沁みる箇所の修理に取り掛かってくれた。

助さんは、昨日石巻入りし、相変わらず忙しく動いている。

昼過ぎには大阪からオダさんが訪れてくれた。

それぞれが、それぞれの想いを持って石巻に戻ってきてくれた。

オダさんと食事に行こうと思ったら、どこの店も定休日の看板。

「そりゃ~、そうだよね」

2時46分。

今年も渡波の海で亡くなられた方々へ祈りを捧げました。

毎年、一人で静かに過ごしたりするのですが、今年の3.11は生きている人の心に近づこうと思って様々な取り組みに触れてみました。

市の追悼式典
住吉神社の灯
がんばろう石巻の灯

忘れられない悲しみの中で
少しずつ前にすすんできた石巻の人達

この地で、ここの人達と共に、もう一歩前にすすめるように、明日からも頑張ろう。

先日、ラジオ石巻のパーソナリティの佐藤千代さんと出会い、私のリクエストを受け入れて下さり2日前の3月9日の番組の中で次の曲を流してくれました。

4年目の今日という日に改めてこの曲を石巻の全ての存在に捧げたいと思います。

「Hymn to Hope ~希望への讃美歌/Secred Guarden」

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バウさん、いってらっしゃい!

2月22日、バウさんこと、山田和尚氏が亡くなってから49日目の日、『バウさんのお別れ会』が執り行われました。

祭壇にはバウさんが乗っていたいたのと同じモデルの白色のカヌーが飾られました。
そして、『こころの火』も灯されました。

バウさんの席。
この日は一日、この席に居ていただきました。
この会はバウさんが企画した会ですから、バウさんが主催者ですからね!

1部では、バウさんの資料や映像を展示し、みなさん懐かしくそれらを眺めていました。
(石巻のOPEN JAPAN ベースでこの時設置したバウコーナーを設置予定です。来れなかった方は石巻まで!)

そして、2部がはじまりました。
四万十塾のとーるさんの献杯。

天空オーケストラの岡野弘幹さんの奉納演奏。

司会はBe Good Cafeのシキタ純さん。

しんじょんが作ったバウさんの活動ダイジェスト映像をみんなで観ました。

これがその映像です。

バウさんが最後に遺言で残された2つのこと。

1つめは、山の上ホテルでお別れ会を行い、自分のお気に入りの曲を集まった人たちに贈りたいということ。
2つめは、自分の死を題材として「チベットの死者の書」の解説本をチベットのお坊さんと一緒に作って、多くの方に知ってもらいたいということ。

この日の配布を目指し準備してきた冊子『バウの道中記~『チベットの死者の書』49日間の物語~』がなんとか午前中に会場に届き、無事配布することができました。
この冊子はバウさんが最期に伝えたかったことであり、最後のプロジェクトとして生まれたものです。
詳しくはこちらのサイトで紹介しております。

その冊子に寄稿いただいた作家の田口ランディさん。

同じく寄稿いただき、『チベットの死者の書』について解説いただいた、『チベットの死者の書』を翻訳し日本に最初に紹介したおおえまさのりさん(中央左)

元首相の菅直人さんも駆けつけてくれました。

桑名はるこさんと岡野さんの幻のセッションも実現しました。

全国の市民活動家が一堂に会し、どんな催しでも実現しない、スペシャルな再会がバウさんを通して実現しました。

バウさんがくれた最高のご縁。

この日、ここから動き始めると、

一人一人が改めて決意した。

会の中で、バウさんのご意向通りお気に入りだった(だろう)10曲をご紹介しました。
(だろう)というのは、バウさん自身に選んでいただく予定だったのですが、選ぶ前に亡くなられたので、これまでに道中記などで紹介していたり、直接バウさんから聞いた話などを元に、選んでいったのです。

では、会に参加されていない方へもバウさんからのプレゼントです!

<BOW’S BEST SELECTION>
※クリックすると曲がきけるサイトにリンクします。
※道中記で紹介された内容もリンクします。

Hymn to Hope(希望への讃美歌) / シークレット・ガーデン (道中記1道中記2
一粒の種 / 砂川恵理歌 (道中記
日々 / 吉田山田
Red Rubber Ball / The Cyrkle
What a Wonderful World / Louis Armstrong (道中記
Imagine / John Lennon
ハナミズキ / 一青窈 (道中記
愛を止めないで / 小田和正 (道中記
Puff the Magic Dragon /ピーター・ポール&マリー
The Long And Winding Road / The Beatles

この中でも一番のお気に入りだったのが『Hymn to Hope(希望への讃美歌)/Secret Garden』 です。
これは、バウさんを知る誰もがバウさんの1番だと認めた一曲でした。

この曲についてバウさんは次のようにバウの道中記書いています。

『この曲は、私の現れです。この音を目の前の全てのものに聞かせたいという思いがある曲なのです。いつも山の頂や見晴らしの良い場所で、目の前に現れた全ての山々に、全ての樹木たちに、葉っぱの一枚づつに聞かせて来ました。
私にとってこの曲は、瞑想に入っていくプロローグでもあり、叙事詩でもあり祝詞でもありエピローグでもあるのです。
(【バウの道中記】2008年10月21日 【Hymn To Hope 】)』

会の最後にこの曲でバウさんを次の場所へ見送りました。

バウさん、本当にありがとうございました。
あとは、私たちが動きます。
行ってらっしゃい!

追伸。

会の中で一つ面白いことがありました。
様々な方々が会場に駆けつけてくださったので、曲の紹介の時間を削って参加者の方の話を追加するような進行になりそうになったのですが、その時、映像の上映で使っていた私のパソコンが急にi-tuneを起動させて、Bow Selectionの曲をかけ始めたのです。それが、消そうと思っても全然反応せず、パソコンを強制終了してやっと止めたのでした。オペレーションやってたトシさんは大慌て!

「ちゃんと曲をかけろ!」

そんなバウさんの合図に、私たちはそれまで以上に曲をきっちり紹介するようにしました!
バウさんの確かな存在を感じた嬉しい瞬間でした。

それ以来、私のパソコンは調子が悪いままなのですが、不便だけどなんだか修理したくないような、そんな気持ちなのでした。

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ありがとうバウさん


私達OPEN JAPANの活動の原点である山田和尚氏(バウさん)が2015年1月5日9時17分にお亡くなりになりました(享年63歳)。

バウさんは、特別な日は満月で迎えることが多いと、よく話してくださいましたが、
ご自身の最期も満月の日を選ばれました。

カヌー、STOPフロン、神戸元気村、福井県重油事故、グローバルピースキャンペーン、心の灯、ガストン・ネサーンアカデミー・・・活動は本当に多岐にわたります。

バウさんの活動について詳しくは、こちらのインタビューで紹介されています。
バウさんの人となりも垣間見れる素敵な内容です。ぜひご一読ください。
https://www.caycegoods.com/interview09_01

「人のために動く」という生き方を背中で見せて教えてくれた方でした。
そして、いつもユーモアを忘れず、周りの人を笑顔にさせるとても魅力的な方でした。

私たちは、バウさんの意思を引き継ぎ、一層力強く前に進めたらと思います。

最後に、

現在バウさんの逸話やエピソードを集めています。
もしございましたら、以下のアドレスまでお寄せいただければと思います。
整理して、伝え残せるようなものを作りたいと思っています。

info@openjapan.net
※件名「バウさんエピソード」でお名前、ご連絡先もお願いします。

バウさん、地球や未来のために一生懸命動いてくれてありがとうございました!
あとは、今を生きる私たちが動きますので、どうぞ安らかな光の方に旅立ってください!

※バウさんのご意向により、お通夜・お葬式は行われません。下記の内容で「お別れ会」の実施を予定しております。

日時:2月22日(日)
   一部:13時~15時 どなたでも献花いただけるお時間です。
    2部:16時~ ご招待させていただいた方のみのお時間です。
場所:山の上ホテル(東京都千代田区神田駿河台1-1)
http://www.yamanoue-hotel.co.jp/
問い合わせ先:otoiawase@openjapan.net

平成27年1月7日
一般社団法人OPEN JAPAN
代表理事 吉澤武彦

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