昨日1月22日をもちまして、石巻市の思い出の品展示が終了しました。
僕は7月から旧市役所の担当をしていたので、旧市役所の展示場で最期を見届けるのはとても複雑な気持ちでした。
閉鎖する直前の週末ということで、土日ともに100人以上の来場者がありました。
最終日ということで、NHKの夕方のニュースでも報道されたみたいです。
まだまだ持ち主不明の写真がたくさんあります。
私たちの活動は5月のGW明けからの活動であり、
これまでおそらく何十万枚もの写真を洗浄してきました。
またデータ化も進めてきました。
当初、
作業場の奥に写真が入った段ボールが山積みにされていました。
気が遠くなるほどの量がありました。
絶対に終わらないだろう。と思ったこともありました。
写真洗浄は効率を求めてただ作業するというのではなく、
石巻の皆さんの思い出を丁寧に残していくとても大変な作業です。
泥だしとは違い、とても精神的につらく、気を遣う作業です。
それでも、あの膨大な量を終わらせることはできたのは、
全国各地から来ていただいたボランティアの皆さんのおかげです。
みなさんの力なしにはできませんでした。
本当に感謝致します。ありがとうございました。
また、機器等を提供していただいた企業の皆様、本当にありがとうございました。
今後、我々ボランティアが写真についてどのように関わっていくのかはまだわかりません。市役所と検討していきたいと思います。